2018年11月15日
私が昔読んでいた雑誌は、
OPTION、OPTION2、REVSPEED、ヤングバージョン、CARBOY、ロード&スター、RX-7マガジン、CARトップ、ベストカー
です。
1999年頃は毎号ベストモータリングビデオを買ってました。
最近はネットでインプレッション記事や動画を見ています。
それらの車のインプレッションは参考になるか?
という話です。
車のインプレッションで今までにこの人は信用できないと思った人は居ないんですけど(信じやすい性格)、
個人的に信用できるなと思うのは、
1、車の運転が好な人
好きじゃないと何が良くて何が悪いかすらわからない。
運転=単なる作業でしかないから。
基準が楽かどうかくらいになってしまう。
2、運転経験・知識が豊富でドラテクがある人
運転経験が少ないと比較対象が少ない。(私の比較対象(基準)は今まで乗って来た自分の車)
知識が無いと説明もできない。
ドラテクが無いのはもってのほか。
限界付近・限界超えの挙動の感想も欲しい。
居ないとは思うけど、フル加速が怖いとか、AT(MT)しか乗った事無いとか、FF(FR・MR・4WD)しか乗った事ない人は不可。
(楽しさ的な意味で)それが最高でその上が無いからその範囲内での話になる。
私もフェラーリ等運転した事が無いので狭い範囲の事しか言えないけど。
3、悪い所は悪いって言える(嘘をつかない)人
メーカー等からお金を貰ってる評論家も多いと思うけど、
悪い所を悪いと言わなければ良い車だと思ってしまう。
本当に良い車の記事も信用できなくなる。
メーカーからのNGやコンプライアンスもあるし、
メーカー信者からの叩きとか炎上もあり得るからあんまり思った事を言えない世の中になってるけど、
気に入らなかったものは気に入らなかったと、だめなものはだめと言って貰いたい。
自分のセンスでかっこ悪いと思ったらかっこ悪いと言って欲しい。
素直に感想を言う事は悪い事ではない。
それはその時思った事なんだから嘘ではない。
あとから見慣れたらかっこ良くなってくる事もあるけどね。
ファミ通クロスレビューでも良い点ばかりつけて悪い事言わない人が居ました。
やはり4点とかつけて文句言ってる人の方が信頼できる。
4、自分と好きな物(FRとか)・感性が近くこだわり・好みを持ってる(共感できる)人
その人の好みを知った上で参考にしないと、全然楽しくないじゃないか!となる。
ちなみに私がS2000(AP1)を試乗した時のがっかり感はこれ。
土屋さんが楽しいと言っていたけど全然普通車だし下のトルク無いし全然楽しくない!
土屋さん回して楽しい人、私は低・中速トルクが太いのが好きな人でした。
それ以外はだいたい好みは近いと思うけど。
という事で私はベストモータリングの人たちは信頼してるかな。
信頼できないのはメーカーが依頼して作った広告用のインプレッションみたいなやつ。
土屋さんの公道インプレも良い事しか言わなくてだめだったけどね。
Posted at 2018/11/15 11:22:58 | |
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2018年09月29日
■スポーツカー以外は楽しくないのか?
否。
パッケージングだけを見て想像でいいなーと言っているが
しかしパッケージングが全てなのか?
否。数値だけでは計り知れないものもあるだろう。
実際はメルセデスベンツやアウディやレクサスなどのセダンでも楽しいのかも知れない。
R32スカイラインのドアが2枚増えたらつまらなくなるなんて事は無いだろう。セダンでも楽しいだろう。
4ドアクーペ、4ドアスポーツカーもあるだろう。5ドアスポーツカーはヨーロッパで多くWRCでも活躍したし。
もしお金があって乗り比べられたならアルピーヌよりもベンツが気に入ってベンツを買うなんて事もあるかも知れない。
■目からうろこ
スペックだけ見たら、えー!ってなる車でも、乗ってみたら凄い!という事がある。
BMW118iなんかがそれだ。重いし数値的にもパワー無いだろうと思ったけど乗ってみたら重さを感じないし加速が良い。
現行ヴィッツ前期だってオートマチックトランスミッションの出来が良く、静粛性も高い正に高級車であった。乗ってみなければ知る事は無かった。
■もしお金があったら
もし自分がお金持ちだったら買える車の範囲が広いなら高級外車も試乗して本当に気に入ったドライビングプレジャー車を買うだろう。
それがフェラーリなのかBMWなのかレクサスなのか中古の初代NSXなのかはわからないが。
■毎日の楽しみ
私は毎日エンジンとの対話を楽しんでいる。
日常時に使う中速域のトルクが太いと対話も楽しい。
カローラスポーツハイブリッドのスポーツモードもアクセルレスポンスが向上してドライビングプレジャーを感じられる。CVTでもMTのような楽しさを得られるのは良い。
たまにアクセルを踏み込んで加速フィーリングも楽しむ。カローラスポーツハイブリッドもそれが可能だ。
■数値通り
数値だけでは計り知れないと言ったけど、数値通りの事もある。
1つは重量。カローラスポーツハイブリッドの下級グレードのGX。
上級グレードなら1400kgで225だから重さを感じず曲がるかもだが1370kgで195のタイヤだ。
試乗時にコーナー横Gをかけたらスキール音が鳴り響いた。
これは重さを感じずにはいられない。
自分はこのグレードでもいいけどスキール音と共に曲がっていたら
対向車がびびりそうだしタイヤのたれとかあるかもだから
やはり自分にはこの車に195では足りないだろうか。
もう1つは駆動方式。
これはどうがんばってもFF車で後輪駆動のドライビングフィールを味わう事はできない。
カローラスポーツに乗り換えた場合MRのドライビングプレジャーが失われる。
が、引き換えに乗り心地、静粛性、乗員数、荷室、燃費等、数多く得られる事があるので妥協。わがまま言っても売ってないものは売ってないのだから。
■乗れば都
自分が楽しければスポーツカーだ。なんて意見もある。
上を知らなければ幸せという事もある。
新車が買えなければ中古車を買えばいいのである。
いくら車の運転が一番の趣味だからといって自分の時給で身分不相応な車に乗るのは不可能。
そうそうすぐに買い替え等できないのだから買える範囲内で最高のものを買いたい。
Posted at 2018/09/29 15:29:40 | |
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