
朝は降雪でしたが、日中は雨で雪が融けたよ。こんなんじゃホントに今シーズンはスキーには行けないなぁ。最近の暖冬の中で一番酷い気がする。
さて「ロングホイールベース」ですと”直進安定性”を得る反面、”小回りが苦手”となります。ウチにある車は小型車中心なので、ロングホイールベース車っていうのは皆無。トラクター自体もガタイは大きいもののホイールベースは短い。
今回の改良(DIY)は何かというと・・・、

これ、エア・コンプレッサーです。写真は梱包から出した直後のもので、これにキャスターをつけて引き回します(純正仕様)。

キャスターを後方にズラしたら(ロングホイールベース化したら)キャリーハンドルがもっと上にあがって、ハンドリングが楽になるんじゃなかろうか?というのがお悩みでした(まっ、それほど悩んだわけじゃないですが・・・)。

普段の地上高は約51cm。

だいたいこのくらいがキャリーハンドルの持ち上がる限界、地上高約63cmというところ。
持ち上げ過ぎるとタンクのお尻が底付きしてしまいます。底付きするだけならまだいいが、底を軸にして回転し転倒する恐れあり。

諸元の測定です。キャスターをだいたい10cm位後ろにずらすとタンクの外径範囲外となります。

キャスター間の内測は約22cmというところ。

キャスターを純正位置から外し、ステーを使って手延べ?(キャスターをズラし)します。
アングルステーを3本使用。

リーマーでステーの穴を10-12mmまで拡げます。キャスターの軸とボルトの太さということですな。

こんなイメージで取り付けます。

これはエア・コンプレッサーを立てて作業しています。既にタンクのお尻に傷がついている。

ボルト締めするところが1箇所しかないので、キツくナットを締め付けてもすぐ座屈してしまいます(←当然)。

しかも後ろ下がりになります。まぁコンプレッサーの動作には支障ないのでしょうが、見た目に格好が悪い(笑)。
と思ったけど、タンク内に水が溜まると傾いたところに溜まりそう。これだと支障は出るな。

ジャンクステーを折り曲げてビニールテープで養生し、

これを間隔が狭まる側から打ち込みます。いわば楔です。

重し(荷重)がかかるので抜けにくいかと思いますが、なくなったらまた作るだけだ。
追伸:ビニールハウスで使ってる楔がいいかも!

左右にアングルステーを付けて、キャスターも取り付けた。ステーの勾配もなくなるよう、一応楔も打った。

さらに横方向もステーで補強すれば車輪のふらつきも少なくなりそう。3本目のアングルステーを付けたが、これは長さが足りなかった・・・orz。
ジャンクステーをカットし、ボルトで延長します。これで横方向も補強されたよ。
見苦しいのだが22cmくらいの長さのちょうどよいステーなんてものはないだろう。どのみちカットは必要。

キャリーハンドルを持ってみた。腰をかがめる必要はなくなった。移動も少しは楽になりそう。

だいたい10cmくらいプラスの全高を確保できた。ただ大きな問題点もできちゃった・・・^^;。
タンクの底付きがなくなったし後ろのハンドルが床にあたらないので、”傾けすぎて転倒する防止策”がない状態。まぁ、そこまでキャリーハンドルを持ち上げることはないとは思うけど。
APさんでエアホース10mものも買ってきた。なので遠隔地のエア充填なんかはコンプレッサーも移動させる方法とホース延長と、二通りの選択が可能にはなった。
Posted at 2017/01/09 19:46:20 | |
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