
近所の方がタイヤ交換をしていた。春先の平凡な日常風景・・・ではあるのだが、そこは地面が石ころの未舗装面で、そこにガレージジャッキを置き、ウマ無、タイヤストッパなしであった。

私が自分でタイヤ交換していた時(現在も)は舗装面にジャッキを置いていたから自分的には未舗装面にジャッキというのは少し怖いと思う。が、その方は「長年これでやってきて不具合や怖いことないし!」と思ってたんだろうなぁ。これって、その方には正常性バイアスなのかな。せめて敷き鉄板が欲しいところだ。
話は変わって、

ハウスを耕起したので、畝立て機で畝を立てていきます。対象はユリ定植ハウス2棟とトルコキキョウ定植ハウス2棟、畝立て機の設定(畝の幅や高さ)は全く同じですが、ユリのハウスは1棟に畝4本、トルコキキョウは1棟に畝3本、畝立て後にトルコキキョウの畝にはマルチをかけるところが相違点。
写真では足跡が付いていますが、これは畝立て機で歩く際の中心を示します。これからずれないようにバックで戻ってきます。

この写真の畝立て機の仕様では三角フレームのハンドルが180度反転してて、エンジンの前にオペレータが立つ格好です。つまり作業は後退で行います。
ロータリーで土をかき集めて整形板で台形上に畝を立てていくので、オペレータが立つのは土をかき集める前の位置、となります。
もし畝立て機を外して耕起のみにするなら、ハンドルを再度180度反転して、ロータリーの後ろに立って、作業は前進で行います。
畝立て作業自体は写真撮ったつもりだったけど、まったく撮ってなかったorz。

今日はマルチを張りました。トルコキキョウにはマルチが必要ですが、マルチってマルチ商法の”マルチ”と同じかと思っていたら、英語的にはスペリングの違う”マルチ(同音異義語)”であった。
真ん中にデ~ンと一本、人が歩く間隔を開けて、左右にもう一本ずつ。

別なハウスも似たような構図の写真だが、全体にマルチは左にオフセット。このハウスは写真でいえば右側から雨水が流入することがあり、その場合は右側のパイプが地面に刺さるあたりがかなり泥濘化するので少し畝を左に寄せていた。
そういえばスカートを履かせてプレイしたことがあったな。
さてと最後は小技披露です。

広い露地圃場だとマルチ張りはトラクターで畝立てと同時にやってしまうのですが、マルチャーがクボタトラクター用なのでデカくて、ハウスの中では狭くてそもそも無理です。今は現役を引退し、物置の土台になってます(笑)。
従ってマルチ張りは手作業なのですが、時間がかからない割と楽な方法があるのです。以下、テキストばかりでスマン。

マルチにパイプを通し、パイプの両端付近をY字鉄筋で支えます。

昔の写真でスマン。この時はさらに両端に?字鉄筋で外れ止めとしてたな。
そしてマルチの先端を畝の端から端まで引っ張っていきます。この時マルチはY字鉄筋の上でゴロゴロ転がっています。イメージはトイレットペーパーを引っ張るとロールがぐるぐる回ってる感じかな。

この写真は良いようで悪い例。くるくるや扉を開けているのでマルチが風で煽られる(タイムスタンプは2019/6/1、きっと暑くて空気を入れたかったのだろう)。締め切ってやるのが正解。
このやり方をする前は一人が畝の手前に腰かけてマルチの端を掴み、もう一人がマルチを反対側まで転がしていってた。もちろん畝をまたぎながら(笑)、足が長くないとできない。
Y字鉄筋と反対側のマルチ先端とほか数ヶ所に土を寄せて重しとし、手前側のマルチをカット、あとは足で土を寄せて、踏み固めていきます。その際に足でマルチを軽く引っ張ってテンションをかけるようにします。

今回は適当にパイプを用意したので必要以上に長すぎた。
ここは一発、パイプカット←痛そう・・・。
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調子・トラブル・メンテナンス | 日記
Posted at
2024/04/19 21:28:54