
以前の更新から少し期間が空いたので,この辺りで少し更新したいと思います。
と言っても,最近は次期作業の準備の為に,毎日作業場の大掃除をしているので大した ネタ ではありません。
さて,最近は オーディオ ネタ もご無沙汰でしたので,BD ソフト の話でも。
と言うのも,今年になってやっと BD ソフト を買ったんですね。
今まで BD は 地デジ 等の番組保存や,データ 保存の為に BD-R や -RE を使っていましたが,ソフト となると DVD でした。
これにも理由が有って,BD の再生機器は SONY しか持っていないからなんです。
ビクター には完全 オリジナル と言えそうな BD プレーヤ は無いですし…
その点,DVD なら再生機器は豊富ですからね。
いくら画質を良くされても,音が アレ なら意味ないです。
と,ここで問題が出てきます。
DVD にしても,BD にしても,ミュージック クリップ 系は面白くありませんし,メリット を感じませんので買いません。 となると,やはり ライヴ でしょう。
映画とかは放送されれば喜んで見ますが,買ってまで見ようと思わない人です。
しかし,ミュージック 系 ソフト は最近の J-POP CD を代表して聴ける レベル から外れます。
希に良いものも有りますが,BGM にはならなかったり… ジャンル が違ったり…
LP ( レコード ) でも,ライブ 盤は大体音が良く,ライブ 感を崩さずに生に近い録音がされている事が多かったです。
それを期待して? 昔 DVD の ライブ 盤を入手した事がありますが,これがかなり残念な結果に。
これは 倉木麻衣 の My Reflection だったので,PV 集も有ったのですがどちらも音・画共に本当に残念…
最初は何かの間違いかと,他の ライヴ DVD も借りたりしましたが,どれも基本が同じで,PCM なのに ドルビー のような音作りにされているのです。
画も大幅に圧縮されている訳では無いのですが,抜けが悪く ピント は合っているものの…
高圧縮の画質を基本にしているとしか思えないのです。
で,DVD は音が悪い メディア なのかとも思ってました。
映像を付けているのが悪いのか… とも思ったり…
発売中の DVD ダイジェスト などの放送を見ても,やはり音も画質も残念な事が殆ど。
ちょっと マシ かなと思っても,ライヴ 感は無くまるで CD を聞いているように加工されていたり,エコー バリバリ だったり,バック バンド が有ってもほぼ無視だったり,声が録れてなかったり,全てに コンプレッサー をかけて レベル が揃えられていたり,声を CD と同じに加工してくれていたり…
低音が バカ みたいに入っていたり…
と,こんな ソフト でも他に ライヴ 盤など無いのでなんとか聞いていました。
時には勝手に加工し直してみた事もありますが,元が無いので バランス が保てず結局聴けない。
それで,ミュージック 系の ソフト は買わなくなっていました。 CD も…
ところが,地デジ で放送していた ミルキィホームズ の ライヴ ダイジェスト の放送を見ていると,画質も音も問題無い レベル なのです。
と言うか,ほぼ加工されていないような生々しさが残っていました。
地デジ では HV 画質でしたが,BD は発売されておらず,DVD のみでしたので ダイジェスト だけの物なのか… ソフト は変わってしまっているのでは?と疑って購入には踏み切れませんでした。
そして,ある日現物を目の前に悩んでいると,KW4 氏が購入すると言うのでその帰りに早速 ヴィヴィオ で見せて貰いました。
KW4 氏の ヴィヴィオ の オーディオ は フロント SP 以外 ビクター なんです。
この システム は聴き慣れていますし,KW4 氏の持っている普通の ライヴ 盤の悪さも出ていましたので信用できたのです。
そこで聴いた音と,映像でこれならいける! と帰り際に KW4 氏から現物を買い取りました。
それが,探偵オペラ ミルキィホームズ 「 Live Tour 2011 Secret Garden LIVE DVD 」 でした。
残念な事に,バック バンド は居らず カラオケ 状態での進行ですし,ステージ も狭いですが ミキサー の音,しかも PA 用の音をそのまま DVD にしたような作りが好感でした。
この手の ライヴ の場合,声だけを後から変更されて上手に見せかけられたりするのも定番なのですが,こちらはそれはせずに元から部分被せで補っているようです。
これも 4 人 + コーラス 的な入れ方なので嫌み感は無く,むしろ聞きやすくなっています。
重要な ソロ パート では被せも取ってほぼ生の ライヴ 感が出ています。
問題は,カラオケ 式なので バック の音が悪くなりがちな事なのですが,これも結構頑張っていて,元の録音がかなり良いようです。
しかし,この段階では曲によって バックバンド の質や音に差があり,音が良く上手 ( 元気 ) なのは数曲しかありませんでした。
それ以外でも,他の ライヴ 盤に比べれば非常に優秀で,BGM としても申し分ありませんでした。
なんと言っても,PA 機器で再生すると凄く合うんです。 こんな ソース 滅多にありません。
難点は,低音が少ない事。 無闇に低域を出しているよりは良いんですが,この低域の カット は会場に合わせたもののような気がします。 まさに ミキサー の音なんですね。
ライヴ は生録中に ミキサー で聴く音が オーディオ としては最高ですが,これを マスター にしてなぜか大幅に作り替えてしまうんですね。
それが元に対して格好良くする意味や,実際に近づけるような エネルギー 感を出す方向にしてくれれば良いのでしょが…
そもそも,最近の PA はちょっと方向がおかしいんですがね。 ライヴ で CD の音を出そうとするのは辞めて欲しいんです。
今は デジタル ミキサー なんで,なんでも自由自在にできるようですが,ちょっと触りすぎ。
それに気づいたのか,本最近は一部で少し改善の方向にあるようですが…
画質も,DVD としては頑張っていて,これも大きく加工される事なく抜けも良いですし,逆光での輝度変化もしっかりしています。
カメラ ワーク も無理の無い範囲ですし,余計な事しないのが特徴ですね。
でも,これっていわゆる 「 安め 」 なんでしょうか? CD のような仕上がりにしないと ソフト として認めないような風潮がありますが,なんで ライヴ で CD と同じにしなければいけないのかが分からない。 しかしこれは「それ」をしていないのだから…
レーベル は Lantis ですが,ここのが全て良い訳ではなくむしろ悪い方が多い気もします。
ここの CD は音が悪いと一部で言われていますしね。
実際,Lantis 自体をあまり信用してはいません。
希にこのような良い ソフト を出す事があるんですよね… ミルキィホームズ の CD も良さそうですし… CD は持ってませんが。
と,今回は これに次いで 「 ミルキィホームズ in 武道館 」 の BD を買ってみました。
発売日に買おうと思っていて,ずっと忘れていて,年末年始の ダイジェスト 放送を見て昔と変わっていなかったので買ってみました。
結果,これも当たりです。 音は PCM 48k 24bit と記載されていますが,本編は全て 48k 16bit でしたので DVD と同じです。
今回は,ステージ が 日本武道館 と言うことで,少し心配していたのですが,低域もしっかりと入れてくれていますし,結局 カラオケ だったようですが バックバンド の音も全て統一されて良くなっていました。 ( 2ch で当日参加の方で ドラム が有ると書かれていたのですが詳細不明ですが,バックバンド についての記載が無いので今回も カラオケ でしょう。 )
画質は,BD の ライヴ 映像が初めてなので比較できませんが,DVD の時同様に抜けも良いですし シャープ です,サイド カメラ さんが良い仕事してくれています。
レート 35M 位いっていました。
と,BD なんですが今回は PS3 ( 3000 ) が AT700 ( BDレコ ) に完敗しました。
と言うのも,AT700 は電源を基本に改造しているので以外な程に差が出てしまいました。
映像は PS3 が コンポーネント 出力 で,AT700 は D3 出力です。
音はどちらも 光 出力です。
PS3 では画が ボケ てしまい,音も PS3 らしい音なのですが,AT700 では画が シャープ で音は カチッ としています。 ただ,画も音もちょっと雰囲気が足りませんね。 柔らかさがちょっと足らないようです。
BD と言えば,BD-R を三菱 Verbatim から ビクター に変更しました。
BD-R も -RE も無くなったので,今回は LTH の ビクター BV-R130E50W にしたのですが,新型になっていて反射面の色がより BD-ROM に近くなっていました。 よく見ると金色なのですが,暗いところだと BD-ROM との差が分かりません。
初期の LTH は完全な金色で,格好良かったのですが音と画質が今ひとつでしたので,Verbatim の BD-RE を使っていました。
しかし,今回の LTH はある意味 BD-RE を越えたと言えます。
無機 BD-R は硬い音が苦手な上に細かい音が減るので嫌いだったのですが,この変は元々 LTH の方が少し良かったです。
今回の LTH では,硬い音はしっかりと入りますし,細かい音も結構入ります。
難点は,少し中域が痩せて広域で ピーク じみた音になる事ですが,BD-RE では又違った癖があったので トータル で見ると今回の LTH の方が好みです。
試しに,BD-RE の ビクター BV-E130EW20 も使ってみましたが,基本は LTH の音に似ています。
しかし,癖は -RE の方が強く出たので,BD-R LTH の方を メイン にしていきたいと思います。
BD-R で良くなると安上がりで良いですね。 LTH は JVC 製なので安心です。
Verbatim の DVD-R 50 枚 スピンドル パック が自社製では無くなってしまったので,DVD-R は三菱化学 ブランド か,ビクター ( 太陽誘電 ) に切り替えます。
Verbatim DHR47JP50V3 を一度使いましたが,記録速度は安定しないし,焼き ムラ が多いし,あげく数週間の保管で DVD-P 再生中に大量の ブロックノイズ が発生しました。
同じ ドライブ で以前の製品でこのような事は一度も発生していません。
今回の記事は主観で書いています。 毎回そうですが,一応。
とりあえずは,音を録音して欲しいですね。 昔の ソース でも悪い物は悪いですが,今は悪いが大半だと思います。 大手 レーベル は大体 ダメ で,弱小なところがたまーに良いの出してますね。
何万円もする イヤホン や ヘッドホン が普通に売れる時代なんですから,ソース もしっかりして欲しいものです。 大体 モニタ SP が世界的に無くなっていると言われている現在ではまずそこからなのかもしれませんが… タンノイ に ビクター S-3000 に似た モニタ SP がありますが,あれは面白そうです。
最近は PA SP は アメリカ のある メーカ に殆ど切り替わってますね。 AMP は…
この日の画像は,ミルキィホームズ の ライヴ BD と DVD です。
BD の表紙がなぜ アニメ 画なのかと突っ込みたい。 内容が ミュージカル 仕立て?だからなのでしょうが… 歌も話の中に入ってくるようになっているので,なかなか面白いです。
MilkyHolmes Live Tour 2011 Autumn“To-gather!!!!”LIVE DVD は ダイジェスト でちょっと微妙だったので…
次は 平安神宮奉納 ライブ が ソフト 化される事を願っています。