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コペン爺のブログ一覧

2013年08月19日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-5

測光方式について

「オート」が「万能・万全」で無いことは理解頂けたと思います。
車で言えば AT車の「D」でしょうか?
スピードが上がるごとに「ギア」が自動で入れ替わりますが
下り坂などでは手動で「2」とかにしますね。
「AT」と言っても「オート」ではないですね。

「オート」で露出を間違える、そもそもの原因は
「カメラが撮影者の意図を理解出来ない」

ことにあります。

カメラの測光方式は
「反射光式露出計」
と言って、
レンズを通して入ってきた光を測って(TTL測光)
結果18%反射のグレーになるように
「シャッター・スピード」「絞り」「ISO」を調整します。
一眼デジでは、測光の際に
「全面測光」するか
「中央部重点」にするか
「スポット測光」にするか

選択することが出来ます。



「全面測光」は文字通り「入ってきた光を全部測光してグレーにする」
「中央部重点」は、撮影する人は「撮りたい物」は中心部にするだろう。という考え。
「スポット測光」は本当に中心部だけを測光。

と色々考えてカメラは作られてますが、どれも不完全です。

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コラム

最近の「ミラーレス一眼」とか「コンデジ」「スマートフォン」では「デジ一眼」よりある意味
進んでいる機能があります。
その一つが「顔認識」。
「顔」を認識して、そこに「露出」を合わせる。
まさに「カメラが撮影者の意図を認識している」とも言えます。

がっ・・・・
これでも問題はあります。
カメラは「日本人の平均的な顔の濃さ」に露出を決めます。
では化粧をした「舞妓さん」を撮ったら・・・顔が黒くなります。
「黒人の方」を撮影したら・・・顔が白くなります。
それでは「黒人」と「白人」を一緒に撮ったら・・・・??

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では「オート」の撮影では露出を合わせることは出来ないのでしょうか?
方法としては「一つだけ」ありますが・・・現実的では無いので省略いたします。

次回は「入射光式露出計」のお話を・・・


Posted at 2013/08/19 06:33:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月18日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-4

露出を決める3つの要素
シャッタースピード

絞り

感度(ISO)


昔のカメラ、レンズにはこのようにダイアル等がありました。
今のカメラにも、勿論この機能は有りますが、ハッキリ表には見えません。


シャッターダイアル


絞り



「オート」で撮影していると意識することは無いですが3つの要素は
どういう関係かを「水道とバケツ」
の関係で説明します。




水がバルブ(筒)を通してバケツに水が流れる状況です。
はじめは「弁」で水はバケツに入りません。

いま「弁」が開いたとします。
水は「バルブ」の中を通り「バケツ」に溜まっていきます。
「バケツ」に水が満杯になったときに「弁」が閉じます。

このとき「水量」が多ければ、水はすぐ満杯になります。
このとき「水量」が少なければ満杯になるまで時間がかかります。

これが「シャッタースピード」に該当します。

では「バルブ」はどうでしょう?
同じ水量でも

「バルブ」の径が「太かったら」やはり水はすぐ満杯になります。
「バルブ」の径が「細かったら」満杯になるのに時間がかかります。

これが「絞り」の働きです。

「バケツ」は何を意味するのでしょうか?
「ISO」と言って「感度」です。
フィルムでは「100」「400」「1600」とか言っていましたがデジカメでも
同じように設定があります。

感度が低い(数値が少ない)ほうが「バケツが大きい」。

つまり感度が低いほど水が溜まる時間がかかる。
感度が高いほど、すぐ水は溜まる。

同じバケツが満杯でも「情報量」が違ってきます。
よく高感度で撮影したのは画像が荒れる。というのはこのことです。
感度が低いとシャッタースピードが遅くなるので「ブレやすい」という
欠点?もあります。

水道をカメラに置き換えるとこういうことになります。



水量は「光量」で明るい(白い)ほど「強く」なります。
バルブは「絞り」で数値が低いほど径が大きくなります。

絞りは「f」で表示されます。

一般的には

F=2.8, 4 5.6 8 11 16 22 32(数値によって径が変わります)

f=2.8



f=8



f=32



ISO(感度)は一般的には

100.200.400.800.1600.3200.6400・・・倍数

になります。

「シャッタースピード数値」と絞「り数値」と「ISO感度」の関係は
密接な関係があり、簡単に言えばカメラの撮影モードで
「ポートレート」「運動会」「遠景」「夜景」「人物+夜景」とかは
この3要素を組み合わせて撮影するようにしています。

詳細は後日に・・・。

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激戦の痕です(笑)







Posted at 2013/08/18 09:42:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月17日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-3

今回は露出補正のお話を・・・

「プログラム」とか「オート」で撮影すると

前回18%反射のグレーより白い(明るい)面積が多いと、撮ろうと思った被写体が露出不足。
                 黒い(暗い)                         露出過度。

になることをお話しましたが、大事なことなのでおさらいを・・・

いま白バックと黒バックに置いた CFを撮影してみます。
両方が入るように撮影すれば、どちらも同じ「濃さ」で写ります。



同じように白バックだけを撮影すると・・・露出不足になりますね。


黒バックでは・・・露出過度(オーバー)


これを撮影前に補正するのが「露出補正」です。

カメラには写真のような「+/-」のボタンとか、スマホなどでは「明るさ調整」とかいう名前で
露出補正機能があります。
勿論フィルムカメラにも露出補正はありました。




各カメラの使い方は説明書を見ていただくとして基本は

明るくしたいときは +(プラス)の方向に+1.0とか2.0とかに動かします。
最近のコンパクトカメラ・スマホでは操作に同期して画面の明るさが変わるようになっています。
それで一番良い位置で撮影します。
こういう部分は一眼デジより進歩しています。

実際に露出補正を動かした画像


先ほどの白バックを露出補正 +1.3 で撮影


黒バックを 露出補正 -1.3 で撮影


+-1.3という数値は白、黒の面積、濃さによって、どこがベストか変わります。
デジカメの良いところは「撮ってすぐ確認出来るところ」です。
色々と補正値を変えてベストを探せばOKです。

きのうの車の前で撮影した写真も露出補正して撮りました。




このように「プログラム」「オート」では「露出補正」を上手に使うと綺麗に撮れます。
そんじゃ~どのように露出を決めているのかは次回のお話で。
出来るだけ優しく・・・・。
Posted at 2013/08/17 10:33:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月16日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室 -2

そんじゃ~「露出」ってどう決めるのだ!!

という前に・・・カメラには「プログラム」とか「オート」という機能が
有りますね。
これが露出を「カメラ任せ」ということです。

そんじゃ~任されたカメラは何を基準に「露出」を決めるかが問題です。

そんでもって・・昔の人は考えました。
人がカメラを持って撮影する「パターン」はどうなってるんじゃろうか??
結論としては「白いところ」も「黒いところ」も「青いところ」も「赤いところ」も
撮るだろう。
とうことは「地球上(空も含めて)」のものを全部混ぜ合わせて、それを「基準」
にすれば、ま~そんなに「間違い」は無いんじゃないか・・・。
と考えた訳です。

結果導き出されたのが
「地球のもの」全部合わせた「色」「濃さ」は

18%反射のグレー

だということです。

18%反射のグレーと言っても「ピン」と来ないですよね(^^
ところが・・・これは売っているのです。

うちのワンコの濃さと比較すると大体どんな濃さかわかると思います。



写した写真が平均して「この濃さ」になるようにカメラは露出を決めていきます。
(どう決めるかは後日のお話)

つまり・・・18%グレーよりも「白」が多かったら「黒くなるように」します。 
     18%グレーよりも「濃かった」ら「白くなるように」します。

カメラは撮影者が何を(どこを)撮りたいのか・・は関係有りません。
カメラに入ってくる「光の量」だけで露出を決めます。

なので・・・よくこういう写真になりませんか??

①窓際で外が明るく人は家の中で撮ると・・・



これはカメラに入ってくる光が18%反射より「白い」ため「濃く」補正しちゃうため「人物」が真っ黒。
結果・・外はまあまあ良いのですが人物は「露出不足」

②舞台写真をオートで撮ると



カメラから見れば全体は18%グレーよりも「濃い」。
なのでこれは「暗いのだ」と思い、明るく写るように露光を多くする。
結果・・・人物が飛んでします。
露出オーバー
人間の目は非常に優秀で、「明るいところ」を見ているときは「瞳孔が閉じ」、
逆に「暗いところ」を見ているときは「瞳孔が開き」・・・どちらも「普通に」見えます。

がっ・・しかし・・・カメラ「瞳孔(絞りと言います)」が撮影時には一定の一つだけです。

なので「写真は」人間が見ている以上に「明るさ」「濃さ」が極端に出ます。

話が長くなってスンマセン。

おさらい・・として

白い車の前で「オート」で撮ると顔は「暗く」写ります。
露出不足


黒い車の前で「オート」で撮ると顔は「白く」写ります。
露出オーバー


嘘だと思ったら・・やってみてください(笑)





Posted at 2013/08/16 18:00:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月16日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室

みなさんこんにちは。
最近、カメラ・写真のことについて詳しく知りたい方、グループの方より質問、問い合わせが有ります。
HPを別途作ればいいのですが、このサイトは写真のアップも楽ですし、「みんカラ」に登録しなくても「覗ける」のでここを使わせて頂きます。

「なんだこりゃ~??」とか「そいつはチャウじゃん!!」とか質問、罵倒大いに歓迎します(笑)

爺さんのボケ防止のための連載だと思っていただければ・・・(笑)

  カメラ編

最近のデジカメは俗に言う「コンパクト型」「一眼レフ型」「スマートフォン」
と多種多様になっています。
全てが同じ機能では有りませんが・・・基本はそうは変わっていません。

よく「コンパクト型」で撮っていて、もっと綺麗に撮りたいので
「一眼」に変えたら「よく撮れない」という話を聞きます。
これは何故でしょうか??
「コンパクト型」のほうが「中身(機能)」が進んでいるということです。
ま~「一眼」のほうが基本に忠実ということでしょうか。

1・・・露出編

そんでもって・・・カメラの基本は
適正露出で撮影する!!






































胸の露出ではありません!!

カメラの値段には関係ありません!
適正な露出で撮った写真



露出不足、過度で撮った写真が「左側」、それを補正したのが「右側」の写真。



露出を「ミス」したデータ(写真)は後で補正しても正常(適正露出)にはならない!

ということを分かってくださいね。

「露出」を合わせるというのが綺麗な写真を撮る第一歩です。

そんじゃ~そもそも「露出」って~のはなんだ???

というのは次回以降のお話で・・・。





Posted at 2013/08/16 10:51:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記

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