「オートルーフ」を作っちゃおうの巻
おさらい。
前回のタイマーIC555の回路図です。
真ん中の四角がタイマーIC555で中の番号が足の番号を表しています。
そして
8番足が電源で12Vが入ります。
1番足がGNDで0Vが入ります。
2番 がスイッチに繋がっていて入力が入ります。
3番 が入力に対しての出力になります。
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今日はタイマーIC555の周りの部品についてのお話しです。
まずは「抵抗」
「抵抗」を分かり易く説明すると
紀州(現和歌山県)の悪代官「○之介」が町娘を手篭めにし
着物の帯を取ろうとしたときに
「イヤじゃ!!」と反抗することを「抵抗」という。
このとき「簡単に」解けるのは「抵抗値が小さい(少ない)という。
帯を何回もグルグル回さないと解けないのは「抵抗値が大きい」という。
わかったかな~・・・田中君(爆)
実際の写真と回路図での書き方はこちら
つまり「抵抗」は電気を通りにくくする働きをすると思ってください。
上の回路図では
R1 100K(キロ) R2 1M(メガ) R3 1K(キロ) が抵抗です。
さていくらで売っているか??
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-25151/
100本で100円・・ってことは一本1円!!
ちなみに抵抗の単位は Ω(オーム)
1000Ω=1KΩ 1000KΩ=1M(メガ)Ω です。
「抵抗」は同じΩでも大きさが色々あります。
今回の回路で使う抵抗は 1/4W(よんぶんの1ワット)という大きさの抵抗を使います。
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つぎに「コンデンサー」
コンデンサーを分かり易く説明すると
人間の身体でいえば「膀胱」のようなものです。
オシッコを貯めておくようなものです(笑)
これも人によって「大きさ」が違うように色々な容量があります。
「抵抗」と違ってコンデンサーには「耐圧」といってかけられる電圧の
制限があります。また「抵抗」にはなかった「極性(プラス・マイナス)
が有るものもあります。(無いものもある)
「コンデンサー」は一時的に電気を貯めておく部品だと思ってください。
実際の写真と記号です。
「電解コンデンサー」と言って「耐圧」と「極性」あるコンデンサーです。
「コンデンサー」の容量を表すのが「ファラッド」。
一般的な使用では「マイクロファラッド」が多い。
上の「コンデンサー」は耐圧が35V容量が47μF(マイクロファラッド)
回路図で見れば C1 10μF C2 0.01μF がコンデンサーです。
さてコンデンサーは幾らくらいなのか??
これは耐圧、容量、材質によってかなり価格は変わりますが大体この位
http://akizukidenshi.com/catalog/c/ccap/
一本10円~50円くらい。
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つぎに「LED」
LEDについてはよくご存知だと思います。
回路上で使うLEDは明るく照らすのが目的ではなく、回路の途中に入れて
動作の確認のために使います。
なので色々な大きさ、色とか有りますが安いので結構。
着ける前はこんなものです。
価格は1本10円~20円くらいので充分
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cr5mm/
回路図上では「右下」の○の中が「LED」を表しています。
一応これで上記回路図に描かれているパーツの意味と働きの説明を終わります。
難しがらずに「じっくり」見て大体の意味がわかれば
他の回路図を見ても少しは分かってくると思います。
ほんじゃ次回は回路の動作を説明します。
ほな さいなら~~~
Posted at 2012/02/07 11:52:14 | |
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