アルハイに今まで使っていたIS-330だけど
一般的なオープンバッテリーの
95D31(5時間率64Ah)だった時には容量的に問題はなく
ディープサイクルバッテリー(シールド)だったら
12M24(20時間率24Ah)までだったので
今まで載せていたボイジャーのM31MFでは
完全に容量オーバーだった事が分かった…
IS-330で考えた場合同じ負荷で試せば
5時間率の方が性能が良いようだけど
ディープサイクルで5時間率表記は少なく
EB100が(大きさ的にE24キャラバンのディーゼル車に
載っている130E41くらいかな?)あるけど
大きさと値段でACDelcoにした。
でもIS-330で充電に適しているバッテリーだと
ディープサイクルバッテリーではLONGの22Ah辺りで
オープンバッテリーだと95D31くらいがMAXになる…
大きさは31くらいで値段も大して変わらない…
そしてLONGの22Ahになったら20Ahから
急にぐっと値段が上がりACDelcoより高くなる…
値段も高く容量も少ないのなら
ACDelcoの一本で考えてしまう…
充電器の性能もキチンと把握しないで今まで使っていて
正直、バッテリーにも良くなかったと思う…
それで今回はサブバッテリー充電システムも一新して
キャンピングカー等で使われている
New-EraのSBC-001Bを導入した。
多分?これでサブバッテリーの充電も
大丈夫だと思うけど懸念としてあるのは
車がハイブリッド車って事で
常にオルタネーターが回っていないと言う事…
それとこれは基本なんだけど
車載バッテリーがN-S55D23R/HVで
5時間率容量が51Ahでサブバッテリーより
小さいと言う事…
=オルタネーターの発電容量も関わってくる…
実際に純正バッテリーを20時間率容量に直すと
※5時間率から20時間率にする場合
5時間率容量×換算係数1.15
=20時間率容量になる。
※逆に20時間率から5時間率にする場合は
20時間率容量×換算係数0.87
=5時間率容積になる。
これを元に考えたらアルハイの純正バッテリーは
20時間率容量にしたら58.6Ahなんだけど
サブバッテリーの容量は20時間率容量が115Ahで
5時間率容積に換算したら100Ahくらいになる…
今回付けたSBC-001Bで充電は大丈夫だとは
思うんだけど…
本来ならベストなディープサイクルバッテリーだと
M24MF辺りが20時間率容量で80Ahなので
並列で2個くらいが安心なんだろうけど
コストとか使う際の利便性を考えて
今回はM31MFにしたんだけどどうなる事やら…
バッテリーの表記も国によって違うから
分かりづらいってのもあるし出来れば統一して欲しい…
【容量の違いを見る】
一般的に日本車に使われるバッテリーは
【JIS規格】の『5時間率』で表記されているけど
5時間率容量(Ah)とは
容量の1/5の電流を
放電し(25℃)、10.2V
まで放電できる時間と
電流の積。
欧州車に使われるバッテリーは
【DIN/EN規格】の『20時間率』で
20時間率容量(Ah)とは
容量の1/20の電流を
放電し(25℃)、10.2V
まで放電できる時間と
電流の積。
バイク辺りのバッテリーは
たまに『10時間率』で表記されている。
さて、一般的にあるバッテリーは
スターティングバッテリーと呼ばれ
船など船舶に使われているバッテリーは
常に使われている事が少ないので
(漁師さんとか専業種は別として)
メンテナンスフリー(通称:MF)の
セミディープサイクルバッテリーや
ディープサイクルバッテリーが使われている。
また、キャンピングカーなどのサブバッテリーも
ディープサイクルバッテリーが使われている。
たまにオーディオカー等の電力を大量に使う場合も
サブバッテリーでディープサイクルバッテリーを
積んでいる人は多い。
分かりやすく言えば
スターティングバッテリーは
電力を使えばなだらかな曲線で電圧が下がるけど
ディープサイクルバッテリーは使っている間
出力維持をしているけどある程度使ったら
一気に電圧が下がると言う性質を持っていて
充電も専用もしくは対応の充電器が
必要になってくる。
そしてディープサイクルバッテリーの場合は
バッテリーが空になってからの充電が
200~500回と言われていて
常に充電がされるスターティングバッテリーとは
性質が違うので劣化の速度も分からないって事。
どっちが良いとかは使用目的によって
合う物をチョイスするのが安心て事ですな。
まぁ~そこで簡単に容量が多きれば
良いバッテリーとも言えず
バッテリーの表記には色々とあり
CCA(コールドクランキング電流)や
RC(リザーブキャパシティ)
等があり冬に極寒になる北海道は
低温始動性能が重要になってくる。
性能ランクが高い物は良い物と思っている。
性能ランクの出し方は下の公式を使って出す。
JIS規格の性能ランク=(√CCA×RC)÷2.8
EN規格の性能ランク=(√CCA×20HR)÷2.5+300
そんなバッテリーのキチンとした性能なんて
見て買う人なんていないんじゃないよね?
30年くらい昔は無線とか色々付けていて
純正に付いているバッテリーだけじゃ
バッテリー上がりを何回もしちゃって
メインバッテリーが駄目になる事も多々あり
ディープサイクルバッテリーなんて超高くて買えなく
トラック用のバッテリーを別につけて
オルタも容量を大きくしてリレーやアイソレーターで
サブバッテリーの充電をしてやっていたから
今みたいに何でも安く高性能な物が
手に入りやすい時代だからマジ助かる。
昔はスターティングバッテリーの最強は
オプティマレッドトップと言われていたけど
近年はパナソニックの『カオス』が
純正で載っている事が多くなっている。
やっぱりハイブリッドやアイドリングストップ等
バッテリーに掛る負荷が多くなっているから
性能が昔に比べたら段ちで良くなっている。
これから寒くなって雪が積もっていく北海道。
昔、レッカー屋をやっている頃は
特に冬は日に(特に朝)バッテリー上がりで
損保の提携から連絡が多い時は10件近く入り
大きなレッカー車ではなく個人の仕事用に
持っていた代車用の車をサービスカーにして
走り回っていた事も含め、これからの時季は
特にバッテリーは要点検を勧める。
いざの時にEgが掛らない事ほど困る事はなく
寒い中で誰かの助けを待つのも辛い…
自身は常にCLKだろうとジャンプコードと
冬は余っている予備バッテリーと
今年は仕入れたポータブルジャンプスターターが
小さいから乗る車に積みかえれば何があっても
多分大丈夫でしょう?と思っている。
Egやミッションが壊れるのは日頃のメンテで
余程と言っていいくらい壊れないと思うけど
バッテリーに関してはアナライザーとか
バッテリーテスター関係は持っていないし
バッテリーはいきなり死ぬ事もあるから
特に冬の長距離は何があるか分からないし
バッテリーには気を使っている。
余談がまだ続くけど部品取りのビストロSS
1年半以上、アルハイの駐車場奥に放置していて
今年9丁目作業場の奥に移動したんだが
置く時にはバッテリーは満充電にしておき
ターミナルを外していたんだけど
念のためジャンプセットを持って行ったけど
ターミナルを繋いだら一発でEgが掛った!
多分?こんな事は稀な事例だと思うけど
長期使わない車はバッテリーを外す事は
大事な事なんだと実感した。
今回、サブバッテリーと充電システムを
新調したけど念のためにSBC-001Bでの
充電が間に合わない時のために別回路で
強制充電が出来るように今まで積んでいた
100V用の充電器も積んだままにしてある。
本当はパルス式ディープサイクル用の物が
あれば良かったんだけど古い物だけど
定格5A充電の物でブースター機能もあるし
緊急時にも対応可能と思い活用する事に。
それが余裕で出来るアルハイは超便利です。
ディープサイクルバッテリーも結構奥が深く
何に使うか、単にサブバッテリーとして使うか
災害等の自家発電用に使うかで種類も違う。
車でもスペースの関係でメインバッテリーで
使う人もいれば重量を減らしたくて使う人もいる。
人それぞれ使う事に対してベストな物を
チョイスをしていると思うのだが
たま~に?安物買いをしてバッテリー性能に対し
オルタの発電量が多く発火する事もあるので
注意は必要!
それとガス抜きが付いている物に関しては
設置場所にもよるけど極力付けた方が良い。
基本的な事を抑えて置けば色々使える。
多少?間違いを書いているかもしれないけど
大体はあっているように思うので今後のために
覚書と入れたけど物によっては例外もあるので
(ロータリー車に関しては点火電圧は超大切。)
今後も自分の中での勉強だと思って
たまには専門家の話も聞きつつやっていこうと
思っている。
今、今年まで乗っていたビストロやSLKは
バッテリーも外してなく上がり気味…
正直もう復活させるのは難しいとは思うけど
やってみて活き返れば儲けものだし
明日外してサルフェーション除去を掛けて
充電し直そうかと思っている。
使っていない車にバッテリーを新調するのも
勿体ないしやる価値はあるかな?
そんな感じで脱線しっぱなしの
バッテリーを考える話でした。(-。-)y-゜゜゜
Posted at 2021/12/01 19:40:21 | |
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