
先日分で書いていました、A's Video Converterでのエンコードですが、実際にどれくらいの速度でエンコード出来ているのかを書いていなかったので、この日の分を使って書いてみます。
エンコード環境は、先日分に書いた通りです。
PC:apricotCX R4 CPU:Xeon X3220 (QuadCore) メモリ:2GB グラフィック:intel Q965/Q963
エンコードソースは地デジ相当とBSデジ相当のTSです。
デコーダーは主にATiの物を使用。 オーディオはffdshowが動いていました。
エンコードは、A's Video ConverterのプリセットからDVDを選択。
早速、地デジ相当のTSを1つだけエンコードしてみたのですが、いきなり100fps超えとなりました。
30分物アニメをエンコードしてみると、150fps位走ってくれるので速い速い(^_^;)
ドラマ等は少し遅くなって、120fps位ですね。 それでも100fps超えているので十分速いです。
時間にしてみると、再生時間の半分~三分の一位でエンコード完了してしまいます。
しかも、DVD用なので720×480にリサイズまでしてくれています。
データーサイズは、5.47GBの音楽物(再生時間約1時間)をプリセットDVDモードでエンコードしたところ、1.64GBになりましたので、実用的であると思います。
次に、BS-hi 5.1ch相当をDVDプリセットモードでエンコードしてみました。
速度はやはり地デジ相当と比較すると落ちてしまいますが、それでも80~90fps走ってくれますので十分実用的かと思います。
(これは最後までエンコードしていないので、出来上がったサイズがどうなるかは不明)
512x288 24Bit AVC/H.264 High AAC 48.00kHz 2.0chのmp4をDVDプリセットモードでエンコードしてみたところ、大体300fps走ってくれたので、30分物でも2分位で終わってしまいます。
試しに、プリセットをMPEG-4(DivX)にしてみたところ、600~800fpsで走って、30分物なら53秒で終わりました。
この時のサイズの変化は、39.8MBが207MBになり、拡張子は.avi(DivX4のmp3)となりました。
これだけ速ければ、画質と音がきになるところですが…
数年前にA's Video Converterを使ってATiのcodecで高速エンコードした時は音も悪いし画質もかなり落ちてしまい、携帯電話やPSPで見るならともかく、PCで見るには少し辛いものがありました。
しかし、今回試した結果は上記のような事は無く、音も良いし画質も良いと言う結果でした。
試しに、A's Video Converterで音楽物のTSをDVDモードに変換した後、Windows DVDメーカーでDVD VideoにしPS3で再生したところ、フルハイモニターでも市販のDVDソフトと変わらないレベルを維持してくれていました。
音も、元のTSと比べても大きく差は無く、エンコードによる変化は感じられるもののほぼ問題無いレベルでしたので、十分使えます。
又、A's Video Converterにはフォルダ監視機能が付いているので、P○2からの自動エンコも可能なのかもしれません。 試してないので分かりません…
しかし、全てのTSがエンコード出来る訳ではなく、途中で止まってしまうものや、最初から出来無い物まで色々です。
この辺りはインストールされているコーデックに依存しているようなので、やってみないと分からない…
この日の画像は、地デジ相当のTSファイルをDVDモードにエンコードしている時の物です。
この画像からも分かるように、なぜかCPUを全て使ってくれません(/_;)
4個使ったらもっと速くできるだろうに… 元々、GPUエンコード用なので仕方ないのかもしれません。
一度にいくつエンコードするかも設定できますが、これはCPUのコアがいくつあるかによって変わるそうです。 Quadなら同次変換数4までできました。
4つ一気にエンコードさせても、CPUの挙動は1つの時と変わらないのはちょっと…
XMedia Recodeは4個全て均等に使ってエンコードしてましたが、TSが30fps走るか走らないか位だったので、A's Video Converterの足元にも及びません。
これ、Core i7とかだともっと走ると思います。
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コンピュータ | 日記
Posted at
2011/06/01 15:17:49