ita323iのブログ一覧

とにかく、第一の感想は「道具として使えない。これからどうやって生活すれば良いんだ」と言う後ろ向きなもの。

前が見えない。
横も見えない。
後ろも見えない。
後部座席がないから車内の圧迫感が凄い。
荷物が載らないし、灯油を買いに行けない。
横幅がありすぎて乗り降りしにくい。
センターコンソールが広すぎて車両の端に座っている気がする。

高い金払ってやっちまった感が強い。
素直に3シリーズを買うか何も買わない方が良かったかも。

オープンカーなんてセカンドカーにするものだ。
そうでなければ、たまに乗れればいい。

何にでも効率を求める人間がオープンカー1台で過ごそうと言うのは、ナンセンスだ。
寄り道は余裕のある時にするものだ。


ジャーナリストはZ4の感想として、ステアリングがダイレクトとか、足回りが云々とか、エンジンが云々とか言っているが、BMWに乗っている者にしてみれば「BMWなら当たり前」のことばかりで、特にZ4がどうのと言う話ではない。
通常の使い方をする限りでは走行能力は3シリーズと大して変わらない。
むしろデメリットばかりで、余分な金を払って機能が少ないものを買うなんて愚の骨頂だ。

オープンカーに乗りたければ、4シリーズのカブリオレを買えばいい。
が、凄い値段でとても買えない．．．これも800万円だったが．．．


で、早速準備していたドライブレコーダとレーダー探知機を着けようとしたが、湿気が多いし、内装が豪華で剥がすのに躊躇してしまった上に上記のこともあり何となく中止。

とりあえず、ヒューズボックスの説明用紙をスキャンして画像にしてみた。
その気になったら常時電源やIG電源を調べよう。




超初期の感想をつらつらと。

・雨が降るとドアミラーが見えず、安全上の問題がある


この写真は停車している状態だが、雨の中を走り始めるとAピラーから流れ出た水がサイドウインドウをジョロジョロと流れる。
その場所は運転者の目とドアミラーのちょうど間で、ドアミラーが見えなくなる上にそもそもドアミラーがヒーテッドではないのか水滴が全く取れない。

じゃあ、実際に振り返って確認しようとすると、

ああ、何も見えない。

とりあえず超ガラコを全ウインドウに塗りたくっておいた。


・雨が降るとサイドシルが汚れる

サイドシルの幅が広く、接触せずに乗降することは難しい。

写真のように汚れていることを知ったのは何度か乗降した後で、ズボンのふくらはぎ辺りが汚れまくっていた。
スーツでは乗りたくないし、頻繁に掃除が必要だ。


・タイヤが無意味に太い

オプション装着の展示車両を購入したので、フロントが255/35 R19、リアが275/35 R19と、自分は一生履くことのないと考えていたタイヤサイズ。
200馬力ない車両に275って．．．


ちなみに、Z4はスポーツとMスポーツではない「素のグレード」のみランフラットタイヤ。

この車両のタイヤ銘柄はミシュランの「パイロットスポーツ」。

ではなく、「パイロットスーパースポーツ」．．．お、おぅ？何だそりゃ？！
100Yって．．．凄いな。
※ 100はタイヤ1本の荷重能力が800kg、Yは300km/h対応。


・フロントフォグがない
・足でトランクが開かない
・ナビの自宅設定が住所の入力でしか指定出来ない
・説明書にはトランクリッド裏に非常停止表示板があると書いてあるがそんなものはない
・同じくトランクを開けて右側の内装を開けると救助キットがあると書かれているがそんなものはない


文句ばかり書いたが、オープンで走ると全てが吹っ飛ぶ。
何かのために何かを我慢するのは、大人として必要なことなんだな。

ああ、最高だよ。
こんな近くに楽園があったんだな。

な・・・
何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった・・・

あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ！

ポルナレフではないが、そんな状況。


F30で右コーナーを走ると、センターコンソールに左ひざが当たり痛くなるのを経験している人はいると思う。
1や2シリーズの特定車種に装備されているひざパッドの存在を知ったのでディーラに注文しに行った。


そこで、「G20(以下3シリ)が欲しいのだけど、オプションの選択方法が気に入らないし、ボディカラーも選択肢がないので値引き無しで買いたくない。
値引きが期待できるかもしれない自分の条件にあった在庫車とかありませんか？」
と聞いた所、1日330iを借りられることになり、乗ったところ自動運転に感激。

残念ながら在庫車はない上、330iは枠が少なく、今頼んで運良く7月生産分に押し込む事ができれば10月納車。
しかし、オーダーとなるので値引きはないとのこと。


そんな話をしている間、ショールーム内にずっと後ろ向きに鎮座しているG29(以下Z4)。
自分の欲しいエストリル・ブルーに近いミサノ・ブルー(明るいブルーという意味で)で、後ろ姿が良すぎる。


本当はローアングルからの見た目が良いのだが、写真に撮ると人の顔が写ってしまうため上から撮ってしまった。
つまりこの写真からは何も良さが伝わらない。

そして試乗。

セダンしか視界に入らなかった自分にとっては、これ1台のみ所有する現実は完全に非日常の異世界。

4台連続して3シリを買うってどうなの？
予定調和で生きるってどうなの？


ちょっと自分語り
今に限らず、ずっと自分には生きる理由がない。
かといって自ら終わりにするのも違うと思っている。
普通は、守りたいものややりたいことである「希望」に必要なお金を得るために、やりたくない仕事をすると言う連鎖あるいはバランスで生きていると思う。

自分は、守るものもやりたいこともなく終わりを望む惰性のみで生きている。
今までの人生にあったいくつかの分岐点の全てで誤った方に進んでしまったのだと思う。
道路であれば引き返すこともできるが、時間を戻せない以上人生を巻き戻すことはできない。

15年ほど前にガンになった時、これで終われると心の何処かで安堵した。
しかし、どこにも転移していないステージゼロだったため簡単に完治。
幸か不幸か惰性が続くことになって今に至る。

富士山に登って人生観が変わった？
インドに行って人生観が変わった？
オープンカーに乗って人生観が変わった？

人生ってそんなに軽いものか？

小さなことではあるが、予定調和を崩してみることにした。

Z4の在庫車の確認や見積もりをお願いしたが、当然3シリより高く渋かった。

ん？ 展示車両を指して「これをください」で良いんじゃない？

と、一気に話がまとまり購入決定。
書類を揃えればすぐに納車される状態なのだが、自分の仕事の都合で納車はちょい先に。


決定後に判明した気になったこと。

インパネ周りを見るとわかるが、3シリと共通の風景のため機能が同じレベルに並んだように見える。

当然、販売時期的にも自動運転に関する機能は並んだと思っていた。
しかし、フロントウインドウを見ると、3シリの3眼カメラに対してZ4は1眼。
フロントバンパー付近のレーダーが、あれ？

カタログを見ると、3シリは以下の通り。


Z4は以下の通り。


マズい、全然違う。
Z4はF30と同等の、前の車を速度的に追従するだけの1世代前の機能。
自動でステアリングを切るレーンキープはせず、レーンを外れそうになるとステアリングがプルプルするだけ。
それも70km/h以上の時のみ。

1年後くらいには機能アップされるのではと、再び初期型の罠にハマってしまった気もするが、Z4のキャラクタやスペース的なものと装備の追加＝重量増になるので、気にしないことにした。

しかし、19インチのフロント255、リア275と言うタイヤサイズは何とかならないものか。
マジで必要ないのだがこのタイヤ．．．

ディーラにとある小物を買いに行った所、ご厚意で24時間G20 330iをお借りすることが出来た。
何かあるとマズイのでその辺をブラブラ走る程度のつもりだったが、「高速を走ってみてください！」とのお言葉を頂いたので、平日の夜に200キロ走行してきた。

基本的に、もの凄く気に入った。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言うが、二兎以上を得てしまったのがG20。
得てしまったと書いたが、BMWの技術者が本気で挑んだ結果なので適切な言葉ではないだろう。

多くの車は、スポーツ走行、燃費走行、自動運転走行のどれかに特価させていて、ユーザは目的に合ったクルマを選択する必要があるが、G20は全てを得意としている。
G20に限らず、これから発売されるBMWは全てそうかもしれない。
あ、ドイツ御三家全てがそうかも。

ジャーナリストの言葉をそのままコピーしてジャーナリストを気取りたくないので、それっぽくない感想をつらつらと。


ボディカラーが気に入らない。

自分は、目立つも含めて他車から認識しやすい色を選択したい。
→視認性は良いが地味
　・アルピン・ホワイトIII
　・ミネラル・ホワイト
→視認性が悪い
　・ミネラル・グレー
　・ブラック・サファイア
→明度が低く視認性が悪い
　・ポルティマオ・ブルー
何でエストリル・ブルーが選べないんだよ！
※ ドイツもアメリカもそう変わらない状況のようだ。インディビデュアルが導入されれば解消されるかもしれないが．．．

オプションが日本車のようにセットオプション方式で、欲しいものだけを選択できず、いらないものを抱き合わせられて値段が跳ね上がる。
デビュー時に限った仕様かと思い、そろそろまともに選べるようになったかと思ったが何も変わっておらず。

いよいよディーゼルが発売されたと喜んだが、4輪駆動のみ。
Xシリーズは何のためにある？
当然の話だが、本国ではFRのディーゼルが存在する。

ドアを少し開けた状態だと結構な力で閉まろうとする。

E46がそうだったのだが、少し開けた状態でのドアが閉まろうとする力が強い。
自身も含めて多くの車両が大きくなり、駐車場に停めた時にドアを大きく開けられない事が多い。
車両から出ようとする時に、少し開けた状態では体が挟まる危険があり、普通に開けると勢いで隣の車にぶつかってしまう。
以前7シリーズにあった、好きな位置で開くことのできるドアはどうなった？

夜間の高速走行中に防眩ミラーの反応が良く、動作し続ける。
おかげで眩しい思いは全くしなかった。
壊れて液体がうにゅうにゅと出てこなければ良いが。

本当にステアリングが太いが、すぐに慣れた。
手を添えて置くだけの自動運転や、車両がステアリング操作に介入したのを修正する場合、掴む動作の必要ない太いステアリングが適しているかもしれない。

エアコンの切り方がわからない。

送風にしたかったのだが、どう操作すれば．．．

シート位置がF30のように自分の好みの位置まで低く出来ない。

ルームミラー付近にカメラがあり場所を取っていることからルームミラーの位置が低く、前方視界がかなり妨げられる。

E36の頃からスポーツシートの座面脇がホールド性を上げるために高くなっていたが、これが低くなっていて乗り降りしやすい上にホールド性も充分。

もしかしたら必要ないとわかるのに25年かかった？

例の反時計回りのエンジン回転計は存在するだけで、今何回転なのかを見せようとしているとは思えない。

液晶の両端に速度と回転が表示されているので、離れすぎていて情報が頭に入ってこない。
HUDに表示させることが出来れば良いのだが不明。
ATでは必要ないとも考えられる。

自動運転が楽しい。
前に多少遅い車が来てもイライラしない。
そもそもドライバーが「前について行け」モードになっていて速度について細かいことを気にしない状態になっているので、ストレスにならない。
手をステアリングに触れておく必要はあるが、基本的にすることがないので、ミラーで後方を確認する比率が増えて更に安全。
車線変更はドライバーが行う必要があるが、前方車を追従している状態だと高速のジャンクションも自動運転。
一般道で自動運転すると、車線の白線がなくなる交差点内やその手前の右折レーンの発生で車両が車線を見失い、悲鳴を上げて(警告音を出して)フラフラ困りだすのが可愛い。

ハイビームが必要でない自分の行動範囲ではレーザーライトは必要ない。
しかし、ちゃんとしたデザインのデイライトが欲しい場合はこのオプションを選択するしかない。

ウインカーレバーがソフトスイッチではなく、昔のように「右」「中立」「左」の位置に留まるようになった。
F30の途中で変わったとの噂を聞いたことがあるが、評判が悪かったのか？

シフト周りのボタンが一新されたが、平らなので盲牌出来ず目視しないと操作できない。

パーキングブレーキ、運転モード、スタート、アイドリングストップ切り替えと言う、重要な機能とそうでない機能が交互に並んでいるのは狂気の沙汰に思え、人間工学云々を語っていたBMWらしくない。
全車展開してしまったのはちょっとマズイのでは．．．

Fになった時の進化を凄いと感じたが、Gはそれ以上に凄いかもしれない。
将来日本車を買う可能性が更になくなったかも。
金額があまりに違うので比較対象にするのもアレだが。

元となったA型(無印)が去年発売の最新フォーマットだけあり、非常に組みやすい。
早くも次のバリエーションの発売を期待してしまう。


ミリタリー感を強くするため、指定より少し暗めのグリーンで塗装してみた。
説明書には書かれていないが、このキットの水転写デカールには明るいボディ用の暗いグレーの文字と、暗いボディ用のホワイトの文字のデカールの2種類が付属している。
自分はホワイトの文字のデカールを使用した。
恐らく今まではなかった、この辺りのメーカーのこだわりが素晴らしい。




前回と同じく個人的に腕が長く感じたので、二の腕の部分で1.5ミリ短縮した。



何故か、カトキハジメ氏によるデザインのMSのみ俯瞰からの絵が映える。


A型と一緒に。




本当にこれはデザインも模型としての作りも素晴らしいキットだ。
一般販売されないのが実に惜しいが、量産機なので販売されても店の棚の肥やしになるのが明白なので仕方がないのだろう。

さて、次はガンダムユニコーンの冒頭でクシャトリヤと戦ったスタークジェガンが発売されることを祈ろう。

いよいよ発売された、MG ジェガンD型。
残念ながらプレミアムバンダイの通販専売のみで店で買うことは出来ないが、そこはもう何も言うまい。

元となったA型(逆襲のシャア版)の出来も良かったが、このD型もかなりメーカーが力を入れていて、ここまでやるかと言った部分まで変更＆再現されている。

A型のデザインは出渕裕氏、D型はカトキハジメ氏で、D型はよりミリタリーチックにデザインされ、体型の調整も行われている。

シールドの2連装ミサイル・ランチャーの塗装指示がレッドになっているが、劇中ではグレーなので注意。


シールドの裏はこんな塗り分けで、再現するのであればマスキング塗装が必要。
自分は塗装完了後にこれを知ったので、見なかったことに。


塗装後にデカールを貼った状態で乾燥待ち。