
少し日が空いてしまいましたが,AQUOS PAD SH-08E の ソフト 周りについて少し書いておきます。
自身,シャープ の フィーチャーフォン も スマートフォン も使用したことがありませんので,その点はご了承を。
まず,便利に思ったのは,クイックツールボックスEX で,過去に開いた アプリ を記憶しています。
バックグラウンド 稼働中の アプリ は表示が変わっています。
この表示の隣には,ミニ ウィンドウ で開く アプリ や,どこでも コピー といった アプリ がいつでも開けるようになっています。


この中でも,どこでも コピー は,その名の通りどこでも文字を コピー することができます。
文字として認識されない ロゴ や画像 データ の部分や,アプリ からでも文字を コピー することができます。
どうも,画像名刺登録機能の応用で,画像文字認識をしているようです。
PDF の ロゴ や ヤフオク アプリ 等の文字として コピー できない箇所で非常に役立っています。
ミニ テレビ は 2ch 実況には良さそうですが,辞書と同じ位使わないですね。
次に,手書き機能ですが,IGZO パネル の特徴を活かした スタイラスペン で色々な場面で レイヤー 方式の落書きができる機能と考えられます。
筆圧感知こそ無いものの,ペン の動きで線の細さが変わるので,慣れると思ったように書けます。
何よりも,スタイラスペン を使わなくとも,スタイラスペン を使ったかのような書き方ができるのが良いですね。
精度が良い為か,指でも ブレ ることなく スムーズ に落書きできます。

又,PDF 上に落書きや メモ を取った場合,PDF で保存することが可能となっています。
画像としても保存できますし,背景を消して保存も可能です。
ペン ツール も豊富で,色も パレット からでは無く,グラデーション 部から自由に選択することができます。 蛍光 マーカ ペン も付いていますし,「書く」 ノート で FIT 機能を使えば手書き文字を罫線内に リサイズ して書き込めます。
この機能は,NetWalker に付いていたものを移植したようです。
元 F900iT 使いとしては,この手書き機能は非常にありがたい機能の一つです。
メール で説明しないといけない場合,写真を撮ってそれに説明の落書きをし,添付して送ると言うことを何回もしていたのですが,それ以降このような機能が付いた端末は,GALAXY NOTE シリーズ 位しか無かったように思います。
いちいち,PC で写真屋さんを立ち上げて編集して添付すると言うことをしなくて済むのは非常にありがたいのですが,もう少し純正のお絵かき アプリ を充実しても良かったと思います。
この辺りは,F900iT は小さい画面ながら良く考えられていましたし,実用性が高かったです。
電話帳 アクセス モニタ と言う機能もあり,電話帳に アプリ が アクセス してくると ブロック してくれます。 LINE 等の対策にはもってこいの機能です。 アプリ ごとに拒否・許可を設定できます。
そもそも LINE 等を入れること… いぇ…
SH ツール の中には,シャープ お得意の名刺読み取り機能や,文字読み取り機能,ネット 辞書などが見られ,どれも実用性が高いのは認めます。
ただ,SmartFamilink では,他社 BD レコ の中身を リモート 再生できるのですが,SONY の長時間録画は音声 コーデック が異なるので再生できませんでした。 DR モード は問題無く再生されますし,ナスネ は長時間 モード でも再生されます。
これは,SONY の長時間 モード は音声が DOLBY になるせいなので仕方ないのですが,出来れば対応してほしいですね。
それと,BD レコ が ネットワーク 上に複数台有る場合,BD レコ を切り替えるには設定画面に行かなくてなりません。
この辺り,SONY のと考え方が違いますね。 家に BD レコ は 1 台しかない前提の設計です。
「書く」 ノート も便利なのですが,コピー & ペースト が使用できません。
手書きのみ対応で,キーボード を出して メモ を取りつつ手書きすることが叶いませんでした。
即 メモ と言う方の アプリ では,手書き文字入力が デフォルト になっているのですが,こちらは基本文字入力専用ですので,「書く」 ノート とは又違っています。
この 2 つを融合したような アプリ を付けるべきです。
ただ,手書き文字を検索出来るのは面白い機能だと思います。
せっかくなので,シャープ 独自 Feel UX の 3 ライン ホーム も試してみましたが,使いにくいだけでした。
現在は,使い慣れた Xperia Tablet Z や Ultra と同じ ホーム を .apk で入れました。
(この辺りは チャーリ 氏から教えてもらいました。)
シャープ オリジナル の変換は少し重いのが難点ですが,外部変換を持っているのは強みですね。
これで,グーグル 日本語変換のように自動更新してくれれば便利ですね。
音源 LSI には,wolfson 製の物が入っているのが特徴となっていますが,ヘッドホン 出力が低いので 600 Ω ヘッドホン (AKG K141) は全く鳴らすことができませんでした。
低域はあまり出さない方向の音です。
wolfson の音は,癖は少ないのですがあまり元気が無いのが何点ですね。 その分 イヤホン では聴き疲れしにくい音作りであり,ヘッドホン や イヤホン を選ぶ傾向がありますね。
Bluetooth では,aptX 対応ですが対応機器を持っていないので,JBL CHARGE を繋いで聴いていますがかなり質の高い音を飛ばしてくれています。
Wi-Fi と Bluetooth を同時に連続で使用しても干渉で途切れることは一切ありません。
ネットワーク 上の FHD を再生しながら,Bluetooth で音を飛ばしても 2 ~ 3 時間問題無く通信できています。
Wi-Fi の掴みも今まで持った機種の中では一番良いです。
他所でも言われていますが,タッチパネル の感度が良すぎて,保護 フィルム レス で使用しているにも関わらず,タップ していないのに,タップ と見なされることが多々あります。
特に水滴が画面に付いてると酷いですね。
このように,改善点はまだまだありますが,Android なのでまぁどうにかなるでしょう。
ハード 的には,スマホ もそうですが本体 デザイン をどうにかして欲しいですね。

最後に,変わった機能で クレードル に F コネ が付いています。
クレードル に乗せると安定して フルセグ を録画することができます。