つくばの松のブログ一覧

破間川沿いの渓谷を只見線とともにR252で標高を上げていきます。この辺りから先導車が外れペースが上がります。最後尾の私の前を走るのは、私より100ps以上オーバースペックのM4。必死に食らいつきますが無理がありますって・・（汗）。田子倉ダムでピットイン、もう汗びっしょりです！

この時期さすがに残雪はありませんが、広大な田子倉湖の向こうに越後山脈まで見渡せる景色はスイスの山岳エリアを想わせます（・・行ったこと無いだろ！）



少し降りた「只見湖」に立ち寄り絶景をお代わりし、琥珀の只見川沿いを只見線と交わりながら北東へ移動します。信号は殆ど無く、都会の要素は何もない緑に包まれたエリアをのんびり？走るのは時間を忘れタイムスリップしたようです。只見線の撮影ポイントで有名な「かねやまふれあい広場」で日本のスイスと言われる「大志集落」を見ながらまた休み。しかし暑い・・汗

本日のコースは思わずシャッターを切りたくなる絶景ばかりでストップ&ゴーが多くなります。（決して飛ばし過ぎで、このままではお目当ての昼飯処が開店してないからではない！？）せっかくだから「沼沢湖」にも寄って行こうということになり・・

DACHIさんの先導で湖畔の奥まで走らせると素晴らしいポイントに到着！透き通った湖水に気持ちよく泳ぐ鮎を見ながら、暫し日本とは思えないビューに息を呑みました。




R237のワインディングを楽しみR400へ合流して南下します。そろそろ（やっとだろ！）お昼時となった為、昭和村の「やまか食堂」に計ったように開店時間に到着（笑）。しかしこの計画性が功を奏しました。我々の入店後、（猛暑でもあり）店内に長蛇の列、我らが村の食堂はワンオペと知っているお客さん達は文句も言わず無言で並んでいます。勿論、それは美味しいからに他なりません！





4人とも会津名物ソースカツ丼をオーダー。何度か経験のあるsuit-spiralさんから、大盛りの方が良い！とレクチャーを受けオーダー。確かに大盛の方が丼としてのバランスが良く、食してみるとカツは柔らかくてとてもジューシー（フルーティー）でこりゃ旨い。味、量ともに大変満足です！（氏が単なる大食いでないことが分りました・・笑）





目的を達した私は（ちがう！）既にかなり満足しているのですが、とりあえず温泉に入る！という掟に従いR400〜R289〜R401〜R352をぐるりと途中「道の駅檜枝岐」で折り返しトレース。先導車に食らいついていくと「木賊温泉」（とくさおんせん）に到着となりました。河原へ階段を降りていくと小さな小屋が現れます。





地元の方々が大事に維持されている共同浴場で、お布施を入れ入泉。程よく硫黄臭の香る無色透明の硫黄泉で川底から湧き出る露天風呂の名泉を小川のセセラギを聴きながら楽しみます。ホントに最高！



再びR352に戻りエネオスで給油します。山奥の小さなGSはご時世からそこそこの単価なので私は10Lのみの給油としました。（この計算が誤算でした・・）。R121へ入り「道の駅たじま」でドライバーも糖分補給としました。





当日、福島県は記録的暑さ。ガッツリ走って下界に降りてきたこの時間は猛暑MAXでみんなフラフラ。「やまぶどうのソフトクリーム」で生き返るのでした・・



既に500Km近く走っている本日のツーリング。あとは黙って帰路につけば良いと思うのですがそんなメンバーではなく（汗）、R400を下ると塩原から屈指のワインディングR56八方道路へ入るのです。必死に2台のポルシェを追随していると私のB3はフューエルランプが点灯し、無念の離脱となりました。最後にこのステージがあるなら、もっとガソリンを入れておけばよかったと後悔・・（泣）

上河内スマートより東北道へ入ります。本日最後の目的地、高橋餃子がどうやら開いてない？ということになりSAで作戦会議。調査の上、宇都宮の「幸楽」を目指すこととしました。

早晩飯の時間ですが幸楽には行列ができており期待感を煽ります。記帳後しばし道端会議していると呼び出しを受け店内へ。焼き餃子、水餃子、ラーメン（ライスはすでに欠品）をそれぞれオーダーし舌鼓を打ちます。なるほど行列店な上品なお味でした！

クタクタで半熱中症状態の面々、乾杯のノンアルコールは普通のビール以上に骨身に染みる一杯でした（笑）。長かった一日の出来事を暫し楽しく反省会し、食事を終えます。暗いうちから走り出した一日が店外に出るとまた暗くなっていました・・・

コースに、絶景に、走りにと本当に内容の濃いツーリングありがとうございました！まるでプチ海外旅行に行ったような一日で、翌日は時差ボケでした（単に歳で疲れが抜けないだけ？）。几帳面なメンバーの記録データーによると当日の走行距離は700ｋｍオーバーとのこと！

（・・・そりゃ～ガス欠しそうになるわな・・・笑）