
本日は晴れ、首都圏に住んでいる家人も帰京しました。雪も大したことがないし、仕事の遅れも一応昨日リカバリー済み、ようやく正月休みを取れる余裕が出てきた。
午前中は家でゴロゴロ(職場からのヘルプ要請もたまにあるので、午前中の出掛けはなるべく自粛)、午後から映画を観に出掛けた。
お目当ての映画は17時半からの1日1回上映なので遅れないよう、余裕を持って出発。

時間がありすぎたのでYハットで時間つぶし。
解氷剤を購入し、それとブラブラとLEDコーナーも物色した。今のところヘッドライトやフォグに手を出すつもりはないが、基本情報は収集しておいた方がよいだろう。

続いてAPさん。
収納道具類を購入。また後日アップします。

今日はケチって約1500円分しか買わなかった。

市内に到着、シネコンで利用できる駐車場に入庫させた。
実はこの駐車場、土日はかなり待たせられる。行くのは朝イチかレイトショウの時が多いが、本日は16時前後でも待ちが無くすんなり入れた。ほら、立体・平面ともに空きあり。
冬場は降雪があるので屋根付き(立体ですな)駐車場に入れたい。
春は黄砂でボディが汚れるのでやっぱり立体。
夏は陽射しが強くて車内が暑くなったり内装が日焼けするので、これまた立体に。
なんだ、結局年中、立体かよ?気にしないのは秋ぐらいでしょうかね。それと映画チケット代と4時間駐車料金込みで1800円は激安!

立体駐車場を1/4周したら駐車スペースが見つかり、すんなり駐車。

少し早い夕食を取ります。えぇ怒濤留でミラノサンドを頂いた。ここで30分も時間をつぶせたらいいのだが、せっかちなのと手持ちぶさたで10分ほどで店を出た。CM通りのリラックスはできんな。

では映画館へ入場。

映画『IT(イット)』の原作はスティーブン・キング。この『ダークタワー」という映画もキングの原作らしい。ただし、かなりアクション性が強いみたいなので、こっちは観る気はない。

映画鑑賞中、咳を連発し、近所の方に迷惑を掛けた、スマン。まぁ、私の列には誰もいなかったし、座席は全部でも1割も埋まっていなかったけど。
さてと肝心の新旧対決ですが。
実はこの『IT』、2002年にテレビドラマとしてNHK・BSで放送されてました。昔はNHKでけっこうS・キングのホラーを放送してたんですよね。覚えているだけでも『ランゴリアーズ』、『悪魔の嵐』、この『IT』。
というわけでテレビドラマ版と映画版の比較になります。原作は読んでいませんので、あくまで映像を見た範囲、それとテレビドラマは放送が2回に分かれ、「少年期」と「成人期」に分かれてますが、映画もほぼコレに準拠してまして、今日見てきたのは「少年期(映画中では”第1章”と表記)」にあたります。テレビ版では最後まで観てオチなりが分かってますが、映画版は「いわば半分しか観ていない」ことになります。

テレビ版は多分規制が多かったんだろうと思いますので(Rなんちゃらというやつかな)、残酷さ・ショック度は映画版の方が上。テレビ版では町の記念誌を見ているとペニーワイズの恫喝で手がニョキって出てくるシーンがありましたな。

映画版のペニーワイズは怖さよりショッキングなシーンが多いように思いました。それと気持ちを逆なでするような演出があちこちにあり、ぞわ~っとする感じ。
このメークに下には、

こんなイケメンがいます。

テレビドラマ版のペニーワイズは

カルト映画『ロッキーホラーショー』のティム・カリーが演じてます。
もう最高に不気味で、恐ろしすぎます。ただ、ペニーワイズの正体が蜘蛛だったのにはガッカリでしたな。映画版ではもっとシャキッとしたバケモノぶりを見せて欲しいものです。
ストーリーとしてはテレビドラマ版はホラー色中心(規制の中で一生懸命)、映画版は子供達の心理や家庭環境なんかにも気を配っており、ホラーとしては少し弱いかな。少し冗長な気もしますが、成人期(第2章)の伏線かも知れませんので、ここで評価しきるのはフライングかも。
「ふわふわ浮くんだ(You float,too)」というキャッチコピーには恐ろしい実話が背景にあります。当然テレビ版でも映画版でもこれには触れていません。ちなみにテレビ版では「ふわふわ浮く」映像はなかったんですが、映画版では見せてくれました。

「側溝の中からスマンな」
はっきりいってS・キング原作の映画って駄作が多いんですが、今回は頑張った方と思います。ただ新旧対決としては旧作を100点としたら新作は70点というところ、やはりT・カリーのペニーワイズの不気味さにはかないません。
Posted at 2018/01/02 23:34:36 | |
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