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カックラ@銀結晶のブログ一覧

2020年12月31日 イイね!

今年を表した、音楽。【2020年はどんな年だったか-pt.2-】

こんばんは。
夕方に「最後のご挨拶」のブログを書きました。
しかし、2020年を振り返るにあたって、「音楽の事を書きたいな」と思いまして、筆を取った次第です。お付き合い宜しくお願いします。

今年はコロナ禍の影響で、ライブもそうですが同人即売会(コミケやM3、等)が中止・規模縮小といった流れになりました。その反面、「Music Vket」といったバーチャルでの同人即売会や配信ライブといった新たな開催形態が出てきて、色々と楽しめたことも事実です。
そんな中、ハマった音楽について挙げていこうと思います。

【1.二人のアカボシ】

キンモクセイの有名なナンバーである「二人のアカボシ」。発売した頃は自分が中学生の頃。
最近、ふとしたタイミングで聴きたくなり、You Tubeで探したところ、配信ライブの時の映像を発見。聴いているうちに「iPodに入れたいな…」と思うようになりました。
その後、買い物をしに某大型ショッピングモールに行ってた時、その中にあるレコード屋さんで、キンモクセイのベストアルバムを発見。念願叶って「いつでも『二人のアカボシ』が聴ける」態勢が整えることができました。
なので、「二人のアカボシ」が2020年にハマった音楽(の一つ)として取り上げました。


【2.おとめさん】
こちらは偶然見つけたアーティストさんでした。個人レーベル「Time Travel Airport」を主宰しています。
「80'sをリスペクトしたバブリー歌謡曲、擬似タイムスリップ」をコンセプトにした曲作りをしているとのこと。
例えば、こういった曲を書いています。


【おとめ 「Tie」】

3月頃、別件でメロンブックスさんを見ていた時、偶然見つけました。気になって、視聴していくうちに聞き惚れて、過去作品共々一気に購入。それ以来、新作が出たら購入して…を繰り返しています。
聴きやすく、雰囲気がいいので、よくかけていましたし、車を運転している時(特に夜)にかけることが多かったアーティストさんでした。
今年、この方の音楽と出会い、色々と聴いていましたので、「あ、2020年はこの方の曲の印象が大きかったな」と思いました。それ故、個人的な「今年のアーティストさん」でした。

(新しい作品ではありませんが、)車を運転している時は、この曲を聴くことが多かったです。

【おとめ 「La Fin」】

現在、新しいアルバムも発売していますので、好きになった方は、是非。

(※「関連情報URL」にアーティストさんのサイトのURLを載せておきます。)

今年は、新たに出会えることができて嬉しいと思えた1年でした。実は、こういった瞬間は結構ありますが、今年はその嬉しさがより一層感じられた一年でした。
これからも応援していきたいアーティストさんです。


【3.等身大の地球】

(※動画はドラムカバーの動画です。)
こちらは、UNISON SQUARE GARDENのナンバー。
新しいナンバーではありませんが、ライブ音源のCDを聴いた時に惹きこまれました。
UNISON SQUARE GARDENの曲は、たまにパンチが効いた歌詞があったりしますので、好きです。


【4.この御時世の中、できることとは?_】
こちらはハマった音楽の事ではありません。特に同人サークルさんに関する話として、書いていこうかと。
今年はコロナ禍の影響で、様々なイベントが中止になったりとかしました。また、新譜の発表が無いサークルさんも出てきたりしていました。
イベントの減少等の影響で、サークルさんの存亡に関わってくることが出て来ることも考えられます。そんな中、自分たちができること、それは(自分ができる範囲で)気に入っているサークルさんの作品を買ったりして、応援し続けることであると思っています。
「好きだから、応援する」この意気が大事であると感じました。

これからも、
・いつも買っているサークルさんの新譜が出たら買う。
・好きになったサークルさんを見つけた際は過去作品含めて色々な作品を買って、応援していく。
…といったことをしていきたいな、と思います(「自分ができる範囲で」という条件付きではありますが)。



連投・駆け足になりましたが、この記事だけは書いておきたかったので、(滑り込みではありますが、)投稿します。

最後まで読んで頂いまして、ありがとうございましたm(_ _)m
Posted at 2020/12/31 23:42:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽に纏わるお話 | 日記
2020年12月31日 イイね!

本年最後のご挨拶。@2020年

…本当は何本か書こうとしましたが、このまま年を越す勢いになってしまいそうなので、書きます。

大晦日。
弟が帰省してきて、一家団欒的な感じで過ごしてます。
あまり洗車をする気が起きませんでしたが、グレイを除く家の車3台のワイパーを交換しました(グレイは先月に交換済)。今回はボッシュのエアロツインにして、「全てフラットワイパー化」しました。
その後はお金(年末のイベントの新譜)の払い込みをして…的な感じでしょうか。

(BGM)

【早見沙織「瀬戸際」】

気が付けば、2020年もあと一夜という感じになりました。
思えば、今年は「COVID」(敢えてこう書いておきます)に引っ掻き回されたと言っても過言ではない1年でした(大晦日の東京は感染者1337人とのことでしたし…)

こちらも、収入に影響しましたし、いつも買っている新譜の発売に影響していたり(発表が無かった所もちらほらと…)、と影響がありました。
また、「出掛け」の形に変化が訪れたり、イベントの中止・形態の変化に影響を受けたりもありました。

何よりも、「訃報」「後遺症」に対しては敏感になりました。志村けんさんの話もショックでしたが、年末のこのニュースを見ると、「他人事ではない」と感じるようになってしまいました。
あと、(COVID以外でも)色々なニュースを見ていくうちに、ある種の「悍ましさ」を感じることが多々ありましたし、「質(レベル)の低下」を感じました。それ故、ワイドショーやニュース番組を見ることが無くなりました。専らネットニュースの記事をザッと読むくらいになってしまいました。芸能関連は吐き気すら感じることもありました(やらかした内容も、それを「責める」のも、どちらも吐き気がします)。
「何が正しくて、何が正しくないのか」ということを考えていくと、「何を信じればいい?」とか「何も信じられない」とか思うこともありました。それ故、「笑う」ことが少なかったのかもしれない。そんな1年でした。
何といえばいいのでしょう、ドラマや映画とかでよく見かける「いかにもな悪役」が一般世界にも出てきた。そのように感じられました(それ故、最近のドラマが見られなくなってしまいました…。)。

COVIDの影響は、プライベートにも影響を残しました。
何より、「人にお会いできない」こと。会おうと思っても、状況的に許されない。でも、少ない中連絡を取り合うことができた時もありましたので、何とか持ちこたえた。そんな感じです。
何だかんだ言って、「普通でいられる」ことが重要である。そう思いました。
反面、「オンラインで友人と飲む・近況報告をする」といったことを自分で考えても、中々行動に移せないことが多かったので、その点に関しては個人的に情けなかったな、と思ってしまいました。「実際に会う以外に方法はある」それを肝に銘じたいと思います。

車関連も、個人的に良い話は聞かなかったな、と。ともかく、車への興味が薄れかかったような気がしていました。
これは、業界の「急な流れ」に自分が付いて行けなくなってしまったのか、それともその流れが「周りを全無視した自分勝手なもの」なのか…。個人的に思う所はありますが、ここには書かないことにします(薄々感じられている方もいらっしゃるとは思いますが)。
…しかし、その中でも「バカな車」が新車として出てくれたことが個人的な救いでした。この世の中でも「抗って出し続ける熱い方」がいる、という事実が「あ、車が好きでい続けて良かったかもしれない」と思った瞬間でした。
それ故なのですが、個人的な「今年印象に残った車(※2020年に出た新型車)」は文句無しで「GRヤリス」でした(因みに、次点は「ベルランゴ」)。

あと、スーパーフォーミュラやフォーミュラEを見るようになったことも個人的変化でした。フォーミュラEの新しさも良かったですが、スーパーフォーミュラのハラハラ感が見ていて好きになりました。
スーパーGTの劇的な幕切れも記憶に新しかったです。これほどドラマチックな展開になることは誰が想像できたのでしょうか…!!

…とまぁ、そんなこんなありましたが、無事に年の瀬を迎えることができた。それだけで安堵しています。
来年はどうなるか分かりません。ただ、前を向いて進んでいくしかありません。

皆様も、2020年、お付き合いありがとうございました。
あと6時間程となってしまいましたが、良いお年をお過ごしくださいませm(_ _)m
(取り敢えず、2020年最後のご挨拶と代えさせて頂きますm(_ _)m)


最後に。
この文章を書いている時にふと浮かんだ曲が、こちら。

【東京事変「我慢」(※動画は「我慢~能動的三分間」のカバー)】
…て、ストレス溜まったら聴くor歌う曲なんですけどね…。
Posted at 2020/12/31 18:00:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2020年12月30日 イイね!

―「流し撮り」の、裏側。【2020年はどんな年だったか-pt.1-】

こんにちは。…というか、ご無沙汰してます。
今回は、日も日なので、振り返り的な所を一つ。

今年は色々とありすぎた1年でした。
その中でも、「カメラ」に関しては何よりも印象に残るものでした。というのも、今年1年は一眼にまともに触れていなかったからです。

昨年末に弟(静岡に赴任中)が「友人の結婚式を撮るため」にGraphite XT-1を持っていきました。しかし、コロナ禍が影響してしまい、弟が実家に持ち帰ることができたのが6月のこと。
その間もその後も、相次ぐイベントの中止や自分のモチベーションの問題もあって、一眼を握る機会はありませんでした。
何かあったときのために、サブ機のEOS Kiss X4は持っていました。しかし、それすら触れず仕舞いで、専らスマートフォンのカメラで「手軽に」「記録的に」撮ることが多かったです。性能的にスマートフォンのカメラでも過不足はありませんが、自分の中で「写真を撮る」事に関しての意欲が無くなりつつありました。


そんな中、ふと訪れた「撮る機会」。
それは、同じ車に乗っている方が筑波に来るというタイミングでした。事前にその方と連絡を取り合って、その時を楽しみに待っていました(と同時に「行ってもいいのだろうか」という葛藤もありました)。

当日。
午前中の用事が長引いてしまい(理由は自分にあったのですが…)、教えてもらった時間には間に合わなさそうな気配が…。
「何とか間に合って、撮れれば…」と思って急いだものの、案の定教えてもらった時間には間に合わず…。
「もう、会えないな…」と思ってTC2000のパドックを歩いていたところ、見覚えのあるup! GTIが…。偶然その方にお会いでき、お話を聞いてみたら「もう一本走行がある」とのこと。
「なんて運がいい!!」と思ったのと同時に、「これは何かの縁だ」と思い、すぐさま望遠レンズに交換。撮影に臨みました。

与えられた時間は1枠15分。
こちらは今年初めて一眼を握り、流し撮りは3年振り(しかもゆっくりとした速度の車を対象としたもの)。ましてやTC2000での流し撮りは2014年の筑波スーパーバトル以来6年振り。
「1枚でも当たりが出ればいいな…」といった気概でアタックしました。
前枠の走行会で大体の感覚を掴み、いざ開始。

その間はがむしゃらでした。
最初は1ヘア辺りにいて、ある程度押さえたら、ダッシュでダンロップ側観戦席に移動。80R側の写真を押さえました。
(移動中を除いて)「来たら逃さない」を繰り返し、15分の走行枠はあっという間に終わりました。
その後、「その方」とちょっとお話して、お別れしました。筑波に行って、1枠撮って、サッと退場。「今の時代に沿った?」撮影でした。

週が明けて、選別・編集を行い、「その方」に写真を送付。その後はこんな感じでした。
実は、写真を送った時、撮った本人は「どうかな…」と思っていました(実は不安でソワソワしていました)。しかし、相手が喜ぶ姿(ここではメールの返信やコメントです)を見て、「撮ってよかった」と救われました。

今の時代、サーキット走行会やタイムアタックイベントが開催しにくい(開催したとしても、観客を制限する)時期になってしまいました。また、大学を卒業して働き始めてからは、中々走行系のイベントから足が遠くなりました。
そんな中、走行写真が撮れる機会ができたこと自体貴重で、有り難かったです。久々に「楽しめ」ましたし、「心地よかった」です。

じゅんぺい@up!GTI&C3さん、この節はありがとうございました。また、遅くなりましたが、Aライ取得、おめでとうございます!


結局、Graphite XT-1は一度も握らずに終わりました。
理由は、戻ってきたとしても父親がメインで使っていたことと「置き系イベント」に行かなかったこと、これに尽きます。本当は「オートモビルカウンシル」も狙っていましたが、コロナ禍の状況の中では行く気になれませんでした。

これからどうなるか分かりませんが、機会があれば、またサーキットの流し撮りや筑波スーパーバトルといったイベントに行って、写真が撮れることができたら、と思う自分がいました。
写真を撮ることもそうですが、流し撮りのようなカッコいい写真も引き続き撮れればと思っています。狙う所は「speedhunters」や「モーターヘッド」みたいな写真ですが、何より自分で「カッコ良い」と思える写真が撮れれば、と思います。
また、赴任先に置いているパソコンも「これから」のこと(写真編集+動画編集)を考えてスペックが高いものにしました。なので、この目的を満たせるようにしたいな、なんて思ったりします。

一旦は落ち込んだモチベーション(思えば、愛車の写真も撮っていない…)。ですが、これからは…といいたいです(果たして、どうなるか。コロナ自体、来年に収束なんて到底思えませんし…。)。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
今年も残り1日半ですが、書ければ何本か上げようと思いますので、お付き合い宜しくお願いします。
Posted at 2020/12/30 14:16:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | Vitamin K. | 日記
2020年09月06日 イイね!

―密かなる、「謎」【グレイ運行日誌-5-】

こんばんは。
久々となるブログの更新ですが、グレイの運行日誌でお送りします。

グレイの方は相変わらず順調そのもの。何もトラブルも起こらずに過ごせています。本当は走行距離のことを話していいのですが、今回は半月前から温めていたネタについて書いていこうと思います。

【―密かなる、「謎」】
up! GTIを買う買わない関係無しに個人的に気になったこと。それは、「up! GTIはどのくらい走ってるのか?」
2019年に特別仕様車で出たものの、実際は大々的に売り込まないで終わったup! GTI。2018年の「限定車」では「600台」というハッキリとした数がありましたが、2019年モデルはその情報は全く無い。
「果たして、何台売れたのか?」気になった自分は、調査をかけることにしました。

…とはいえ、ネットで調べようとしても、その手の情報は全くヒットせず。
そんな状況の中、調べる方法はただひとつ。それは、「VGJに問い合わせてみる」こと。
VGJのお客様センターに「2019年モデルの各色の台数の情報が欲しい」旨を電話で問い合わせをした結果、「結果が分かり次第、折り返しします」とのこと。

そこから待つ事5日。VGJから回答の電話が来ました(※電話した時期がお盆のタイミングと重なったため、返答にラグがありました)。VGJの担当者さん、この場を借りて御礼申し上げます。

「ザッとした台数」とのことですが、2019年2月~2020年7月までのup! GTI(2019モデル)の各色の販売台数は、以下の通りに。
白:約380台
銀:約240台
合計:約620台
「特別仕様車」とはいえ、実際に売れた台数は2018年モデルと変わらない位。思ったよりも少なめでした。
当時、ディーラーさんからは「VGJ側から『案内をかけないで欲しい』と言われた」と聞きましたので、VGJ側からの「販売制限」が効いているのかな?と勘ぐってしまいました。
(恐らく、「本国の生産が追い付かなくなる」というのが本筋でしょうけど…。)

今回得られた結果と2018モデルと合計した結果、「正規導入分のup! GTI」の各色の台数と比率は以下の通りに。
(※2018年モデルの「+150台」は「割り当て不明」なので、「不明」として算出しました(当方の取材不足です)。2018年モデルの「+150台」の比率がご存知の方、ご一報願います。)
白(ピュアホワイト):300台(2018年モデル)+380台(2019年モデル)=680台(約55.7%)
銀(タングステンシルバー):240台(約19.7%)
黒(ディープブラックパールエフェクト):100台(約8.2%)
赤(トルネードレッド):50台(約4.1%)
不明(2018年モデルの追加分):150台(約12.3%)
計:約1220台

…GTIのイメージカラーといえる白が過半数を占め、赤が一番希少。タングステンシルバーは意外や全体の2割を占めていました。
また、「絶対数」ではLupo GTI(※)よりも少ないため、up! GTIの希少性がより現れる結果となりました。
※Lupo GTIの導入台数は1999台と言われています。(出典:CG 2018年09月号(No.690)-P44)

今やLupo GTIは現存台数が減少傾向にあると聞いています。そのため、up! GTIも時が経てば同じ道を辿る可能性が高いことは容易に想像がつきます。
全国のup! GTIオーナーの皆様、大事に持ってください(自分がこういうことを言うのは大変おこがましいのですが…)。

自分も、大切に持ちますし、更に運転に注意していきます(この頃、ヒヤリハットに何度か遭ってしまったもので…。事故っていないだけ、運がいいです。)。

※VGJの担当者さんは「台数の情報をどう扱うかは、問い合わせた人の判断に委ねます」と言われました。「up! GTIの謎に近付ける情報」という判断して、今回のデータを使わせて頂きました。
 改めまして、VGJの担当者さん、この場を借りて御礼申し上げます。


今回は、こんな所で。
Posted at 2020/09/06 22:43:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 「グレイ」あれこれ | 日記
2020年08月10日 イイね!

―T-Rocを、味わう。【2020年試乗-1-】

こんにちは。
ご無沙汰していますm(_ _)m

先々週、ディーラーさんから「T-Rocデビューフェア」の案内が届きました。何やら、「チョロQ」が貰えるとか…。
もうこんな手にはn…行きます!!
…てことで、「チョロQ」を貰うために、ディーラーさんに行ってきました。

早々に「チョロQ」を手に入れることができて、目的を達成しました。「折角なので、T-Rocの展示車でも見てみよう…」と試乗車を覗いていたら…
「試乗車ありますが、乗ってみますか?」
とディーラーの方が…(※俗にいう「悪魔の囁き」という…)
これは試乗しない手は…!!
…と、あれよあれよと試乗に進みました。

…ということで、今回は久々の試乗記です。

今回試乗する車は、フォルクスワーゲンT-Rocです。

【試乗車について簡単に。】
・試乗したグレードは、TDI Style Design Package
・色はエナジェティックオレンジメタリック/ブラックルーフ
・試乗時の走行距離は見ていませんでしたが、マジモノの新車
・タイヤ銘柄は未確認。サイズは215/55R17(カタログにて)。

【試乗コースについて】
試乗条件は、「15分フリー」。つまり、コースも自由。…ということで、コースは以下の通り。
・距離は8km程(Google Maps調べ)
・ディーラー付近1周するルート
・一般道メイン
・信号は6箇所。そのうち信号に捕まった回数は5回。
・途中、工事による停車ポイント有
・速度帯は最高60km/h程度の市街地速度
・平坦な道が主で、交差点以外は全て緩いカーブがメイン
・1箇所だけ橋の継ぎ目が出ているポイントがある
…基本的に以前up!を試乗した時のルートを延長したものです。
因みに、持ち時間は全て試乗に時間を割きたかったので、写真はありません。(くどいですが、)文章でお楽しみください。

【試乗に際しての細かい条件】
・メーターのディスプレイは「アナログメーター+中央に地図」のモード。
・iPodをBluetooth接続してオーディオに流しました。(試乗後にディーラーの方で車輌側の設定をリセットして頂きました。)
・聴いた音楽は早見沙織さんのアルバム「シスターシティーズ」から「ザラメ」「遊泳」「PLACE」「yoso」。最後にUNISON SQUARE GARDENのライブCDから「静謐甘美秋暮抒情」(※「文字が映るか」を試すための嫌がらせ)。
・オーディオ設定はノータッチ。
・ドライブモードは「ノーマル」と「スポーツ」を交互に試した。
・シフト設定は「D」レンジのみ。パドルシフトは使用せず。
・アイドリングストップは途中からOFFに。
・純粋に「運転した時の乗り心地」と「オーディオの感じ」に焦点を当てて試乗。

【試乗インプレ】
1.座った感じとか
シートは表皮が張り気味で、座り心地は比較的ガッチリめ。といってもガチガチではなくて「しっかり支えてくれる系」。…この頃のVWによくあるタイプのものです。
調整自体は手動で、リクライニング方向はダイヤル式になっています。シートリフターの調整幅が広く、低くするとスポーティーな姿勢を取れることができますし、高くするとSUVらしい見晴らしの良さを味わえる姿勢を取ることができます。
感動したのが、レバー式のランバーサポート。レバーの位置と相まって、便利に感じました。
ステアリングはチルト・テレスコピック調整式。こちらも調整幅が大きめで、シートと相まって、ドライビングポジションを決めやすかったです。
今回はシートポジションは「中間」(一番低くすると、前が見えづらかったため)、ステアリングは「一番手前」で試乗に臨みました。

因みに、リアシートも広めでしっかりとしています。自分がドライビングポジションを決めた後に後席に座った時、膝前に拳2個分の余裕がありました。しかし、背中は背もたれの上部から気持ち浮いてしまうような感じでした。(※展示車のR-Lineに座った感想です)

2.静かさ
走り出して気が付いたのは、「静かさ」。エンジン音自体はディーゼルエンジンのそれ。しかし、絶対的な音量は抑えられていて、不快感はあまりありませんでした。例えるなら「ガー」というディーゼルエンジンの音の「引っ掛かり」が少なくなって気持ち滑らかになった感じ。
…とはいえ、ディーゼルエンジンの音が苦手な方にとっては耳障りに感じてしまいます。

3.エンジンとミッション
エンジンは2LのTDI。ミッションは7速DSG。
停車からの走り出しはワンテンポ遅れる印象がありました。ディーラーの方曰く「クリーンディーゼル車の特徴」とのことですが、ストップ・ゴーに弱いDSGも要因にあると感じた次第です。
しかし、動き出してしまえば、厚みのあるトルクと途切れの無い変速のお陰で凄く楽。街中ではなくて、郊外や巡行向きなのかもしれません。
スロットルの感じとかは、次の項にて述べるため、割愛します。

3.ドライブモード
T-Rocには「エコ」「ノーマル」「スポーツ」「カスタム」と4つのドライブモードが用意されています。
今回は「ノーマル」と「スポーツ」を交互に試してみました。
切り替えてみた感じですと、Styleの場合は「スロットルの反応」と「ステアリングの重さ」と「シフトモード」が変わるみたいです。R-Lineになると、更に「DCC(アダプティブシャシーコントロール)」が加わり、乗り心地も変わっていくとのこと…。
「カスタム」は「エンジン(スロットルの反応)」と「ステアリングの反応」、「ACC(アダプティブクルーズコントロール)の設定」、「エアコンの設定」が弄れます(※確か、そのくらいだったような気がします)。
「ノーマル」ではステアリングは全体的に軽めで、スロットルの反応も比較的ゆっくり目。といっても、「C5 aircross」よりは反応が良いです。
そこでドライブモードを「スポーツ」にすると、アクセルに対する反応とトルク感がノーマルと比べて幾分か良くなりますし、ステアリングも幾分か重くなります。また、シフトも「S」モード(引っ張り気味に回してシフトアップしていくモードです)に切り替わります(シフトレバーを後ろにクリックすればDに戻せます)。
個人的にスポーツモードの方が好みでしたし、「スロットルの反応とハンドルの重さはスポーツの方が普通でいいのかも…」と感じてしまった次第です。

4.乗り心地とかキャラクターとか
段差に差し掛かった時の最初の動き出しに硬さを感じました。しかし、フワつくこともなく、全体的に安定しているため、全体的に快適…というか素朴な印象でした。「飛び切りいいわけではない」けれど「普通に良い」。乗り心地に限らず、乗った感覚も「普通」。
「個性を主張するタイプ」というよりも「個性を隠して、普通に振る舞ってる」感じ。スタイリングとかキャラクターとかは「今までとは違う」方向性を与えられている…はずが、「真面目さが抜けきれていない」。しかも、周りが個性が強すぎる面々故、どこか「普通」っぽく映ってしまう。しかし、「変に気を遣わなくて」もいいので、その点がいい所とも言えそうな気がします。

個人的に今まで試乗してきたSUVの中では「一番普通」と思いました。…といっても、今まで試乗してきた同クラスのSUVがCX-5(CX-8)とか5008とかC5aircrossとかC-HRと大分個性を持ってる車ばかりなので、説得力が少ないな、と思います…。

5.気を遣ってしまった部分
気になったのは、車幅。見切り自体は問題ないのですが、絶対的な車幅は気を遣ってしまいました。
また、車幅間隔の基準になる物が無かったためか、最後まで車幅感覚を掴むのに苦労しました…。

6.オーディオとか
オーディオに関しては、終始初期設定のままでした(※調整方法が分からなかった)。ですが、聴いた感じは悪くなく、「+αで追い込む」感じでいいかな、と(気持ち「広がり」を調整したい…)。
調整項目が気になるところでありますが(多分、「低・中・高音」だけかな?)、初期の設定でも十分かもしれません。
また、スワイプした時のディスプレイの動きも滑らかでした。
因みに、意地悪でかけた「静謐甘美秋暮抒情」はきちんと表示されました。


【T-Rocの○△×】
T-Rocに乗ってみた時の個人的に抱いた○△×は以下の通り。

「普通」であること


スポーツモードの初期設定
ワンテンポズレる動き出し

×
この試乗の時「は」無し

○な点は、「普通」であること。
個性が無いとかという意味ではなく、「変な気を遣わず、違和感無く乗れる」という意味合いです。クセが少なく、普通の車から乗り換えてもスッと馴染める。そこがT-Rocの美点のように感じられます。
「攻めてるつもりでも、どこか根の真面目さが抜けていない」印象は、どこかクスッときてしまいます。
それはスタイリングにも現れており、顔つきはアクが少なく、端正に感じられます。…スタイリングはTiganより好みです。

続きまして、△な点を。
1つ目は「スポーツモード」について。ドライブモードの「スポーツモード」の設定自体は好みです。しかし、「スポーツモード」にすると、シフトモードが「S」になってしまう点は何か煩わしいな、と。セレクターレバーを手前にワンクリックすればいいことは分かってはいますが、「スロットルとハンドリングの感触のみスポーツが好み」という自分にとっては、細かすぎる所ですが、気になってしまいました。
2つ目は「動き出し」。DSGとディーゼルの特性が合わさって出てきてしまったものですが、しばらく慣れが必要そうだな、と考えてしまった次第です。ガソリンのTSIだとどうなるのだろうか、気になってしまいます。

最後に×な点ですが…、乗ってみた時点「では」見当たりませんでした。
それほど、「完全無欠」というわけではありませんが、どこか「ソツなくこなす」印象がありました。そこは流石というべきなのか、何なのか…。

【車の性格を例えるなら…】
T-Rocの性格の例えは、試乗が終わった後の帰宅の道中で何となく決まっていました。(いくつか違う所はありますが、)個人的に「マジメ」(from「女子高生の無駄遣い」)だと思いました。理由は「見た目はイケメンでも、どこか根の真面目さが抜けていない」所かと。
実はT-Crossの時も似たようなことは思っていましたが、T-Rocの方がそういう印象が似合うと思います。

【予想される比較検討車と個人的推しグレード】
自分なら、「プジョー3008」と「VWゴルフ」を比較検討車に持って行きます。
「3008」は値段帯がピッタリであることとどことなくキャラ立ちが似てると感じたことから(あと、自分の好み)。
「ゴルフ」は「似たサイズの車」で「価格も近く」、「SUVかハッチバックの違い」があれど「向いてる方向性が似ている」と感じたため。
…実の所、T-Rocは「積極的にイチ推しする程のクルマ」ではないと思っています。理由は、「ライバルと比べてキャラが立っていなさ気味である」から。しかし、「周りのキャラの強さに疲れた」方にとっては、この「クセの無さ」こそがT-Rocの推しポイントなのかな、と思っています。
個人的なT-Rocのお勧めグレードは、今回試乗した「TDI Style Design Package」を挙げたいな、と思います。というのも、「装備も十分なほど充実してるし、T-Rocのクセの無いキャラを体現しているグレードである」と思ったため。恐らく、R-Lineは乗り味の硬さを感じてしまうと思いますし、「Sport」は「細かな違い(専用内装、ホイール、パークディスタンスコントロール)」を除けば、「TDI Style Design Package」と(装備面では)あまり変わらないと思います。そのため、自分の中では「TDI Style Design Package」に落ち着いた次第です。
真面目な話、「TDI Style Design Package」と「TDI Sport」は「悩んだら、好みで選んでいい」と思います。

以上を持ちまして、T-Rocの試乗記を〆たいと思います。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございましたm(_ _)m

最後に、Volkswagen水戸インターさん、ご協力、誠にありがとうございましたm(_ _)m





【試乗のその後…】
試乗から戻ってきて、乗ってみた感じをメモしている間に、ふと疑問に思った事が。
「Tiguanとどう違うのだろう…??」
Tiguanとの価格差は約100万円。この価格差って、どこから来ているのだろう…?


…と思ったら、T-Rocの展示車の隣にTiguanの展示車がありました…。



【To be continued...】
Posted at 2020/08/10 11:35:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗あれこれ | 日記

プロフィール

「…何だろう…急にとは言わないものの、トゥーラン(5T)が欲しくなってしまった…。
※長距離への欲とチタニウムベージュのトゥーランを中古で見つけたため。」
何シテル?   08/21 23:20
カックラ@銀結晶と申しますm(_ _)m 「アオ」こと青いZC72Sスイフトに乗っていました(元家の車→元マイカー。現在は父の相棒。)。 現在は「グレイ...
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[フォルクスワーゲン アップ!] COXボディダンパー装着 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/01 04:55:13
足周りの異音と、○○と(_ _) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/09/02 01:45:03
”オラオラ運転”に見る意識チューニングの大切さ!! 【悲しい8月スタート】 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/27 12:23:50

愛車一覧

フォルクスワーゲン アップ! グレイ (フォルクスワーゲン アップ!)
※プロフ文章は暫定です。気が向いたら編集します。 今度の新たな相棒。 シンプルなデザ ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
家の車。 (主に)父親が使用していました。 「ピュアホワイト/ピュアホワイトモノトーン ...
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