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3日間の二回目テストが終わりましたね。

DAZNでは(4+4)X 3日の配信をやってました。
フジはテレビである以上、枠があるので午後の4時間を3日だけ

もはや、電波は衰退かと思いました。

さて、テスト開幕で驚いたのはレッドブルのサイドポンツーン形状だったのですが
2回目のバーレーンで驚いたのはメルセデスのゼロサイドポンツーン。

1回目があまりにオーソドックスだったので逆にビックリしていたのですが
まじか。。。かっこ悪い。
素人目線でみるとサイドポンツーンって後ろへの気流コントロールするから
あんなに無くなるとどうなんでしょうね。
それより、ポーポイジング対策できていないのに新しいことを導入して、
ひっちゃかめっちゃかになっているので、エンジニアリングとしてどうなんだろうって思います。
頭いい人が沢山いるからいいのかもしれませんが。

それより、今年からシルバーに戻ります。
聞いていたのに、途中までシルバーに戻ったことを気がつきませんでした。
あまりに普通です。

最終日、レッドブルトップタイム。
テストだから当てになりませんが、あれだけ昨年マシンに開発時間を割いていたのにさすがです。

今年のマシンでかっこ悪いと思うのは翼端板。
スクリューを発生させて、後ろに汚い気流を流さないためらしいです。
空気抵抗も減るはずだと思います(旅客機の翼端はあれで燃費が良くなるらしい)

かっこよくなったのはノーズですね。すーっと前に落ちていく形状がいいです。
一時の段差とか、途中でガクンと落ちる形状じゃなくなったのでね。

今年の車はベンチュリーカーなので、どうも低速域でのダウンフォースが少ないようです。
なので中速から低速で回り込むとき、ダウンフォースの変動が大きいのかロックしがちのような気がします。

開幕当初、雨降ったらスピンする車、多そうです。

サスペンション形式の変更も各チームありましたね。
■プッシュロッドはスプリング、ダンパーが上にあるから重心が上がる
そのかわり、セッティング変更が楽

■プルロッドはスプリング、ダンパーが下にあるから重心が下がる
そのかわり、セッティング変更が大変

マクラーレン16戦15勝のMP4/4はフロントプルでしたが、ダンパーとスプリングが垂直になっていたのでそれほどでもなかったですが(ノーズも今と比べれば幅がある)、
今はコイルスプリングじゃないし、シミュレーションで大体セッティングできて持ってくるからプルのデメリットは小さいと思います。

レッドブルはフロントプル、リアはプッシュ。
一時、全チーム前後プッシュだったのですが、レッドブルがカウルを細くしたい
重心を下げたいで、リアをプルにして、他のチームが追従したのですが
今年はトンネルスペース確保したいらしく、プッシュを選択
この辺、空力の鬼才、ニューエイらしいですね。

逆に私はフロントプル(ノーズが低くなった)、リアプッシュが大勢と思っていたのでレッドブルとマクラーレンだけというのはビックリです。

ノウハウが切れていたから冒険できなかったのですかね。。。