女王様に奉仕する

朝は7時から6t車の乗務が始まり、日中は汗だくの作業です。もうスポーツドリンクを3本位を飲みまくりで、夕方は16時頃に解放。それから農作業です。お盆の入りが近いためユリやトルコキキョウを収穫しないといけないのですが、トルコキキョウはものになりそうなのが全体の2割程度。あとはお盆過ぎに開花しそうで、いわゆる『夏炉冬扇』というやつになりそうだ。

そんな中、本日は有休を取って産直準備を実施です。


ユリの収穫はなるべく根本に剪定バサミを入れるのだけれど、上の花姿を確認しても、隣の茎を切ったりとか（笑）。ありがち。


本日は軽トラで3回運搬しました。


ここ2週間ほど気温が高く、ユリにとっては高温障害が発生したり、障害ではないが成熟が早すぎたりとかいろいろあった。蕾が開きすぎたものは調製中やスリーブ掛けをしても落下とかがあるので、花弁そのものを切り落とします。
蕾の数を統一して、それぞれ樽に収めていきます。


高温障害を受けた蕾です。花弁が開かない場合が多く、売りものになりません。


値札をスリーブに貼っているのが産直行き、今年は60束調整してみた。それ以外にもプロジェクトA美用に60束を調整。

プロジェクトA美とはこのことです。


花としては受粉させるところまで生きたい、しかし雄しべを放置していると花弁が開いて数時間で花粉になってしまい鑑賞用に不適切になってしまうので、早めに取り除きます。


ユリっていうのは容姿はおとなしいのですが、香りが強くて意思表示が強い（？）ゴージャスな花です。てっきり「ユリが花の女王」と思ってたんですが、女王はバラだそうですな。


本日は21時まで女王様に奉仕した。明日も奉仕作業で、暑い中、責められているみたいだ。しかし、「女王」と「女王様」とでは語感がこんなにも違うものなのか？