
動噴というのは水圧を使う仕事に無縁の方には馴染みが薄いかも知れません。”動噴”とは動力噴霧機の略で、ポンプをエンジンで動かして水圧を作るものでして、ウチでは洗車とビニールハウスの消毒・追肥作業に使ってます。燃料はガソリンですが、セルモーターはないので、リコイルスターターを紐で引っ張って始動させます。

錆のある所をサンドペーパーがけしたのち塗装します。錆が一番酷いのはベルトの安全カバーです。
去年は冬期間にビニールハウスに置きっぱだったんですが、水抜き不良があったようでポンプの一部にひびが入ってました。今のところ水漏れはありませんが、いずれ近いうちに壊れるでしょうな。

カバーは本体から外してサンドペーパーで擦ります。

こうなりました。

続いて、最近マイブーム、プラサフです。

スプレー終了。

安全カバーは白を塗ろうと思ったんですが、在庫を見ていたらいつに時代のものか分からんアイボリーというのが出てきた。色合いが近そうだったので、これを使用。

購入したが使い切れずに情けない思いの商品、さび取りクリーム。

ハンドルの点さび取りに挑戦してみたが、やはりうまくいかず。結局サンドペーパーとなった。

次はリコイルスターターのカバーです。

幸い本体から外しても紐がほどけたりしないので、このままマスキングします。

こちらは艶消しブラックで。

燃料タンクも。ガソリンが入っているし、錆があるのはそう多くはないので、ペーパーがけ後マスキングしてこのままスプレーします。カラーは以前購入したクボタ黄色9号を使います。

タンクの周りを新聞紙で囲って塗布。

エンジンカバーと少し違和感あり。ここで見えている底部のボルト部にもアイボリーを塗ります。

before
このドレンボルトあたり。垂れたオイルが悪さするのかも知れない。反対側も結構錆びていた。

after
作業自体は各パーツをチマチマと塗装したので1週間くらいかかりました。
では組み上げます。

安全カバー部
before

after

タンク部。
before

after
一応動噴のメーカーはクボタさんであったが、もう少し赤みが欲しかったかも知れない。

before

after
このアイボリーは今回の動噴の白パーツにぴったりマッチした。ここなんかマスキングは途中までしかしてないのに、境目が分からない(遠近両用か!)。
偶然にしろ、マッチしたカラーでラッキーだった。

ついでに圧力調整コックにも塗った。ここは日焼けによって色が薄いピンクになっていた。

圧力メーターうしろのケースにも艶塗りブラックを。できればガラスを開けて曇り止めをしたかったな。
技術があればキャブレター整備をすべきなのだがなんちゃって整備士なので上っ面のみ、そう!塗装のみなのです。
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DIY | 日記
Posted at
2020/11/15 22:15:10