ちょんまげインプのブログ一覧

もう２０年も前のハナシですが・・・
当時乗っていたGF8ワゴンがアチコチ不満ばかりで、いろいろ改造を目論む中、たまたま友人が乗っていたGC8のSTI-RAのver.5に乗せてもらって「なあんだ」となり・・・
しかしすでにインプレッサWRXはGDにモデルチェンジしてたので、GC8のRA-STIのver5か6を中古ショップで探すことになりました。
で、カーセンサーを買い、とあるスバル専門中古ショップで４千キロ台という低走行車を見つけ電話すると「実はもう売れてしまいまして・・・。ただ、他にもいろいろありますので是非ご来店ください」という回答。
というわけでそのショップに何度も足を運ぶことになったのですが、その後カーセンサー誌には２か月くらいその売り切れのはずのタマが掲載されていました。
今思えば、客寄せの看板だったのでしょう。
むしろそんなのは今でもよくある話で、インターネット掲載なのにいつまでも売れたはずのものが掲載されたりするというのも耳にします。

さて、実際に店舗に行ってみると、噂通りスバル車ばかりで特にインプレッサばかり。
限定車のソニックブルーのSTI-RAのバージョン４や５や６が何台も、そして他にもふつうのSTIバージョンもゴロゴロ。
とはいえ、ワシとしてはセンターがDCCDでリアが機械式のRA-STIにしか興味がありません。
当時愛読していたインプレッサマガジンでは、インプレッサはFRベースの四駆だから（←間違い）回頭性性がいいとか、コーナーリングではクリップ過ぎたらアクセル全開でリアが出る（←RA-STIの場合）とか、そういうテキトーな提灯記事ばかり載っていましたが、ふつうのSTI（デフはF＝オープン、C＝ビスカス、R＝シュアトラック）だとアンダーが出るばかりで、やはりRA-STIリミテッド（F＝ヘリカル、C＝DCCD、R＝機械式）とはまるで別物。
なので、次に低走行のver.6RA-STIリミテッドに手を付けようとすると、そちらは商談中でおそらく契約になるだろうと。
その時、１台のver.6RA-STIリミテッドが隅っこに置かれているのが目に入りました。
が、ソイツはリアスポがついておらずリアのトランクがのっぺりツルンとしており、もともとトランクリッドやフォグランプカバーに貼られているはずのステッカーが剝がされています。
そしてトランクの中には、未装着のSTIダブルウィングスポイラーがしまわれています。
極めつけは、フロントグリルのピンク色のオーナメントが、なぜか自家塗装で黄色になっていたこと・・・。
そして走行距離は２万キロ。
こんな変なセンスのオーナーだとすると、どんな使われ方をしていたのか分かったものではないし、整備すらオロソカにされていたかもしれません。

なのでその日はいったん帰り、また別の日にその店を訪問してみます。
他のタマはガラリと入れ替わっていたのですが、例の変なver.6RA-STIリミテッドはやっぱり売れ残っています。
うーん、コイツかあ・・・どうしようかなあ・・・ととりあえず見積もりだけ出してもらって、他にピンとくるタマもなかったのでこの日も撤収。

そしてまた次の日にお邪魔してみると・・・
例のver.6RA-STIリミテッドに、リアスポが装着されていました。
うわあカッコ悪い・・・。
しかもリアスポが装着されたせいで、売値が５万もUPしてるのです。
ふうむ、足元を見られたな・・・
しかし他に良さそうなタマがないので、いちおうその車をあちこちチェックしてみます。
すると意外なことが分かりました。
エンジンルームはとても綺麗（まあ、洗浄してるんでしょうけど）
ジャッキポイントは綺麗で、パンタジャッキをかましたような傷がありません。
そして足回りを確認してみると、ショックを外した跡がありませんでした。
整備記録もしっかり残っていて、これは実は極上のタマなのでは・・・？

というわけでコレだ！と契約に至りました。


見てください、この黄色の変なオーナメントと、かっこ悪いリアスポ・・・

結果どうだったかと言うと・・・
前オーナーがオーディオとスピーカーを撤去していたので改めて購入してつけたのですが、なんとドア内部にはびっちりとデッドニングがされていました。
そしてオーディオのシールド（コード）もなにやらぶっといものが残っていて、つまり前オーナーはこんな走りに特化した車を、オーディオカーにしていたようなのでした。
というわけで走行距離は２万キロとはいえ、実に極上車だったのでした。

そのあとにコイツでジムカーナにはまることになるのですが、最初から最後までとうとうサイドブレーキシューは純正のままで済んでいます。
中古は出たとこ勝負ですが、運よく実にいい車が売れ残り、出会うことができたのでした。
あれももう２０年前か・・・

VABと。。。というかスバルの四駆四ドアと過ごす最後の休日。
ワクチンの副反応でちょっとキツいのですが、来週の引き渡しに備えて車内の徹底的な清掃と、めったにしないホイール拭きをしました。
洗車は明日やることとします。

１０年ちょい乗ったGC8を手放す時と違い、今回はあんまり寂しいとか悲しいとか、そういう感傷がありません。
まあこのF型VABはまだ２年半だし、独身ではないしそもそもコロナであんまり出かけられていないためでしょう。
それよりも次の車が楽しみすぎる…というほうが大きいのかもしれません。

かっこよく、そして日常使いにはとても便利で、しかも所有欲を大いに満たしてくれたF型VAB。
でも日常使いのために生まれたような車じゃあありませんしね、それに今後の維持費改造費はとてもワシの資金ではまかないきれません。
次のオーナーに激しく使ってもらいなさい…。

EJ20と共に進化し、EJ２０と共に消える本当のWRX。
通算２１年間、本当にありがとう。

基本的にGWにお出かけなんぞするものではないと思ってはいますが、事実数年前にマザー牧場に行った時は何をするにも大行列、あの１１連休の時には死ぬほどの大渋滞で懲りているところですが、もともと新型コロナで子にとってぜんぜん遊びに行った思い出もないGWというのもアレだったので、お出かけしてきました。

この写真を見てピン！と来た方は、一昔前の神奈川県戦をご存じのジムカーナ屋さんでしょうか・・・。

こう見ると、まるで練習会で準備中のよう。

しかし今思えば、というか当時も思ってましたが、ジムカーナするにもそんなに広くないところです。
おまけに当時は、主催者様がやたらとガードレールに近い辺りにパイロンを置くことが多く、外周で３６０度なんて設定されても恐ろしくてとても回れるものではありませんでした。
それでいて主催者様が朝イチで試走すると、「どうだ！」とばかりにその外周ギリギリのパイロンを３６０度ターンしたり。
狭いスペースをなるべく広く取りたいとか、あまり踏ませないようにして事故をなくしたいという気持ちもあるんだとは思いますが、３６０度とかはなるべくスペースの広いところに設定してほしいものだと思っていました。
もっともその他にも常連サマたちの振る舞いが嫌で、そんなに行かなくなってしまいましたが、そうこうするうちジムカーナ使用ができなくなってしまい。。。

でも同じ県内なのに自分がココに寄り付かなくなったのは他にも理由があって、それは渋滞。
行きは朝早いからまだいいのですが、帰りの渋滞がひどいのです。
ちなみにこの時は、朝早く出たものの例によって圏央道が安定の事故渋滞。
幸い東名から圏央道に入った辺りでその情報を察知し、渋滞が伸びることを予測して１つ手前のＩＣで降りて下道で向かったために事なきを得ました。
圏央道って景色が単調でしかも事故が多いので好きではありません。
そして帰り。
もともとの道路が混んでいるうえに、施設から出るクルマで園内がすでに大渋滞。

（↑画像の下のほうに写ってる車列は退場待ちの渋滞）
なのでクルマがはけるまで閉園から１時間以上、車内で仮眠してやり過ごしました。
渋滞情報では中央道がまっかっか。
圏央道はまだしもその先の東名も安定の大渋滞で、なので橋本から１６号で横浜に帰ることを画策します。
相模湖周辺はずっとノロノロ運転で１５年前を懐かしみましたが、途中から急にスイスイに。
圏央道に流れるクルマが多いのでしょう。
そして１６号は混んではいましたが、渋滞というほどではなく。
さらに246と東名の横浜町田ICに交わる部分も立体交差工事が完了していて、ここもスムーズでした。
まだまだ中央道も東名も大渋滞でしたが、こちらはそのどちらの影響を受けることなくスイスイと帰宅。

ああ、１５年前にこの道路事情だったら、もう少し神奈川県戦にも通っただろうな・・・。
思えば平塚の帰りの国１の原宿交差点の渋滞も、立体交差化で渋滞がちょっと緩和されたし、どうしてこうもヒトが通らなくなってから改善されるかなあ。