
トルコキキョウの総括らしいものをしてみましたが、だったらユリも。トルコキキョウは種から栽培を開始しますが(ちなみにメーカーからは苗も販売されてます)、ユリは球根を購入して定植するところからスタートですので、いかに優れた球根を買うかが一番のキモです。ウチは高知県に本社のある専門商社から購入してます。

管理としては毎日の水管理(灌水するかどうかを毎日観察して決める、ということ)と追肥、害虫駆除、雑草除去、暑い時期の遮光幕というところでしょうか?害虫の代表はアブラムシで、白くなり始めたつぼみにたかって露を吸い、ダメにしてしまいます。

8月の産直販売に充ててるのは、”カサブランカ”という白色の品種で、今年はJA出荷は無しで産直販売のみに充てました(JA出荷をしない理由は多々ありますが、冗長になるので省略)。日程としては5月20日前後に定植して7月上旬にはつぼみが付き始めて、8月5日前後につぼみをが白くなり始めたところを狙って収穫を開始します。
収穫方法については先日書いたブログをご参照ください。

産直で販売するので花姿は「丈が長くて、1本につぼみがいっぱいついているもの」というJA出荷向けではなく、「丈そこそこ」「つぼみは2個から5個くらいまでで十分」ということになります。丈が長ければそれはそれで素晴らしいのですが、他のユリと抱き合わせて3本か4本くらいで花姿を作るので一本だけ背の高いのがあっても結局茎を切るしかないのです。

具体的には花姿の基準はつぼみ8個(8個にするためには3+3+2、4+4、4+2+2、3+4+1とか。7個+1個とか1本で8個とか、1個*8は無し)。
前振りが長くなりましたが、販売数、自分の視点からの品質、お客様型の評判、時期(花の開花度)などを判断すると、70点ぐらいかなと思います。販売本数が170束くらいでやや不満(200束はいきたかった)、品質は「丈は短めだったこと」のみ減点、害虫・奇形もなし、早咲き遅咲きもなしで時期バッチリ・・・
と思ってたんだけど、大口のA美さんは「今年はあまり良くないよな~」って言ってた(笑)。
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農作業 | 日記
Posted at
2024/08/24 22:57:35