
昨日からミラージュのキャリパO/Hでなぜかやたらと疲れた上にこの日は雨だった為,休憩としていました。
おまけに,思いつきのOSクリーンインストールをしていた為,睡眠時間が2~3時間
昼から雨が上がっているうちにミラージュのパーキング ブレーキ レバーの引きしろ点検・調整を実行。

フロアーコンソール部のアジャスチング ナットを緩め,ケーブルをフリーにし,エンジンをかけた状態でブレーキペダルを2~3回強く踏み込みペダルストロークが変化しなくなることを確認します。
(ペダル ストロークが変化しなくなれば自動調整機構が正常に作動し,パッドとディスクのクリアランスが正規の値に調整されるそうです。)
キャリパー側のパーキング ブレーキ レバーがピンに当たっていることを確認します。
この作業後,アジャスチング ナットを回してパーキング ブレーキ レバーの引きしろを標準値に調整します。
標準値:5~7ノッチ 〔操作力約196N {20kg f}〕
この作業後はPCのセットアップ続きやらをしていたのですが…
夜になり,KW4氏から入電が… BEATのデスビを交換するから,ライトを持っておいて欲しいとの事。 「あの~…雨降ってるよ」 と言うと 「軒下でやるから大丈夫!」 …(/_;)
「なんでそんな眠そうやねんw」 とか言われて… 「2時間位しか寝てないからじゃね?」 と返して数分後にVIVIOで強制連行(´;ω;`)
KW4氏邸に着いたものの,全くやる気が無く眠いのでダラダラと家から持って行った投光器を持ってKW4氏の手元を照らしてしました。
最近,作業はKW4氏がされるので自分は暇なんですよね…(・_・;)
しかし,なんで連行されたのか… と思いつつデスビ交換に入ると雨が強くなってきたし…
少し場所移動して再開。 自分は見てるだけで眠いのもあって,何も考えずに作業を見守っていませんでしたw

そして,何も考えずデスビをポンと外し,ポンと新品のデスビ装着。 エンジン始動。 かからない。 KW4氏唖然w
少し考える。 もう一回あちこち確認していましたが,結果同じ。

自分も眠いながらも構造を確認。 あ~ね… BEATのデスビはカム シャフトからベベル ギアで90度曲げて付いています。 BEATのデスビはギア一体型です。
これで分かりましたね。 KW4氏にはどう説明しても理解してもらえませんでしたが…
1番の上死点をだして,ディストリビュータの位置も合いマークに合わせて入れるか,外すときの位置を正確に確認して元通り入れないと,ただ付けただけではエンジンがかかるのは偶然になってしまいますね。
しかし,整備解説書が手元に無いので位置出しの仕方が分からない。
点火時期調整用のサービスホールを見つけ,TDCを確認しようと思ったのに,ラインは2ヶ所に有るし… しかも何も書いていないので,エンジン回転方向からみて上死点で有ろうラインにセット。
ディストリビュータ側のポンチ合いマークも,センサーの突起部にセット。
しかし,これでは1番が排気行程の上死点なのか圧縮の上死点なのか分かりません。
デスビを挿入すると,サイレントギアなので勝手に回転します…
その回転してしまう分を調整しながら,装着状態で合いマークが合うように入れたのですが,これが間違い。
とにかく,これで始動すれば当たり。 外れれば,違う方法で上死点を見直し。
もしくは,現在排気上死点かも。
(調べていると,BEATはTDCポイントが1番の上死点を指していないと言う不確かな情報があった為)
結局始動せず,プラグを全て抜いた状態で1番のプラグホールからピックツールを差し込みTDCポイントと見比べながら1番の上死点出し。
すると,TDCの位置は合っていたようなので,デスビ側を確認すると,デスビ ロータが先程取り付けた位置と180度反対向いています。
と言うことは,確率2分の1なのでデスビの位置を180度反対にして取り付ければOKなはず。
(ヘッドカバーを外して確認すればいいのでは?と思われそうですが,ヘッドカバーを外そうとしたものの,パッキンが固着していてとても再使用できそうになかった上,手元に新品が無かったので今回は諦めました。)
デスビを180度回し,取り付けセルを回したところあとちょっとで始動しそう!
と言うことで,デスビを進角・鈍角してみてどちらに振った方がかかりそうか確認。
結果進角方向にギア1山分ズラして装着。
セルを回す… かかった~!(^^♪ 正確には,この微調整を2回ほど繰り返したのですが,まぁTDCが分かっていればデスビロータの位置はデスビキャップの1番と見比べてみる事でおのずと分かりますよね…
あんまり作業意欲の無い時に頼らないで欲しかったのですが,無事に始動して良かったです。
点火時期については後日確認と言うことで,元のレスポンスを頼りに少し鈍角目に調整。
これで無事にBEATに燃料を入れに行くことと,自分が無事に家に帰ることが出来ました(^_^;)
この時点で午前3時(/_;) とりあえずBEATは止まらなくなったものの,チェックエンジンは消えないまま。 これも後日点検。
この日の画像は,BEATのディストリビュータを交換しようとしているKW4氏です。
ディストリビュータの位置に関しては最後まで理解してもらえませんでした…(;_;)/~~~
(VIVIOのディストリビュータの位置合わせは,確率2分の1なのと,合いマークが割りと分かりやすいので今回のような構造とは大きく異なります。)