
少し前に,愛車紹介の フォト には レビュー を書いていますが,この度農作業記録用用に Panasonic DMC-FT20 を導入しました。
以前までは,Nikon1 J1 で全ての記録を取っていたのですが,防水でも防塵でも無い J1 にこの任務は少し重いですし,壊れると高く付きます。
まして,消毒の記録を取るのに J1 はさすがに勿体ないですからね。
そこで,消毒中や手が汚れていても後で洗える デジカメ を導入する事としたのです。
必然的に,防水・防塵・耐衝撃 は必要になってきます。 タブレット は防水 モデル を使用していますので,気兼ねなく使えています。 Xperia arc は防水では無いので場合によっては持って行きません。
と,防水系の デジカメ も最近は価格が下がり,3 万円を切るどころか 1 万円台で新品が購入できるようになっていますので,無理に防水でない機種を使う必要が無くなっています。
そして,ある時期から防水 コンデジ の ラインナップ も増えているので選べるようになっているのも良い点ですね。
次に機種選定ですが,ベスト は工事現場用の オリンパス TG-1 や TG-2 でしょうがいかせん高価ですし,操作性等に難があります。
アウトドア なら PENTAX WG-2 や WG-3 / WG-10 が有名で,価格も熟れていますが,Optio は数回借りて使用しましていますが画質の面で納得のいかない事が多々あった事と,少し シャッタ ボタン が押しにくく感じました。 顕微鏡 モード と レンズ 周りの LED は興味深かかっただけに残念です。
変わったところで,SONY DSC-TF1 もありますが,SONY の防水は信用し難い面もありますし,Cyber-shot の画質はあまり好きではありません。
CANON PowerShot D20 も出ていますが,高価他に比べ少し高価ですし,CANON は…
富士フイルム FinePix XP50 / XP60 もありますが,これも CANON と同じでどうも…
OLYMPUS STYLUS TG-625 Tough は店頭に有った サンプル 銀塩 プリント を見て避けました。
さて,本命はやはり Nikon COOLPIX AW100 か S30 でした。 Nikon 派としては当然なのですが…
しかし,この AW100 も S30 も Nikon1 J1 を買う際に散々検討して落としている機種なのです。
S30 はまだ良かったのですが,AW100 は価格に似合わない画質と操作 レスポンス がどうしても耐えられない。 そして,COOLPIX では今まで散々失敗しているので最近の更に悪くなった COOLPIX はちょっと手を出したくないと言うところから,せめて S30 か S31 と思ったのですが,ちょっと思った機能が無さ過ぎるのと,ポケット に入れにくい サイズ なので常用になるか疑問になったのです。
そして,消去法で行くと残ったのは Panasonic の LUMIX のみ。
これはさすがに直ぐには決められず,少し悩んだあげくの決断で,DMC-FT20 を購入しました。
これは,DMC-FT4 の安価版で機能や レンズ 構成等が違います。
しかし,この上級機にある機能は特に必要では無いので価格の安い FT20 としました。
実は,この LUMIX DMC-FT1 が出た時から,防水・防塵ならこれしか無いのでは… と思っていたのです。 それだけ コンセプト も デザイン も良かったですし,防水 モデル なのに良く写っていたのです。
元々,この スタイル は COOLPIX S1 から来ていると思うのですが,S1 は実際使った事がありますが正直画質が悪かったですし,それ程良い機種だと思いませんでしたが,LUMIX FT1 は 当時から COOLPIX より何故か良かったのです。 ED レンズ に光学手振れ補正と内容は Nikon 並。
防水 モデル なのに AVCHD も録れましたし,デザイン も カクカク していて良かったので Nikon 派としては非常に羨ましく思っていました。
そして,今回初めて LUMIX を使う事になったのですが,COOLPIX と Optio しかまともに使った事が無い人にとってはなんと使いやすいのだ… と思ってしまいました。
これは LUMIX 売れますね… 何か負けた気がします。 何に負けたのかは知らないけれど… (ネタ
とにかく パッ と出して サクッ と撮っても普通に撮れるのが凄いですし,画角も 3:2 モード が有りますし,日付焼き込みは ネガ 時代と同じ オレンジ 色で小さく入るし,液晶の輝度は自動調光だし,WB は考えなくても結構合うし… 一番驚いたのは フラッシュ がやたらと自然になる事。
Nikon では Nikon1 J1 でやっと日中 スピードライト を自動で使えるようになったと思っていたのですが,この FT20 は更に自然になるんですね。 そして,不満なら再生時に キー 一つで改善できる。
難点は,測光 モード が評価測光しか無いので,スポット 測光等が使えません。
その代わり,スポット AF なる物が付いています。 この辺りの変更も,Q.MENU から プレステ の メニュー のように選べるのは便利です。
操作性に関しては,何故か キー 配置が半分 Nikon と同じなので違和感無く使えてしまいます。
防水機なのに,シャッタ キー は軽く適度な感触を維持していますし,ありがちな ズーム キー は触れながら少し押すだけで反応する適度な感触となっています。
他の キー は誤操作防止なのか少し硬めでこれも良い感じです。
面白いのは,手持ちでは シャッタ スピード が 1/8 秒以下に落ちないようになっています。
これが三脚に乗せると,8 秒まで落ちます。 この切り替えが自動になっているのです。
余計なお世話と思うのですが,手振れ防止の意味からすると,確実性重視とも言えますね。
手振れしないと カメラ が判断すれば,1/8 秒以下に落としてくれるのですから…
暗い分には加工で明るくできると言うことでもあるでしょう。
しかし,ここでも困った点が。 シャッタ スピード と絞り値の表示が リアル タイム では表示されず,シャッタ キー 半押し → AF が合った状態で初めて表示されるのです。
画質は,レンズ 構造の為あまり期待はしていませんでしたが,想像よりかは随分良く,特に色乗りに関しては後から触る事がほぼ要らない程でした。
色がおかしくとも,編集 ソフト 側の自動補正ですぐに直りますし,加工範囲も決して狭くないです。
COOLPIX ではこの辺りが気に入らないので,編集に時間がかかり過ぎていたのでかなり楽になります。
ただ,100 % 表示で見た際の細部の潰し方はそれなりの コンデジ だなと思う レベル で,決して良くはありません。 引いた時の見え方に重点を置いているようで,それはそれで有りだと思います。
Nikon にもこの辺りは頑張ってもらいたかったですね。
と,これが LUMIX FT20 を実際に数日間記録用途で使用した感想です。
何が便利か… 日付焼き込みが オレンジ 色で入るのが便利と言うか一番ありがたい。 白字で入るものはありますが,オレンジ は珍しいのではないでしょうか。
それと,充電器が別に付いている事が良いですね。 予備電池の充電が出来るのは便利。
しかし,あくまで Nikon 派ですので,FT20 は記録専用です。 メイン は Nikon1 J1 に変わりありませんし,ナショ は嫌いです。
この FT20 で撮影した サンプル 画像を
愛車紹介 → その他その他 → フォト → ブログ用 No.030 に数枚載せています。
この日の画像は,Panasonic LUMIX DMC-FT20 です。