
この日は毎年恒例の餅つきでしたが,昨晩から分かっていたLPガスホースが無いと言う事態に午前中から対応。
さて,2009~2010年の記事を見返すと2年連続で12月29日に餅つきしていますが,今年は1日早く12月28日となりました。
さて,ここで冒頭で書いた問題発生です。 もち米を蒸す為のお釜用のコンロに使うLPガスボンベのガスが切れているのですが,ミニボンベの充てん期限が切れていますので充てんしてもらえません。
仕方ないので,台所のガス栓からガスホースで引いてくる事にしたのですが,さぁガスホースが無い。
仕方ないので,アルゴン用やガス切断用のガスホースが使えないかとか思ったのですが,内径が細いうえにちょっと劣化が気になると,やはりLPガスなので無難にホースを買いに行く事にしました。
早速,妹に近くの大きいホームセンターに送ってもらい,ガスホースを見ると切ってある分は5mまでで,それ以上は切り売りでした。

出る前に何m必要かは測ってあったのですが,最低7mは必要。
切り売りが無ければアウトでした(・・;) で,8mにしようか10mにしようか悩んだあげく無難に10m購入。 ついでにクリップも購入したのですが,LPガスのホースって高いんですね…
ホースだけでほぼ4,000円かかりました。 都市ガス用はそれの半額近い値段だったのでLPガスの方がゴムを痛めやすいのでしょう。 ホースのメーカはダンロップでした。
これで無事にもち米を蒸す事ができます。
今年のもち米も昨年と同じく,奥出雲から取り寄せたのですがちょっと青刈りだったのか去年ほど綺麗ではありません… 蒸し時間も少々かかり気味で,ちょっと蒸しすぎるとベチャベチャになってしまいます…

毎年,蒸し用のお湯の中に日本酒を入れているのですが,今年は2種類試しました。
結果的は後から入れた方が良く,適度な腰と粘りを出す事ができましたので良しとします。
餅つきと言っても,画像にあるように機械つきなので一人で作業するわけですが,放おっておくと面白くありません。
そこでシャモジで叩いたり,押したりして餅の中に空気を入れふっくらと仕上げるのが楽しみ(^^♪
今年も4臼,2kgつきました。
ついでにこの日は自分の部屋の片付けを実行。
最近,オーディオ機器のテストで部屋はデッキが山積み… これでも半分以下に抑えたつもりだったのですが,AX-V8000をメインに据える事が決まったので他のAMP達は倉庫に帰って頂く事としました。
今回残すのは,DATデッキのXD-Z909とカセットのKD-V731とCD-RのXL-R2010とDVDのXV-A500です。 ゲストとして,QL-V1にも残ってもらいました。
レコーダを多く残したのは,レコードをCDに起こす為と,GTOはカセットしか聴けないのでそれ用です。
ついでに,AX-V8000のフォノアンプを試したかったのです。
AX-V8000は今時,しかもAVアンプとしては珍しくMM/MC入力が付いています。
しかも,このアンプはアナログ入力対してもCCコンバータを効かせる事ができるのです。
(アナログダイレクト選択時はCCコンバータは効きません。)
AX-V8000は内部でA/D変換をして,デジタル処理しているそうなのですが,残念ながらA/D変換した信号は光出力されない仕様です。
その辺りは仕方ないので,アンプからはアナログで出力し,XD-Z909のAAコンバータを使ってXL-R2010でレコードをCD-R化しようと言う計画なのです。
しかし,まずAX-V8000のフォノアンプがどれほどの物なのか気になります。
そこでテスト。
ターンテーブルはVictor QL-V1。 カートリッジはDENON DL103LCⅡ。 SPはVictor S-3000。
LPは「中島みゆき」の「私の声が聞こえますか」と「みんな去ってしまった」です。
この2枚,今まで気持ちよく聴けた試しがありません。 A-X1000でもAX-1100でもダメでした。
最初,カートリッジを落として音が出た瞬間から音が違う事に気付きます。
1曲目がかかり,中島みゆきが歌いだすとそれはもぅ部屋に広がるようなバックに声はセンターに定位して最高に気持ちの良いものでした。
弾き語りのギターの音も生々しくいて穏やかで,ずっと聴いているとまるでCDを聴いているかのよううに静かです。
たまにプチプチと言いますが,レコード特有の雑音は殆ど気になりません。
これが本当にレコードの音なのかと思うような静かでした。
この静かさ,どこかで一度だけ聴いた事があると思ったら,VictorのP-L10と言うプリアンプでした。
このプリはGmプロセッサを搭載したアンプで,当時価格25万円でVictor最後のプリアンプです。
これも持っているのですが,肝心のフォノアンプが死んでいて原因が分からず放置状態です。
しかし数回音が出た事があり,その時の音と似ている気がします。
これも大変静かなアンプでした。
しかし,静かになるとエネルギーが無くなり,音が漂うような鳴り方になってしまうのが普通?なのですが,AX-V8000は元々エネルギーの塊のような音を出すのでこの辺りは問題にする事もありませんでした。
DENONの103系のカートリッジとの相性が良いのか,今まで聴いていた103LCⅡの音とは全く違う音です。
Victorの試聴室でも,現在は103系を使っているようなので古い自社のカートリッジよりも現在も現役の103系でチューニングしてあるのかもしれません。
多分QL-V1も103系用でしょう。 あまりMMとの相性が良いとも思えないので。
この日の画像は,餅つき時のものです。