
さてとウチの主力農産物といえば、ユリ。涼しい時間体を狙って定植を実施しました。その後の作業としてはワラを敷いて、エバーフロー(商標:総称は灌水チューブでいいのかな?)を張る、とうことになります。ワラは乾燥防止と雑草を防ぐことの二つの意味があります。稲ワラのサイズはだいたい長さ1mというところでしょうかね?当然そのままではサイズでは敷けないので裁断するのですが、ここで『押切』という農具を使用します。呼び名は”おしぎり”ですね。

大きな中華包丁のような感じですが刃が上を向いて固定されており、動かすのは裁断物を押し込み棒(仮称)です。その押し込み棒に付いている木製のグリップが、

折れた(割れた)。年齢としては多分40歳くらいなのではないか?

こういう状態で停止。手前の穴が二箇所付いているところにグリップが付いていた。

何をどう修理するのか、いや、今の作業を取り敢えず継続するためにはどうすればいいのか考えは全くまとまっていないが、とりあえず径の違うパイプ2本とゴムホースと糸鋸を持参。

グリップの長さプラスαで19mmパイプを切断。

グリップにパイプを挿し込んで鉄筋で叩き込んだ(金槌は訳ありで自宅に置いてきたし、工具箱にはラチェットしか入ってない)。
応急処置を施したが、数回押し込み棒を上下させて裁断するとパイプが抜けてしまう。やりづらいことこの上ないが、なんとか作業は終了。

グリップを修繕するため自宅へ持ち帰ったのだが、

刃こぼれしている?

ここは一度研いでみよう。

上手くいっているかは自信はないが、

before
こういうところは丁寧に、

after
全周および表裏ともに研いでみた。

肝心のグリップ取り付けです。
自宅にあった手摺の半端物を適当に切断し、取り付け用の穴を開けます。

鉄製のグリップ芯サイズに近いビッドに再度交換し

2段階の穴径にして抜けにくいようにしてみたんだけど

押し込んでいたら、やっぱり割れた(笑)。
割れたグリップはまだしなりがあるので今回はもう交換しない。ただ、すっぽ抜けが出るようなら再度の交換。

ホースバンドをぎっちり締めた。

手が当たる辺りはカッターで面取りした。
一応これで使用できるようにはなったのだが、錆が酷いのでなんとかしたい。次回の使用は3,4日先なので錆を落として塗装してみるか。
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農作業 | 日記
Posted at
2020/05/09 22:04:52