
この日は、ミラージュが一日家に居るとの事だったので、O2センサーの点検をしてみました。
最近、ミラージュがアイドリング時に燃料が濃すぎる症状が出ていました。
かと言って、アイドリングがハンチングする事もありません。 ただ、アイドリングから発進するとかぶってしまいます。
おまけに、最近燃費が落ちたまま回復しないそうなのと、排ガスがクリーンで無い為O2センサー点検となりました。
この場合、負圧センサーも疑うべきですが、幸い負圧センサーは納車後すぐに新品交換してあるので今回は原因から除外します。
ISCバルブも、アイドリング不安定等では無いのと、以前掃除済みなので、今回は除外します。
CJ4Aは、O2センサーが外しやすい位置にある事と、コネクターもエンジン部に着いているので、作業はかなり楽でした。
心配していたO2センサーのネジも無事に緩んでくれ、外す事ができました。
早速、センサーの先端を見てみると、結構煤けています。
これはリッチになっている証拠なので、O2センサーが怪しいです。
しかし、この煤を少し払うとキツネ色に焼けた跡が出てきたので最近になってリッチ傾向になったと思われます。
原因は大体予想できますが… 回さないから煤払いが出来ないのでしょう…
これでも一応、ENEOSヴィーゴのみ使用で時々自分が回していたのですがね。
たま~に吹かすと黒煙をたっぷり吐くので、O2センサーがかぶってしまっていたのでしょう。
早速センサー先端をエアーで吹き払い、生きているかどうかの確認の為、ガスバーナーで炙ってみる事に。
案の定、最初は暖まっても反応が薄かったですが、カーボンが焼け飛んだ位から順調に反応し始め、最終には1V程出るようになり、炎から離すと一気に電圧が落ちる事と、再び炙った時に反応がすぐにでる事を確認しました。
これでOKなのかどうかは全く分かりませんが、O2センサーとしてはこのテスト方法が有るようなので多分大体は分かると思っています。
実際、調子の悪いO2センサーはこの方法では殆ど反応しませんでした。
動作確認後、ミラージュに取り付けてアイドリングや発進テストしたところ、以前より随分トルクが出ている感じで、エンストしづらくなりました。 又、排気も体感上クリーンになっていました。
これで燃費に変化があれば良いのですが。
この後、ECUリセット後アイドリングで10分エアコンONで10分又アイドリングで10分放置してみました。
これでアイドリングが850rpm位で安定し、振動も少し減ったような感じです。
次に、GTOのエアフロをチェックする事に。
エアフロの半死には数台見ているので、今回もチェック。
まずは、分解してみました。 中の基盤にはコンデンサーが一個立っていたので(エアフロ電源用)交換決定。 125℃耐熱でしたが、10年も立てば寿命と判断して良いと思います。
次に、ハンダをほぼ全て修正。 センサー部まで分解し、ハンダをやり直してみました。
仮組み立て後、車両に取り付けて水温が安定してから排気臭をかいでみると、クリーンになっていました。 昨日まではマフラー付近に行くと目がしみるほどだったのですが、今回はそんな事はありませんでした。
低速トルクも前と比べて十分に出ている感じで、発進が楽になっています。
加給も、1速で純正ブースト計読み+ラインキッチリまでかかるようになったのでOKでしょう。
なによりも、アイドリング~レーシング時のエンジン自体の音と振動が結構静になったのは好結果でした。
どうも燃調が合わず、回転が少しでも不安定だとヘッドからガラガラ言い出すようです。
ただ、これで時々エンジン始動が悪いのが直るのかは不明。
取り合えず、2台共これで様子見です。
最近分かった事は… タイミングベルト交換時期(10年10万㌔)には、O2センサーとエアフロもしくは負圧センサーと燃料ポンプを交換する事。 ですね。 出来ればインジェクターも。
燃料フィルターは2万㌔で交換しても良いくらいですね。
この日の画像は、GTOのエアフロのコネクター部を取り外した所です。
詳しくは、
愛車紹介→GTO→整備手帳→エアフロ点検・修理
ミラージュは…
ミラージュ→整備手帳→O2センサー清掃&テスト
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Posted at
2011/02/11 01:52:01