
『世界でいちばん熱い夏』といえばプリ・プリですが、8/11がウチの農作業ではいちばん忙しい日となります。なんでか?といいますと、8/13がお盆の入りで地域によってはお墓参りとか自宅の仏壇などの献花が始まりますので、生花を求める方はその前の日の8/12に購入する、てことになるからです。
ウチが加入している産直組織も8/12にお盆市、大口さんも8/12の納品の指示となってますので、本日調製作業と納品数の確認となりました。

本日朝、どんよりとした空。涼しくて良かったんですけどね。
あっ、ちなみに今日から1週間『特別休暇』です。なにが特別かというと・・・、言えねぇ・・・。
前の会社以来かな、夏休みは。みん友さんにもツッコまれましたが、とにかく休みなんです。

これは昨日家人が収穫してきたトルコキキョウ。昨日は結構涼しかったんですよ。涼しい時に収穫しないと、グタッとなりますので暑い日中は収穫無理!

ユリはみんな収穫してしまいました。
残ってるのは既に開花しちゃったもので、当然商品価値ゼロです。知り合いなどに『けで(くれて、の意)やるもの』ですね^^;。

ユリは全て収穫し調製作業も終了したので、これからトルコキキョウの調製作業です。

今年は色合いを紫・黄色・白、白紫のバイカラーを用意しました。つーか、ピンク播くのを忘れた(笑)。

それらを2,3本ずつ合わせていきます。
女の子の裸は大好きですが、花姿が裸だと枝や花弁が互いにくっついて痛みやすいので、スリーブ(ビニール製のラッピング)に入れて覆います。どうやってスリーブに納めるかといいますと・・・、

まずシートで花をぐるっと覆って、

幹の下部分をスリーブの上(開口部の広い方)から入れて、

この位置まできたらシートを引き抜きます。

スリーブの下をセロファンテープで留めてお終い。スリーブで覆うのは花束が絡むのを防ぐという意味がありますが、お客さんが『どれがいいかな♪~』ってあれこれ触っている内に花が痛むのを防ぐという目的もあります。

ものによってはこんなふうに老化(年寄っている)してるものもあるので剪定して落とします。人間もお花も年寄ると、しわが寄ってくすんでくるものですな。

搬入用に樽(ペール缶)が必要です。不足してましたので倉庫を探してみたらこんなのが出てきました。
『漬け物樽』!臭そうです(笑)。
さすがに納品には使えないけど、水揚げには無問題。でも一応洗ってやるか。

午後3時頃には黒い雲が凄い勢いで出てきました。

これはプチフルという品種、いわゆる矮性で、花弁・丈とも小ぶりです。小さくて何がいいのか?ってとこですが仏壇やお墓の花立てにピッタリです。意外に需要があります。

コレもプチフルで、色はグリーン。

もうペール缶がありません。いつも薬剤散布に使ってる200リッターのタンクを水揚げ用に使用します。弱点は支えがないので花が倒れてしまうこと。

まだ終了してませんが、家人が急用で出掛けたので小休止。午後5時半くらい。

暇なので農舎を箒で清掃します。

そうこうしているうちにスコールが。幸い10分くらいで止みました。だいぶ涼しくなったよ。午後6時半頃まで作業続行。

夕食後に残りを。大口さんと産直出荷用を準備。ユリは開花を遅らせるために冷蔵庫で冷却中。

全て終了したのが午後9時15分でした。朝5時からだから14時間働いたかな?
今の時刻は午後11時。ブログなんて更新しないでさっさと寝ればいいんですが、もう中毒(笑)。
さぁ、明日も5時起きだ!
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Posted at
2015/08/11 23:00:46