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コペン爺のブログ一覧

2013年08月21日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-7

知っても得しないカメラ・写真教室-7入射光露出計のお話

デジカメはフィルムに比べ「露出誤差」の許容範囲が狭いため
撮影には本来気を使います。
あとで補正をしても正しい露光のものとは同じにはなりません。

撮影モード「オート」「プログラム」ではその設計上誤差が出ます。
これは何故でしょう?
一つは今までお話してきた「とにかく「平均してある濃さ(18%反射グレー)」
より「白かったら黒くする」「黒かったら白くする」でした。

しつこいようですが(笑)

白いところが多いと


黒いところが多いと


<同じものを写しても同じにならない。

もう一つの原因は
「写そうとしているものをカメラの側から測っているから」

メーカーのHPより


写真は「光と影」を写しています。
だったら「写される側」で測れば、後ろの「白」とか「黒」に影響されないのでは。
ということで、よく「モデル」さんの撮影とかで「顔の前でパチッ」とやる「アレ」です。



この方法でしたら「白い服」「黒い服」で露出が変わるということは有りません。

使い方としては
1・・ISO(感度)をカメラの設定と同じにする。
2・・シャッタースピードを設定する。
3・・カメラに受光部(白いの)を向ける。
4・・ボタンを押す。
5・・画面に最適な「絞り値」が表示される。
6・・その「シャッタースピード」「絞り値」をカメラにセットする。

この場合「撮影モード」(後日詳しく)は「M(マニュアル)」です。

Mとは「手動」ということですよ(笑)。

バックに関係なく同じ場所なら同じ数値が表示され
カメラにフィードバック



外部露出計を一般の人は使うことはないでしょうから「露出補正」を
上手に使いましょう。

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フィルムには今でも天候の絵が描いてあり(例)

シャタースピード 1/250 のとき

快晴・・・絞り 16
晴れ・・・絞り  8
曇り・・・絞り  5.6
室内・・・絞り  2・8

と書いてあります。

同じ天候の下で撮影ならMなら空が多かろうが少なかろうが露出は一定です。
「オート」では露出がバラツキます。

ハワイとかで「高価なカメラ」で撮った写真より「写るんです」で撮った写真のほうが綺麗。
スキー場で「高価なカメラ」で撮った写真は顔が真っ黒、「写るんです」で撮った写真は「バッチリ」
よく聞き、見たお話です。

「写るんです」は露出計も無し、完全マニュアルの確かシャッタースピード 1/100 絞り8か5.6の固定(ISO400)。

たまには「オート」じゃなくてお遊びで「マニュアル」で撮ると面白いかも(笑)

ほんじゃまた・・・

Posted at 2013/08/21 06:37:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月20日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-6

知っても得しないカメラ・写真教室-6ヒストグラムについて

コンデジでも最近は「ヒストグラム表示」できるのもが出てきました。
一眼デジでは必ずこの機能は付いています。

名前は見ても「なんじゃこれ?」じゃないでしょうか?

デジタルカメラの写真データは、一つ一つの点(ピクセル)の集まりで構成されています。
写真の中には暗い部分や明るい部分があります。
ヒストグラムとは、どれくらいの明るさの点がどれくらいあるかをわかり易く示した表です。

一番左は真っ黒(照度0)で右へ行くほど明るくなり、
一番右は真っ白(照度255)となります。
縦の軸はその明るさの点がどれくらいあるかを示したものです。

では実際の撮影した写真とヒストグラムを見比べてみましょう。

標準露光



画像の中の「黒い(暗い)ところ」から「白い(明るい)」ところまで綺麗に「収まって」いますね。

では露出不足の写真では・・・



ヒストグラムでは左側(「黒い(暗い)」ほうにグラフが寄っていますね。
本来「白い」部分も写っている筈なのにグラフでは「右側」にデータが出ていません。
これが露出アンダーの場合です。

この場合「露出補正」を +1.0 にすれば標準になります。
(意図的に -1.0 で撮影したので)

では露出オーバーでは



今度はアンダーとは逆にグラフが右側に寄っていますね。
本来黒い部分も写真の中には有るのにグラフには殆ど出ていません。
これが露出オーバーの場合です。

この場合「露出補正」を -2.0 にすれば標準になります。
(意図的に +2.0 で撮影したので)

暗い部分が多い被写体では当然左側に偏りますが白い部分が有れば(小さければ別ですが)必ず白い所にグラフは立ちます。

液晶モニターは暗いところで見ると「コントラスト」がついて「綺麗に」見えますが適正露光とは限りません。
ヒストグラムで見ると「露出不足」ということがよく有ります。

撮影する画像・被写体によって「ヒストグラム」は同じにはなりません。
実際に撮影した「絵」と「ヒストグラム」の関係を「経験」で覚えていくことが大事だと思います。

撮影してみて、ヒストグラムを見て、露出が偏っていたら、「露出補正」をしてまた撮る。

そのうち・・・こういう場合は・・・露出不足になる・・・というのが撮影前に分かってくるようになります。

ほんじゃまた・・・
Posted at 2013/08/20 09:27:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月19日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-5

測光方式について

「オート」が「万能・万全」で無いことは理解頂けたと思います。
車で言えば AT車の「D」でしょうか?
スピードが上がるごとに「ギア」が自動で入れ替わりますが
下り坂などでは手動で「2」とかにしますね。
「AT」と言っても「オート」ではないですね。

「オート」で露出を間違える、そもそもの原因は
「カメラが撮影者の意図を理解出来ない」

ことにあります。

カメラの測光方式は
「反射光式露出計」
と言って、
レンズを通して入ってきた光を測って(TTL測光)
結果18%反射のグレーになるように
「シャッター・スピード」「絞り」「ISO」を調整します。
一眼デジでは、測光の際に
「全面測光」するか
「中央部重点」にするか
「スポット測光」にするか

選択することが出来ます。



「全面測光」は文字通り「入ってきた光を全部測光してグレーにする」
「中央部重点」は、撮影する人は「撮りたい物」は中心部にするだろう。という考え。
「スポット測光」は本当に中心部だけを測光。

と色々考えてカメラは作られてますが、どれも不完全です。

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コラム

最近の「ミラーレス一眼」とか「コンデジ」「スマートフォン」では「デジ一眼」よりある意味
進んでいる機能があります。
その一つが「顔認識」。
「顔」を認識して、そこに「露出」を合わせる。
まさに「カメラが撮影者の意図を認識している」とも言えます。

がっ・・・・
これでも問題はあります。
カメラは「日本人の平均的な顔の濃さ」に露出を決めます。
では化粧をした「舞妓さん」を撮ったら・・・顔が黒くなります。
「黒人の方」を撮影したら・・・顔が白くなります。
それでは「黒人」と「白人」を一緒に撮ったら・・・・??

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では「オート」の撮影では露出を合わせることは出来ないのでしょうか?
方法としては「一つだけ」ありますが・・・現実的では無いので省略いたします。

次回は「入射光式露出計」のお話を・・・


Posted at 2013/08/19 06:33:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月18日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-4

露出を決める3つの要素
シャッタースピード

絞り

感度(ISO)


昔のカメラ、レンズにはこのようにダイアル等がありました。
今のカメラにも、勿論この機能は有りますが、ハッキリ表には見えません。


シャッターダイアル


絞り



「オート」で撮影していると意識することは無いですが3つの要素は
どういう関係かを「水道とバケツ」
の関係で説明します。




水がバルブ(筒)を通してバケツに水が流れる状況です。
はじめは「弁」で水はバケツに入りません。

いま「弁」が開いたとします。
水は「バルブ」の中を通り「バケツ」に溜まっていきます。
「バケツ」に水が満杯になったときに「弁」が閉じます。

このとき「水量」が多ければ、水はすぐ満杯になります。
このとき「水量」が少なければ満杯になるまで時間がかかります。

これが「シャッタースピード」に該当します。

では「バルブ」はどうでしょう?
同じ水量でも

「バルブ」の径が「太かったら」やはり水はすぐ満杯になります。
「バルブ」の径が「細かったら」満杯になるのに時間がかかります。

これが「絞り」の働きです。

「バケツ」は何を意味するのでしょうか?
「ISO」と言って「感度」です。
フィルムでは「100」「400」「1600」とか言っていましたがデジカメでも
同じように設定があります。

感度が低い(数値が少ない)ほうが「バケツが大きい」。

つまり感度が低いほど水が溜まる時間がかかる。
感度が高いほど、すぐ水は溜まる。

同じバケツが満杯でも「情報量」が違ってきます。
よく高感度で撮影したのは画像が荒れる。というのはこのことです。
感度が低いとシャッタースピードが遅くなるので「ブレやすい」という
欠点?もあります。

水道をカメラに置き換えるとこういうことになります。



水量は「光量」で明るい(白い)ほど「強く」なります。
バルブは「絞り」で数値が低いほど径が大きくなります。

絞りは「f」で表示されます。

一般的には

F=2.8, 4 5.6 8 11 16 22 32(数値によって径が変わります)

f=2.8



f=8



f=32



ISO(感度)は一般的には

100.200.400.800.1600.3200.6400・・・倍数

になります。

「シャッタースピード数値」と絞「り数値」と「ISO感度」の関係は
密接な関係があり、簡単に言えばカメラの撮影モードで
「ポートレート」「運動会」「遠景」「夜景」「人物+夜景」とかは
この3要素を組み合わせて撮影するようにしています。

詳細は後日に・・・。

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激戦の痕です(笑)







Posted at 2013/08/18 09:42:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記
2013年08月17日 イイね!

知っても得しないカメラ・写真教室-3

今回は露出補正のお話を・・・

「プログラム」とか「オート」で撮影すると

前回18%反射のグレーより白い(明るい)面積が多いと、撮ろうと思った被写体が露出不足。
                 黒い(暗い)                         露出過度。

になることをお話しましたが、大事なことなのでおさらいを・・・

いま白バックと黒バックに置いた CFを撮影してみます。
両方が入るように撮影すれば、どちらも同じ「濃さ」で写ります。



同じように白バックだけを撮影すると・・・露出不足になりますね。


黒バックでは・・・露出過度(オーバー)


これを撮影前に補正するのが「露出補正」です。

カメラには写真のような「+/-」のボタンとか、スマホなどでは「明るさ調整」とかいう名前で
露出補正機能があります。
勿論フィルムカメラにも露出補正はありました。




各カメラの使い方は説明書を見ていただくとして基本は

明るくしたいときは +(プラス)の方向に+1.0とか2.0とかに動かします。
最近のコンパクトカメラ・スマホでは操作に同期して画面の明るさが変わるようになっています。
それで一番良い位置で撮影します。
こういう部分は一眼デジより進歩しています。

実際に露出補正を動かした画像


先ほどの白バックを露出補正 +1.3 で撮影


黒バックを 露出補正 -1.3 で撮影


+-1.3という数値は白、黒の面積、濃さによって、どこがベストか変わります。
デジカメの良いところは「撮ってすぐ確認出来るところ」です。
色々と補正値を変えてベストを探せばOKです。

きのうの車の前で撮影した写真も露出補正して撮りました。




このように「プログラム」「オート」では「露出補正」を上手に使うと綺麗に撮れます。
そんじゃ~どのように露出を決めているのかは次回のお話で。
出来るだけ優しく・・・・。
Posted at 2013/08/17 10:33:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真教室 | 日記

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