
和歌山マリーナシティ にて,2015年05月30/31日に開催されました,(第2回)和歌山ポップカルチャーフェスティバル に両日行ってみました。
※ 正確には,第3回開催なのですが,1回目がプレイベントの為に第0回とカウントされているので,呼び方としては第2回になるようです。
尚,公式タイトルには開催回数は記載されていません。
又,この回では[シーサイドアイドルフェスティバル]が無くなり,Fun×Fam劇場(シアター)を使用した[和歌山アイドルフェスティバル2015]に変更された事で,両日天候に左右されないライヴが可能になりました。 (有料・撮影不可・客席数 200席・20組以上が出演)
そして痛車展示が無くなり,[~ちょっと珍しい~ のりもの展示会] のみとなり,キャルステージ さんと トリイ産業 さんが軽バンのカスタムカーやトライク(3輪バイクのようなもの)の展示をされていました。
イコラストリートでは,[萌えキャラブース]と称して,[ぷりんと戦国学園 (和歌山印刷所)]・[熊野娘道譚 (映像制作会社アクロス)]・[王立サブカル学園 (FMはしもと)]・[高野きらら,阿波野まい (南海フェリー)]・[三巫女 (熊野交通)]・[和歌みなみ (和歌山県観光連盟)©助野嘉昭/集英社]・HOBBY SHOP [プラローグ] さん等(順不同)が両日テント下に出店されていました。

イコラストリート中央付近では,[ローカルヒーロースクランブル×和歌山ジャスティス2015]が両日行われ,地元和歌山は勿論,全国からローカルヒーローが和歌山に集まってのヒーローショーが開催されていました。 (観覧無料)
(ステージ出演ヒーロー出身地 : 兵庫・鳥取・大阪・愛知・和歌山)
(サポートヒーロー出身地 : 大阪・神戸辺り・福島・神奈川・徳島)
黒潮市場前(フルーツ村南側)には,[青空メイド屋台 (メイドカフェ&バーCANDY★POP)]や,和歌山ポップカルチャーフェスティバル オリジナル公式グッズの オリジナルTシャツ(1枚 税込 2,500円) や オリジナルマフラータオル(1枚 税込 1,800円) の販売(共に数量限定)と共にイベントパンフレット等が置かれていました。

又,マリーナシティ全体を使用した[コスプレフェスティバル]も両日同時開催されており,イベント開催中はコスプレ衣装のまま会場内(ポルトヨーロッパを含む)を楽しめるとの事でした。 (要登録・登録料:有料)
メインステージでの,コスプレファッションショーにも参加できるとの事で,会場内はコスプレをした方々と一般の方々が混ざった状態で賑わっていました。 (無断での撮影・転載禁止)
同時に,加太深山砲台跡~マリーナシティをめぐる[コスプレ撮影ツアー]も両日開催されていたようです。 (要事前予約・最小催行人員30名・有料)
メインステージでは,スペシャルゲストとして 5/30(土)には,きただにひろし さん ・ 5/31(日)には,
伊勢大貴 さんを迎えたトーク&ライヴが行われ(両者とも各2回)ました。 (観覧無料・撮影等禁止)

そして,この回では両日共にメインステージでもアイドルフェスティバルに出演してるアイドルさん方が各10分間の無料ライヴを行い,各アイドルさんの物販は時間別にてメインステージ横(海側)で行われました。
ヲタ芸エリアは,アイドルさんライヴ時は当初閉鎖予定だったそうですが,急遽全アイドルさんで開放となり,各アイドルさん毎にヲタ芸エリアでの行動規制が発表されました。 (Fun×Famを除き 撮影等禁止)


ダンスパフォーマンスでは,プラチナスター さん(30日)や,Homise さん(31日)が参加されていました。 (撮影可)

DJ枠では,豚★豚(とんとん)さん ・ おジャム さん ・ ステ さん ・ 4Nno-SK さん ・ 405 さん ・ 黒薔薇 さん ・ NT★萌 さん ・ MOMO さん 等(順不同)が出演されていました。
(30日のコスプレファッションショー時に,急遽約10分間のDJ 493 さんによる時間調整DJタイムが入りました。)

地下アイドル枠(?)では,みのりん さん ・ はじめwこなつ さん ・ あくる さん等(順不同)が出演されていました。

今回,唯一 よさこい での出演は最近人気上昇中の青春よさこい部 [鳴ルコ萌] さんが出演され,アニメ ハナヤマタOP曲 [花ハ踊レヤいろはにほ] と,鳴ルコ萌オリジナル曲である[ステージ☆アオハル]を披露。 (両日出演)
31日には鳴ルコ萌初?となる,振り旗も有りました。 (旗はオリジナルではありませんでした)

そして,このポプカル メインステージの司会・進行は,和歌山ポプカルでは無くてはならないと言っても過言ではない 山本太陽さんが居られる [MAGIC HOUR CAFE (マジックアワーカフェ)] (以下:MHC)の皆さんです。
加えまして,今回もメインステージサポートコスプレイヤーとして [如水塾] の皆さんが会場を賑わしてくれました。
1日目は,MHC さん・如水塾 さん共にワンピースのコスプレで,2日目はMHC さんは通常のコス・如水塾 さんはNARUTOのコスでした。

今回,メインステージのタイムテーブルに追加された内容に,[ウォーターパーティ]と言うものが有り,これが楽しみでした。
夏前と言う事で,USJの[ウォーター・サプライズ・パーティ]をそのまま真似たようなものとの事でした。
ウォーターパーティにおける注意点等の説明はウォーターパーティ開催前に行われ,2日目はオープニング挨拶の代わりにウォーターパーティについての説明とデモが行われました。
要は,ヲタ芸エリア内においての水鉄砲やバケツによる水の掛け合いです。
ただ,ステージ上に向けての水鉄砲等の発射は禁止で,なるべくステージ上手・下手向きでの打ち合いにして欲しいとの事でありました。

又,MHC さん他関係者はステージ上からヲタ芸エリアへ向けての発射やバケツによる水の放水が可能との事。
以上を今回の和歌山ポップカルチャーフェスティバル(以下:和歌山ポプカル)における大まかな説明とします。
(間違いや,次回での変更等があるかもしれませんので,必ず公式サイト等で確認してください。)
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この和歌山ポプカル,なんと言ってもステージと客席(ヲタ芸エリア)が一体となって楽しめる事が一番の良さかと思います。
アニソンDJや,地下アイドルさんのライヴでの盛り上がりは他所ではあまり見ることのできないような楽しい雰囲気に包まれています。

そして,その盛り上げに一役も二役も買っているのが,山本太陽 さん(MHC)でしょう。
MHC の他の皆さんや 如水塾 さんと共に,場の雰囲気を少しでも盛り上げ,その場に居るみんなが楽しめるようにと,常に各所に目を配っておられるのが印象的です。
ヲタ芸エリアと言う事で,入りづらそうにしている方に声をかけたり,背中を押してあげたり,時には強制連行(無理矢理ではないですよ)してみたり。
女性の方も存分に楽しめるように,ヲタ芸エリア内で試しに男・女を上手・下手に分けてみたりと,その働きと何よりも,ご本人が非常に楽しそうに会場内を走り回っておられるので,周りも見ていて気分が良くなるのです。

関係者一同がイベント参加者と見えるように振る舞う事で,ステージとの壁や温度差と言う物が無くなり,その場に居るみんなが同等の立場で楽しめる雰囲気つくり。
ヲタ芸エリアも,狭いと思われたら直ぐに拡張して,一般の人も入りやすくしてくれる。
今回は,ヲタ芸エリアへの出入口が上手・中央・下手の計3箇所になった事で,より一般の方も入りやすくなっていた気がします。
以前は,いかにも特別な場所で,一度入ると出る事ができない雰囲気が有ったので躊躇されても仕方なかったと思います。
ヲタ芸エリアは元から大きく取っておいて,中央の花道も広めに取り,椅子席をアーチ状に並べて全体から見渡せるようにしてあげるともっと見やすいし,ヲタ芸エリアも充実すると思います。
現状で椅子席から見た感じですと,椅子席における前後が狭くて移動できないのが難点です。
後方が空いているのですから,もっと広々と椅子席を確保して,全体の見通し自体を良くすると座っても見やすいかと思いました。
農協や,地元の祭りでは積んであるコンテナを各自取ってきて好きな所に置くのが恒例なので,自然とアーチ状の配置で,前後も結構空いています。
ある意味,椅子はセルフサービスでも良いのかもしれませんね。
見ている限り,座ってる人少ないですし。 (座りにくいからだと思います)
ヲタ芸エリアの目の前の椅子席は殆ど前が見えない上に,柵前移動が大変なので,椅子配置はまだ随分と考慮の余地がありますね。
そして,2日目のタイムテーブルでは,出演アイドルさんが多かった事も有るのでしょうが,アイドルタイムが連続であった為に,メインステージと言うよりはアイドルフェスティバル状態でした。
これは,アイドルさんに興味がない人には結構苦痛な時間で,急遽アイドルタイム間にMHC さんがじゃんけん会を数分間入れてくれましたが,タイムテーブルに無い事なのでそれ程時間も取れずに少々空回り間が拭えませんでした。 (気づいてくれたのは嬉しいですが)
ただ,アイドルタイムは1組10~15分であった為に,ほぼほぼダイジェスト感覚で多くのアイドルさんを観る事が出来た事は大きな意味があると思いました。
上記の都合もあったのか,2日目のウォーターパーティは1日目予定の8回に対して,2回とかなり少な目。
しかも,午後からはウォーターパーティ無しと言う状態。 (1日目は,都合計7回のウォーターパーティとなりました)
当初の発表では,ウォーターパーティはタイムテーブル以外でもいきなり始まる事があると期待させてくれていただけに,間に全くサプライズウォーターパーティが入らなかったのは残念でなりませんでした。
苦肉の策か,2日目最後の出演DJ全員によるバックトゥバックタイム時にウォーターパーティを同時開催すると発表がありました。
これでも,予定終了時間を30分以上押していたので仕方なかったのかもしれません。

改善点は多く見当たりますが,それもイベントの醍醐味です。
改善して欲しいと誰も思わないようなら,そのイベントは既に終わっていると思っていいと思います。
和歌山ポプカルは,タイムテーブルでの撮影可不可においてもTwitterのTLにおける要望を即座に反映して,ほぼその日に改善タイムテーブル(撮影可不可表)を作成してくれました。
さすがに配布用は間に合わなかったようですが,撮影可不可タイムテーブルをステージ付近に何箇所も張り出してくれたのは大変ありがたかったです。
配布用タイムテーブルも,シンプルでありながらアイドルフェスティバルとメインステージと物販の被りが分かりやすいように工夫されていましたし,パンフレットとタイムテーブルを完全に分けてくれている点も非常に見やすかったですね。
こう言う事は,他所さんも努力して欲しいところです。
見難いタイムテーブルを配布している所は,自分達で一度そのタイムテーブル(パンフ)で行動してみてほしいものです。
撮影禁止時の対応も,MHC さんや 如水塾 の皆さんが看板を持って見回り,知らずに撮っている人にはその前に撮影禁止の看板を出して対応するスタイルもなかなか良かったです。
コスプレ状態で回っている事もあって,威圧感も無いですし,相手も素直に言う事聞く姿勢になります。
いかいもスタッフしている方だと,どうしても場の雰囲気が損なわれますからね。 物々しい雰囲気とでも言いましょうか。
とにかく,MHC さんや 如水塾 さんの言う事は皆さん素直に聞いているようで,注意等もスムーズであったように思いました。
やはり,前に立っている人や,スタッフも楽しんでいるイベントは見ている方も楽しくなるものです。
一歩間違えると,スタッフや前だけが楽しいだけのイベントになるのですが,そこが絶妙ですね。
とにかく,中に入っていくと別世界に楽しめます。

いっそう,DJタイムに合わせて,和歌山らしく餅投げでもしてみてはいかがかと。
次回は,アイドルさんも巻き込んで何かやらかしてくれると嬉しいですね。
今回も,アイフェス出演以外の方々(一部除く)はウォーターパーティでステージから水撒いたりしていたので,もうちょっと頑張って欲しい。
せめてFun×Famメンバー位は使ってもいいでしょう。 (相当期待されていましたよ)

拡張するならば,アイドルやアニソン等を知らない人でも楽しめる何かをちょっと追加してみても面白いかもしれませんね。
今回,アイドルさんとアニメ系を混ぜても問題なかったと言う事もありますので。
無理に追加すると,浮いてしまって意味なくなるのでこの辺難しそうですけどね。

今のところ絶妙なバランスで楽しめるイベントになっているので,是非継続して欲しいものです。
そして,このようなイベントが和歌山の各所で増える事を期待しています。
和歌山らしいイベント,もっと増やしましょう。
今回の和歌山ポプカルの画像は,以下のURL先に多く掲載しています。
(みんカラ内のフォトアルバムへ飛びます)
30日 :
https://minkara.carview.co.jp/userid/622131/album/19874/
31日 :
https://minkara.carview.co.jp/userid/622131/album/19879/