前編あらすじ
A45試乗の予定時間より相当早くメルコネに訪れたオッサンですが、それが功を奏し2時間クルーズの提案を受けた・・・その後、尾根遺産Oさんと2人きりで簡単なブリーフィング。焦る私はクルージング出発の催促。黒の上下を着た尾根遺産Oさんは準備のためか一旦部屋を出ていったが、しばらくして、ガチャという音とともに白い服が目に入る。
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何とそこに現れたのはジャガー横田の旦那さん似の上下白い服のお兄さんでした(^^ゞ
お兄さんが大井SAまで運転しながら操作などの説明をして、そこでドライバー交代し羽田空港経由で六本木のメルコネまで戻るというコースです。
出発前にコース全体の説明、操作の説明、法定速度についての説明も受けます。
試乗する車両はこちら AMG A45 フェイスリフト後の最新車両です。
私はAクラスオーナーではないので違いが良くわかりません。並べると違いが良くわかるらしいです。特にリアのディフューザーの空力パーツが変わっているらしいです。
まずはお兄さんがドライバーズシートに乗り込んで、私は助手席に乗ります。(尾根遺産が良かったんだけど・・・)
車好き同志ですから、すぐに打ち解け車の話で盛り上がります。
では、エンジンスタート・・・・
「ブオ~ン、ゴオ~ゴオ~ゴオ~・・・・」
なんだ、これ~大排気量のモンスターエンジンを積んだ車のような迫力のあるサウンドがします。
飯倉から首都高に入ります。
バックミラーも確認しつつ前の車が離れるまで1速&S+で待機です。
前の車が見えなくなった瞬間、一気にアクセルオン!!
狂ったような排気音とともに背中がシートに張り付きます。ジェットコースターの胃が浮く感じって言えばわかるでしょうか?体感したことのない加速、そしてアクセルオフとともに後方で「パンッパンッ!!」バックファイヤー音のように響き渡ります。
かと思えば、首都高速巡航に入ってコンフォートにするとどうだろうか・・・若干排気音が聞こえるものの、ちょっとスポーティーなハッチで乗り心地も悪くない・・・スタート直後の一般道では流石にゴツゴツした感じを受けたが、首都高に入ったら最高の足に変わった。路面の繋ぎ目も音はするもののショックを感じることはありませんでした。
レインボーブリッジを通過して湾岸線に入ります。合流地点では安全確認しながら法定速度まで加速します。4マチックの恩恵か400馬力近いパワーをしっかり路面に伝えバタつくことはありませんでした。
大井SAで私がドライバーズシートに乗り込みます。お兄さんの指示で発進しようとしますが、ギアがない(爆)A45はコラムではないんですね。何度も右手が空振りました(笑)
俺もべたで踏んでやるぜ~と心に決めて発進します。
結果的にベタで踏むことはできませんでした。それはスゲェ~加速感で心のブレーキがかかったためです。C200では遠慮なく踏みながら体を前後に振って加速を強めようとしている私ですが・・・。
お兄さんも、横で踏め踏めと私を煽りますが、アクセル踏んで恐怖心が出た車初めてです。
それと、最初のブレーキが超急ブレーキになりました。スゲェ~効きます。C200もブレーキはそれなりに効きますが、同じ感覚だと急ブレーキがかかります。
そのあとは、お兄さんとどんな会話をしてどうやってメルコネまで戻ったか記憶にありません。ただ、渋滞が一か所もなく気持ちよく走れたこと何度もアクセルオンオフをしながら後方で響くパンパンを満喫しました。アドレナリンが出て完全な興奮状態でしたね(笑)
車を降りた後もお兄さんと話し込みます。すると、お兄さんものってきてローンチスタートのデモをしてくれるとのことで再度乗り込みます。残念ながら、エンジンが冷めてしまいローンチスタートモードにはできませんでしたが、今回新たにメルセデス共通の皆さんが使っていないと思われる機能をいくつか教えていただきましたので、そちらは改めて別のブログ記事で紹介させていただきます。
メルコネに戻った後、興奮状態冷めやらぬうちに尾根遺産Oさんと再会し、尾根遺産にとっておきの質問攻撃をしときました(笑)次回お会いすることがあったら、その答えをいただきたいと思います(爆)
尾根遺産から帰り際にお土産セットをいただき帰路につきました。
これがそのお土産です
帰りは六本木から上野に寄って帰ろうと思い日比谷線に乗ります。空いていて座ることができました。買ったそばからおもちゃの箱を開ける子供のように中身を見ます。
ない。あれが~ない。何度見てもない・・・
次の駅で降りてメルネコに引き返します(笑)
言わなきゃくれないのね、これは(爆)
先程の尾根遺産が見つからないので、他の尾根遺産にクレクレ言いました(ハズカシイ)
もし、この日、予定通りの時間に行っていたら、高速トライアルクルーズはできなかったでしょう。自分の持ち合わせた幸運に感謝しつつ次の目的地に向かいます。
AMG A45 まさにジキルとハイド 両極端な2面性を持ったメルセデスベンツ
速さを極めたレース車両の一面と家族で長距離ドライブを楽しむファミリーカーとしての一面。サーキットで爆音を響かせながら過激に走る姿と都内のレストランのパーキングで優雅に佇む姿・・・実に懐の深い車です。
V8、V6、直4・・・・そんなのどうでもよい世界がここにありました。
こんな体験をさせていただいたメルセデスベンツコネクションのスタッフのみなさん感謝です。
さてさて、時間も時間何で上野に行きますか(^^ゞ
END