
ビニールハウスの骨組にスノーブロワのオーガをぶつけて壊してしまったビニールハウス(以下、「ハウス」と略)の部材などを修繕しました(写真はbefore、東西に長手方向に建てているハウスを北側から撮ってます)。
なんでここにぶつけちゃうのかって言うと、それはそれで理由があります、いや、まぁ下手なだけですが。

たいていは写真下側から農舎側に除雪していくのですが、ここはトラクターや車が雪を踏んでチョー堅雪となって厚みができており、農舎に近づくに従ってオーガが上向きになり、除雪が浅くなってしまうのです。
そこでたまに写真左側からハウス側に攻めていくことでオーガを低くして堅雪を除雪するのですが、奥に行き過ぎてぶつけてしまうということです。
ビニールハウスの構造としては縦方向に19mm?のパイプ、2間おきに36mm?の太いパイプ(クランプで止めるタイプ)、横方向に19mmのパイプとビニペット。今回は幅木を留めてるビニペットを中心に直します。

クサビ形のクロスワン(縦横の結合部材)を外し、取り外したいビニペットをフリーにします。

外れました。こんなに曲げてしまってます。

通年ハウスに置いてある予備部材から今回の交換対象に近い長さのビニペットを持ってきました。

大体の長さを罫書きして、そこでカットします。両端にはジョイントを入れて結合しますので、少しは長さ過不足の調整ができます。

切断完了。さすがにスペイドの隣では切断できなかったので、カッターを外に持ち出しました。

ビニペットが平行になるよう高さを見つつ、仮留めしていきます。縦パイプにクロスワンを通して、ビニペットを上下で噛みつけます。そこでテンションがかかるので、クサビを打ち込みます。

クロスワンはこんな形で、中央の平行四辺形は最悪に曲がってしまったやつ、おそらく矯正できないだろうなぁ。

ついでに○パイプもベコベコになっているところをクロスワンを下から叩いて(圧雪で上から押されて凹んでたので)、なるべく真っ直ぐにしてみます。

こんな感じで。

写真再掲before

after

少しアップで。幅木が少し狭くなってる。雪の重みでビニペットが下がったせい、ここも修繕対象かな。
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農作業 | 日記
Posted at
2023/03/19 09:18:50