
11 月3 / 4 日と,毎年恒例の 近畿大学 生物理工学部 の文化祭である,「 きのくに祭 」 に遊びに行って来ました。

ここはほぼ毎年?行っているつもりです。 何回か忘れて行っていない…
10 年程前と比べると規模が 1/3 程になってしまってはいますが,逆に ステージ 前に行きやすくなっているのは良い事かも。
以前は朝から行っていたのですが,最近は昼過ぎからしか行かない為か一般人が少ない印象。
以前は一般の方の方が多かったのですが,フリマ の規模縮小で一気に減ったように思います。

と,今年行って門を見て初めて きのくに祭 20 周年 なんだと知ったのですが,20 周年記念らしい ステージ イベント 等は無く… これも少し寂しい感じですね。
吹奏楽部の発表は 4 日の午前から午後だったようですが,これも タイム スケジュール 真面目に見ていなかったので見逃すし…
いつも カメラ を持って行き,イベント の無い間には秋の風景を撮って遊んでいるのですが,今年はまだ紅葉には少し早い印象でした。
ですので,撮影は ステージ イベント を メイン としました。 ( 撮禁以外 )
そして,ここ数年は カメラの西本 さんが公式撮影隊として来ておられるのですが,近畿大学 には写真部が無いのか? スタッフ も一応撮影していましたが,コンデジ レベル で写真部とは思えない。
もう一方公式で撮影されている方も居ましたが,こちらは学生さんでは無かったのか,4 日には姿が見えませんでした。
卒業 アルバム 用かもしれませんが…
HP 見ても大阪の近大には写真部あるんですが,生物理工学部は何も情報が無いので不明ですね。
イベント 内容ですが,3 日は 「 よしもと お笑い LIVE !! 」 4 日は 「 yu-yu Live 」 と 「 Let's Try BINGO ! 」 が目玉 イベント であったように思います。
後は,各部の発表となり,中でも ダンス サークル の発表は盛況でした。
ホバークラフト の試乗もできたようですが,パンフレット をよくよく見るまで知りませんでした。
テレ和歌の ニュース ではやっていたそうですが…
校舎内での展示等もあまり無く,一般の人にとっては少し楽しみが少なくなっているようにも思います。
最後に カメラ ネタ を少し加えます。
今回は Nikon1 J1 を 2 台持ちで行ったのですが,高感度と VR が大活躍でした。
やはり標準 レンズ にも VR が必要です。 そして,ムービー が撮れるのはやはり便利です。
なにせ日が落ちると会場が暗いので,ISO 800 でも足らなく,1600 や 3200 は必要です。
ステージ も 照明が少なすぎで,光量は最低限 レベル。 その上に,カラー フィルタ を使い分けるので暗い暗い…
そこで,帰り際に ISO 1600 で校舎を撮影してみました。
ホワイトバランス は AUTO としますが,水銀灯と電球が入り混じった デジカメ 泣かせの シーン です。

Capture NX 2 にて RAW 現像後,ノイズリダクション 「 高画質 (2012) 」 を 13 % かけ,ノイズリダクション シャープネス を落としています。
それ以外は触っていません。

上の画像の中央部を大体等倍にしています。
柱の ディテール が油絵風になっていますが,ノイズリダクション を 「 高画質 」 にすると素直になります。
ただ,「 高画質 」 では全体で見た時の クリア さと抜けが悪くなります。
ISO 1600 と シャッター スピード が落ちている ( 1/10 秒 ) 事を考えると良い方だと思います。
この辺りは現行の デジタル 一眼 レフ に劣りますが,手持ちでここまで ブレ を抑えられているのはやはり振動の無い レンズ 交換式 アドバンスト カメラ の メリット でしょう。
望遠 ( 300mm 相当 ) で,シャッタ スピード が 1/30 以下まで落ちても,VR との併用で手持ちでも何とかなるのは素晴らしいです。
ここで ホワイトバランス にも触れてみます。
J1 はほとんど ホワイトバランス は AUTO で使用していますが,AUTO で問題になるのは薄い夕焼け時の 1 時間程の間だけでした。 ( この時間帯の夕日は色が微妙過ぎて デジタル では色再現がほぼ不可? フィルム でもなかなか出ないので,J1 が悪いわけでもないかも… )

特に,上の画像のような混合光の場合に威力を発揮し,ステージ で カラー 照明を目まぐるしく変えられてもそれに惑わされる事無く ホワイトバランス を合してくれる辺りは見事。
これは ホワイトバランス を プリセット しても,なかなかうまく行かないんです。
合成でもしてるんじゃないか?と思う程に,見た目通りな色再現です。
なぜ今までの Nikon 機でこれが出来なかったんだと本当に言いたいです。
他社が特段優れていたと言うわけでも無いですが,Nikon の AUTO ホワイトバランス は本当に トンチンカン なので,現地 プリセット が必ず必要でした。
それでも,自然相手なのでそのままでいけるはずもなく… 結局は Photoshop や Capture NX 2 で何とかするのですが,これでもなかなか思った ホワイトバランス にならないんですね。 特に夕焼けや薄い黄色。
D2x は D100 に比べれば随分ましにはなっていましたが,外で使える レベル では無かったです。
( D2x はそもそも スタジオ 用? )
動画撮影でも,ホワイトバランス が変な方向に転ぶ事は少なく感じましたが,動画の露出等はまだ詰めが甘い所がありますね。
Nikon1 は大体の シーン で ホワイトバランス は AUTO で使えます。 逆に触ると手動ではなかなか元に戻らない…
ホワイトバランス を気にしないで撮れると言うのは,フィルム 時は当たり前だったので嬉しい限りです。 ある意味,色温度の差が フィルム よりも癖のない画になるのが不思議。
褒めてばかりなのもあれなので,弱点も。
電源が オート OFF なので,しばらく撮らないでいると,瞬間を逃す事がある。
これは V2 で電源 S.W が一眼 レフ と同じ方式になったので,解決したものとします。
暗い シーン では コントラスト AF になる為か,AF の迷いが見られ,ピン ぼけになる事も。
SD カード スロット と電池室が本体下部の為,三脚等を使用した場合に メモリ や 電池交換にいちいち三脚から外す必要があるのが不便。
これは,純正の カバー や,グリップ を付けても同じ。
昔の レンジファインダー 機と同じと思えばそれまでですが,少し改良した機種が有っても良いかも。
やっぱり マルチセレクタ が不安… Coolpix で一度壊れているので,同じ物かと思うと不安です。
J2 では タッチ が変わっていたので,もしかすると変更があったかも。
欲を言うと,高感度 ノイズ を D4 レベル にして欲しい。 もしくは,RAW 現像時に…
出来れば防滴仕様も欲しい。 イベント で小雨等が有った場合不安…
液晶を保護する純正部品が欲しい。 せめて純正の保護 フィルム を出して欲しい。
出来れば,一眼 レフ のような ハードカバー が欲しいです。
結構本題と関係無い事も書きましたが,きのくに祭 ,今年はやっと雨に見舞われずに済んで良かったです。
数年前は台風接近の為,中止でしたからね… 昨年は突然の雨で中断…
この日の画像は,きのくに祭 の 門 ?です。