
9月の三連休を利用して知り合いのホンダ・ライフのデッドニングを手伝ってきました。
金曜日までは涼しくて屋外作業日和だったのですが、台風18号接近のせいか湿気が高く、気温も30度前後になってました。
作業に夢中になって写真は少なめ、コメントで要領を補足します。デッドニングそのものはおそらく他の方が書いてあるので、それ以外の留意点などを書きます。

ネジは2ヶ所、ともに隠しネジとなっています。細めのマイナスドライバーで目隠し蓋を開けて、ネジはプラスドライバーで外します。
クリップは取説の通りです。内張剥がしを使ってパキパキ外します。難しいところはないです。
クリップが全部はずれたら内張の両端を持って上に持ち上げ、ドアロックピンを越してやります。

前回内張剥がしでできなかったドアロックリンケージを外します。ホンダでは「リンケージ」ではなく「インサイドハンドルケーブル」と言うそうです。ちなみに「内張」は「ライニング」と言うそうです。

リンケージの緑色の太巻き(正式名称が分かりません)をステーから外します。内張を垂直に立てていると仮定して、真横に引っ張ると外れます(写真は内張を上から写したので、写真手前側が『上』、奥側が『下・つまり地面』となっています)。

今度はリンケージがステーの穴から抜けるのを防いでいる青色の樹脂製品(これも正式名称が分からない)を外します。
前回はこの外し方が分からなかったんですが、でも冷静に観るとすぐ外し方が分かります。∩になっていてリンケージを挟み込むようになっています。樹脂製なので柔らかく、軸に従って円を描くように引っ張って外します。そうなるとリンケージは全くフリーになるので、上に引っ張って穴から抜いて外します。

コネクタを外します。
運転席側は内張にパワーウィンドウとドアミラーのコネクタ(カプラ)が刺さっていますので、爪を押しながら引き抜きます。助手席側はパワーウィンドウコネクタ1個です。

続いて防水ビニールを剥がします。
暑かったせいでしょうか?ブチルゴムは比較的簡単に剥がれました。ただブチルゴムは防水ビニール側ではなくほとんど車体側に残ってしまいましたので、ヘラでこそぎ落としました。ホンダ車のブチルゴムはしぶといという情報があったのですが、今回はあっけなくとれました。
しかしながらこれだけでは全部はとれませんので、クラフトテープ攻撃!やっぱりこれが一番有効です。ブチルゴムの残りに沿って長めにテープを這わせ、脱毛の要領でビリッといきます。
あとはむき出しになったインナーパネルとアウターパネルにパーツクリーナーを塗布しウェスで拭いて、清掃・脱脂を行います。

これは助手席側。上側が半ドア検知のコネクタ、下側がドアロックのコネクタです。ビニールを剥ぐのに邪魔なので一時的に外します(ちなみに助手席側には半ドア検知のコネクタはありません)。

ようやくデッドニングにかかります。
アウターパネル用の制震シートを貼り付けます。続いて吸音シートも貼り付けます。

インナーパネルようの制震シートを適度にカットして貼り付けます。サービスホール中心に貼り付けるなら梱包の3枚の内、2枚で済みます。今回は1枚余りました。

注意点。内張の一番大きいサービスホールに当たる場所には写真のような突起があるので、サービスホールのデッドニングには凹みを保たせます。少しで十分。
Posted at 2013/09/16 21:44:50 | |
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