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2010年04月15日 イイね!

ポルシェの空冷RS

ポルシェの空冷RS先日このブログで964RSのことを話題にしたところ、「空冷のRSの中では993RSが一番生産台数が少ないんですよ~。」とのコメントをいただいたので、ちょっと調べてみました(^_^)

ご存知の方も多いかもしれませんが、この「RS」というのはドイツ語の「Rennsport(レンシュポルト)」の略で、英語では「レーシングスポーツ」という意味。 純粋なレーシングモデルで、市販車に最初にこの名前が冠されたのが「ナナサンカレラ」こと1973年式911カレラRSです

ちなみにこの「Carrera(カレラ)」も、元々はレーシングカーにのみ用いられていた名前でしたが、このナナサンカレラで初めてロードカーに使われたそうです。 「カレラ」はスペイン語で「競争、レース」という意味です。
84年の930カレラからは「カレラ」の名前は単にベースグレードを指すものとなっています。

そのナナサンカレラは軽量化した911のボディに911T/E/Sの2.4リッターエンジンをボアアップした2.7リッターエンジンを搭載しています。
4タイプあるRSそれぞれの生産台数は、RS 17台、RSライトウェイト200台、RSツーリング 1308台、RSR 55台で、総生産台数は1580台。(内、右ハンドル車は117台。)
当初は500台の生産予定だったようですが、それが1ヶ月で売り切れてしまい、追加生産されています。

次に、1992年に限定2051台作られ、内250台が日本に正規輸入された「964RS」。 カレラ2をベースとして、走行性能を高めることだけに的を絞ってチューンされたモデルです。 3.6リッターエンジン。 軽量化は徹底されており、軽量フライホイールや専用クラッチ、中空となったドライブシャフトがセットされています。 エアコンやラジオなども省略。 カレラ2より120kgもの減量。
サーキット走行を意識した硬派なモデル「911カレラRSレーシングパッケージ」もあります。 これはカレラカップのボディとシャシーにカレラRS用260psユニットを積んだもので、アジアで開催されるレースで使用される予定だったモデルをベースとしています。

翌年1993年に後継モデルとして「911(964)カレラRS3.8」が登場。
このモデルは単なる後継車ではなく、レーシングモデルである911カレラRS3.8のホモロゲ取得用ロードゴーイングバージョンという位置づけでした。

964RSの生産台数を調べていると、上記の2051台以外に、2398台とか2391台という数が出てきていたのですが、それはこの1993年モデルも含めての数なのかも?!
これはご存知の方がいらっしゃったら、教えていただけると嬉しいです。

そして、私がお世話になっている「993RS」。 3.6リッターエンジンをベースにボアアップした3.8リッターエンジン。 こちらも軽量化で通常のカレラより100kg減量。
せっかくクルマが軽くなっているのに、ドライバーが増量している場合ではないですね(^_^;)
クラブスポーツが227台、ベーシックが787台の合計1014台が生産されています。
当初は1200台の生産予定でしたが、売れなかったのか1014台・・。

やっぱり993RSって稀少車なんですね~。 
純正のホイールはもう作ってないそうだし、部品も高そう・・・。
ますます緊張感が(-_-;)

次のレッスンは来月予定♪
Posted at 2010/04/15 16:41:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ

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