2014 J1-GP第3戦 美浜サーキット

神戸からの援軍が、高速道路の事故渋滞に巻き込まれて、走行開始直前に滑り込んだ今回。



サーキットから、コースの紹介を受ける面々。


さあ、パワーステアリングの懸念も消え、1年振りにまともに走れそう。


ところが、またもやリターンホースが抜けました(泣)
加締めを解いて、上下共にクランプ締めにしたのですが、駄目みたいです・・。


ホースはサーキットで、苦労してクランプを再度締結したのですが、オイルが無い・・・。
持って出ようと、ちらっと脳裏をかすめたのですが、「まさか。」と・・。
エンジンオイルを入れると粘度が高そう、ブレーキオイルを入れるとホースが膨潤しそう。最悪は、お茶でもOKとはオートメカニックの伝説ですが、そうも行かず、サーキット事務所にRESPOもなく・・。
結局、ガレージに戻って手持ちのパワステフルードを入れました。


当然、リザーバタンクはすっからかん。1500cc以上入って、定量になった・・・・のですが、おかしい、アイドル続けてもパワーステアリングが効きません！

おおお？必死で据え切りしてエア抜きしても、エア抜きしている音がしないでは？

①まさか、ポンプが焼き付き？しかし、それならサーペンタインベルトがエンジンのアイドルを許さない筈だが・・。
②まさか、ポンプのベーンがスロトッとに引っ込んだまま固着している？しかし、何枚もあるのに全部？あるいは、液体の中で衝撃波が走り、ベーンが曲がった？神戸のTAKE-Mのご主人はそういう経験があるそうだ。
③まさか、ギヤボックスのロータリーバルブの中のとーションバーがねじ切れて、ポンプ圧力のかかったオイルを切り替えられない？

しかし、かいまんさんの修理履歴を見ると、リターンホースの途中にオリフィスが入っている（確かに、TAKE-Mご主人も言っていたように、ホースの中のオリフィスを固定する細い加締めが途中にある）ので、高回転で回すと、パワステリザーバーの中に戻る大量のオイルが泡立って、キャップの孔が詰まり、エアが抜けなくなり、リターンチューブ側に抜けたいのに、先のオリフィスで圧力上昇してホースの抜けに至るのだろうか？キャップから漏れたオイルの跡もあるし。

真実は如何に？