この三連休、前からどうしてもやりたかったブレーキキャリパーのオーバーホールに手をつけました。
道具(といっても大したものではないですが)は前から揃えていたのですが、ブレーキという安全に関わる整備だけに躊躇していました。が、先日伸さんのお宅に伺った時にまたまキャリパーの整備に立会いブレーキフルードのエア抜きのコツを教えて頂きまいた。もはややらない理由はなくなりました。
という訳で、この三連休を使ってトライする事にしました。
一番大事な道具、ワンマンブリーダー。Amazonで評判のよいSTRAIGHTのものを購入。1600円でした。人によってはエアーを噛みダメだという評価もありましたので、使うまでドキドキでした。フルードはもちろんDOT4です。(サーキット走る訳でもないのに)
じゃじゃ~ん。次に大事な道具は、エアーコンプレッサーならぬ自転車の空気入れ。キャリパーシールを交換するときにキャリパーからキャリパーピストンを取り外す必要があります。普通は皆さんコンプレッサーを使うのですが、このためだけにそんな高価ものを買うのはバカバカしいので家にあった自転車の空気入れで代用です。これが狙い通りに実に簡単にピストンが取り外せました。
これが取り外したブレーキキャリパー一式です。作業中は手が真っ黒で写真をとる余裕はまったくありませんでした。(笑)
この後組み付けに格闘。
ワンマンブリーダーがちゃんと使えるのか心配だったので、最初にクラッチフルードの交換で試しました。もしクラッチが切れなくても何とか自走してDに泣きつけますからね。あとブレーキパッドも3mmほどになっていたのでついでに新品に交換しました。
全部で6時間くらいかかりました。ジャッキアップ、タイヤ外しという体力仕事とシールキットの交換という地味に根気の要る作業でした。予定外にクラッチのフルードも交換したので1リットルもあったフルードが途中でなくなり、慌ててホームセンターに駆け込んだのは内緒です。
DIY整備は丁寧に掃除しながら、こだわりながらやるれるのがいいですね。素人なので生活がかかっている訳ではないのでたっぷり時間と愛情が掛けれます。
整備後、恐る恐る車を動かしブレーキがかかるの確認しながら、近所を一周して来ました。当たり前ですが、ブレーキがちゃんとかかったときはちょっとした感動でした。
でもフィーリングは何も変わってません(笑)。
Posted at 2013/10/14 20:40:49 | |
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整備 | クルマ