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2012年11月08日 イイね!

冬支度な オーディオ

冬支度な オーディオ 最近は カメラ ネタ ばかりなので,気分を変えて オーディオ ネタ を書いてみます。


カメラ の事ばかり書いてましたが,オーディオ も同時進行? していたので,最近 ソース が色々変わっています。

以前にも書きましたが,夏と冬では オーディオ 機器の入れ替えを行なっています。
と言うのも,気温が下がり,湿度も下がるので夏の セッティング ではだんだんと思った音が出なくなってくるのです。

そして,冬の醍醐味と言えば… Victor S-3000 Monitor が聴けるようになる事です。
夏場,この SP はかなりの条件が揃う日でなければまともな音になってくれません。 その為,夏場 S-3000 は長期休暇となるのです。

今年は少し早くから,レコード の モニタ をするために S-3000 が活躍していましたが,そのついでにアナログ の色々な見直しと テスト をしていました。

AMP は Victor AX-V5500 のまま,メイン SP を S-3000 にし レコード プレーヤ や カートリッジ を大幅見直し。
Pickering や Stanton を使ってみたり,ターンテーブル を QL-V1 に変更したり…


結局,カートリッジ は レコード 盤の メーカ によって変えるしか無いとの判断に。
全て ビクター の針で行きたいのですが,Stanton の方が バランス 良く鳴る盤もあります。

ターンテーブル は何だかんだで,QL-V1 になりました。
この QL-V1 ,鳴らしていると アーム の取り付け部にある ネジ があちこち緩んでくるのですが,前回の テスト では ネジ の緩みに気づかなかった事から QL-5 が ベスト となりました。
今回は分解整備してからの試聴としました。

現在,QL-5 と QL-V1 を聴き比べると,QL-V1 はかなり繊細で情報量が多いです。
以前からこの傾向はあったのですが,エネルギ 感が無くなりました。 現在ではこの問題も解決し,繊細でありながらも,抜群の エネルギ 感が出ています。
低域の再現も,QL-5 より低い帯域まで伸びている印象です。


と,レコード ばかり聴いていると,CD が聴けなくなります。
そこで,カセットテープ が久しぶりに登場しました。


Victor KD-A6
今回は新入りの Victor KD-A6 となります。
世界初の メタル カセット 対応機種で,X-cut SA ヘッド が特徴です。
X-cut SA ヘッド と言えば,随分前に紹介した Victor TD-4000SA 以来になります。

X-cut SA ヘッド の音の傾向は,カチッ としていて歪み感の少ない非常に元気で馬力の有る音ですが,カセット ではどうなるのか少し楽しみでした。

結果は,TD-4000SA とほとんど同じ傾向でした。
カセット らしくない元気な サウンド で,いかにも ビクター!と言った音。
実際,38 機の TD-5000SA よりも TD-4000SA の方が良いのでは? と思える程に X-cut SA ヘッド は特徴的な音です。
悪く言えば,少し荒っぽく ソース を選びます。 原音再生なら,これくらいでないと楽器の エネルギ は再現できないでしょう? と言わんばかりです。
実際,当時の ビクター 録音の カセット 再生は完璧ですね。

録再共に X-cut SA ヘッド を搭載した機種はかなり珍しいです。 次の時代は 3 HEAD になり,再生は X-cut SA ヘッド ・録音 ヘッド は通常の SA ヘッド となるようです。
最後頃は,メカ を他社と同じ左配置にし,SA ヘッド すらやめてしまいました。


そして,この デッキ で昔 CD を録音してあった カセットテープ を再生すると,これが意外と鳴るのです。 今,XV-A77 で CD を再生するよりも,昔に自分が録音した カセットテープ の方がよく鳴ると言うのはちょっと… なので,CDP も見直す事に。
ちなみに,当時の カセット デッキ は Technics RS-676U でした。 ( 貰い物 )
この デッキ,高音がやたらと良かったのと,Technics らしくない硬くて元気な音で気に入っていました。 ( なぜか ビクター の デッキ と相性が良いようで,当時とかなり似た音が出ています。 )
この デッキ と同じような スタイル で Victor KD-960 がありますが… 年代的には ビクター が 2 年程新しいようです。

当時の録音に使用していた カセット デッキ は覚えているのですが,肝心の CDP は DENON か SONY か… 全く分からないのです。 音的には DENON か…
多分,DENON DCD-1600 だと思います。
SONY CDP-315 に似た機種も一時期使っていたのですが… 小学校時代に使っていた機種なのでかなり曖昧ですが,DENON を壊してしまって仕方なく フリーマーケット で購入し,あまりにも鳴らないので,原型が無くなってしまった機種です。


と,ビクター で当時の音を再現するとなると思い当たる機種は一つでした。

Victor XL-V501 です。

この機種は,兄に XL-V1100 を持ち,少し経ってから XL-Z701 に抜かれた機種ですが,\ 59,800 モデル にしては バーブラウン 製 DAC を搭載していました。
そして,当時流行りだったそうな オプティカリンク・光伝送方式を採用しています。
珍しく,XL-V1100 に並び長岡氏に褒められた機種でもあります。

XL-V1100 同様,デジタル 出力を持たないので,AMP とは アナログ 接続になりますので,AX-V5500 の CD 入力に入れ,アナログ ダイレクト モード で試聴。

DENON と違って,ソース にあまり色を付けてくれないのが少し痛いですが,ビクター 機にしては他社の CD も聴けるようにしてくれています。
なによりも,KD-A6 を少し大人しくしたような元気目の音作りでいて,CD の ザラザラ 感を上手く処理してくれています。
これなら CD も聴くことが出来るかな… でも,もうちょっと色が欲しいです。

面白いのは,AMP と PC を REC OUT で繋ぎ スペアナ が表示できる ソフト で高域を観測していると,通常 20 KHz 位から ダダ 下がりになるはずの所が,時々頑張っています。
主に,エネルギ 感が必要な時に ダダ 下がりになる事を防いでいるようで,これが レコード にかなり似た エネルギ 感を生んでいるようです。

比較に,XL-A77 を DVD-MULTI に アナログ 入力し,XL-V501 と同じ CD の同じ曲を再生し,PC の スペアナ ソフト で観測していると,20 KHz から見事に ダダ 下がりになっています。
XL-V501 では回復反応を見せた箇所でも,下がったままでしたので XL-V501 が特殊な何かをしているものと思われます。
昔から Extended K2 みたいな事していたんですね…

ちなみに,同条件で XL-V1100 も試したところ, XL-V501 と同じ反応を見せましたが,XL-V501 とは少し違った反応でした。

では,何でも補正されるのか? と,試しに 14KHz で完全に頭打ちの音源を CD-R に焼き,再生してみたところ,これは XL-A77 と全く同じ無反応でしたので,無闇に何かしている訳ではないようです。

XL-Z701 も持ってきていたのですが,面倒なので試していません。
これは,Z 系になっている為か,かなり オーディオ 的な音になっています。 オーディオ 的音場感はすこぶる良く,高級な音になるのですが,ビクター にそれは求めていませんし何よりも音の芯はどこに行った?状態に…

この事から,久しぶりに marantz CD-94Limited も出してきたのですが… 何を再生しても同じ音。
ビクター で鳴らない ソース は見事に鳴るのですが,それ意外も全て同じ鳴り方。
出ていない帯域があるのか,S-3000 の ツィーター が上げる悲鳴を久しぶりに聞きました。
特に ビクター 録音は鳴らない。 ので再びお蔵入りに。


ちなみに,XL-V1100 は ソース を選びまくるので,録音が悪いとそのままの音で鳴らされます。
ビクター 録音であろうと容赦無しです。 たかじん の CD など ノイズ になりました…
SONY 録音は SONY の音しか出ません。 コロンビア は録音によっては素直に鳴るようです。

ただ,ピンク・レディー の SHM CD は完璧です。 ( ピンク・レディー INNOVATION )
完璧は Victor XL-Z1000A でしょうが… XL-V1100 の方が型式は偉そうです。。。
この CD はさすがに XL-V501 では本領発揮とは行かず,XV-A77 では普通以下の CD になってしまいます。

こんな CD どうやって再生するんでしょう… 大人しく再生する盤ではなさそうです。
LP でもそうでしたが,ピンク・レディー の録音は ダイレクト・カッティング より激しく思います。
そして,この CD は スペアナ の グラフィック 表示を見ていると 20 KHz 以上も良く出ています。
LP 盤とまでは行きませんが,エネルギ 感の必要な箇所に限って ストレス なく伸ばしているのが分かります。
他の CD では見られない現象なので,プレーヤ を変えたりして何度か確認しましたが,基本は同じでした。

スペアナ は参考程度ですが,とにかく CD とは思えない程の エネルギ 感です。
なんで最近の録音はこうならんのだろう… 今でも出来るではないですか…
でも再生する機器が無いではないですか…  ウッドコーン ではこれ無理です。
SX-L33 ではちょっと上品… DW-77 を入れて元気づけてあげればいけそうですが,小ささが ネック になる。 それほどです。

SHM CD は出た頃から聴いていますが,何となく大人しくなっていて,中域が抜けたように聴こえていたのですが,どうも再生機が悪かったようですね。
やっぱり,XL-Z999EX とか持ってないと ダメ なのかな… 出来れば Victor XP-DA1000A も聴いてみたい。
そう思えた瞬間でした。

でもなんで K2 も DD コンバータ も無い時代の機種に負けてるの?
K2 の始まりから,DD コンバータ 初搭載の機種まで大体は持っていますが,この XL-V シリーズ とはかけ離れた音にしか聴こえません。
なので,XL-Z シリーズ はあまり信用してなかったりします。 XL-V1A は V なのに イマイチ。

残念ながら,XL-V1100 以前の VICTOR XL-V500 は持っていませんので,V シリーズ がこの音なのかさっぱり分かりません。
そして,XL-V1100 にしろ,V501 にしろ,古い機種なので当時の音が出ているとは到底思えませんが,それでも元気に鳴ってくれるのは凄いと思います。


一応…
決して K2 が ダメ とか思っていません。
実際,K2 が無い音は何か基準が振れているような音に感じる事が有ります。
その為,XL-V1100 も出てきては去りを繰り返しています。 この XL-V1100 に K2 を載せた物が,Victor XL-Z1000A + XP-DA1000A だと大歓迎なのですが… 

K2 有り無しを レンズ に例えると,ED レンズ の有り無しに似ています。
レンズ だとこれが味になったりしますが,音楽だと芯が揺らぐのは味になりません。
XL-V1100 や V501 これが上手く補正されているので,割りと聴き続ける事ができます。


相変わらず長ったらしくなりましたが,久しぶりの オーディオ ネタ でした。
スペアナ 画像が無いのは色々加工が面倒な為です。 ご了承ください。



この日の画像は,KD-A6 と XL-V501 ×2 と XV-A77 です。
Posted at 2012/11/09 04:15:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記

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