
米の種蒔きを行ってからはず~っと朝5時起床。そしてユリの出荷時期の今は4時起きです。今シーズンの出荷曜日は月水土、前日にユリを調製しておいて、出荷曜日の朝に箱詰めします。
なんで前日にやっておけないかというと蕾が開いちゃってる可能性があるので、出荷当日に花姿を確認して梱包するわけです。とはいえ、運送中のトラックの中でも開いちゃってるんだろうなぁ。

開いちゃったヤツは除外して、産直行きに。
今シーズンはJA出荷と産直出荷がびったり重なり、「なんぼ出荷すれば、産直向けに残るのか?」を考えなければなりません。

その前に本日の出荷を済ませよう。

梱包箱に化粧紙を敷き、

丈の短い花なら30本、長めなら20本収めます。

敷紙をくるんで、梱包を閉じます。本日は11箱出荷。ほとんど20本入りだったので220本か・・・、ハウスに定植した量の1/7というところか?

今日は曇りがちで、空気も涼しく、過ごしやすい日でした。気温は27度くらいでしょうか?
仕事を定時で切り上げ、夕方の収穫に行きます。日中の暑い時間帯に収穫すると花がすぐダメージを受けます。なんていいますか、茎を通して盛んに水分のやりとりをしているのに、その大動脈が断たれるから、という感じですか。
切った直後に水あげできればベストですが。
このユリは開花直前、この色合いで収穫しては遅いのです。

こっちは青二才過ぎる!3日くらい経って生花店に並んだ時に1個前の写真程度に色づいて欲しい。そのくらい青い蕾で収穫するのです。

まぁ、正直どれを取っても構わないくらい色づいてますが(笑)。
今年は産直向けに4輪を残そうと思います。従って、3輪、5輪、6輪、それ以上を収穫することになります。
ウチの産直向け(自家販売を含む)の出荷基準は『蕾で計8輪、茎の本数は問わない』です。蕾4輪のユリなら2本。だいたい200束くらい調整するつもりなので、450本くらいは産直向けに必要。

続いてトルコキキョウの検分です。3ハウス巡回しました。だいたい8000株定植したんですが、枯死や生育不良を4割とみて4800本が出荷可能と試算して・・・。
1束に6品種2本ずつ調整したとしたら、4800/12=400束か・・・。そのくらいかもな。
白の八重、ピッコローサスノーでしたか?

天然パーマ系、ちりぢりヘアーのまほろばイエロー。

こちらは小ぶりの矮性、プティフルラベンダー。蕾の大きさはリップクリームの径くらい。

昔の品種で言えば、あずまのあおなみとかだっけか?

これは期待したい八重系、カルメンカシスです。八重はやっぱりゴージャスですな。

こいつは今年初めて種蒔きしたピーチネオというもの。ピンクなんですが、蕾からは薄~いピンクにしか見えないなぁ、色づくんだろうか・・・。

これ、紫と白のバイカラー、紫というのは日本人の琴線(きんせん)に微妙に共鳴しますな。

というわけで、こっちは失敗作。
発芽失敗、茎も真っ直ぐではなくグネグネ、遮光幕もかけられなかったので生育が進み過ぎて開花してしまった。花弁も日焼けして、見苦しいことこの上ない。

この時間も残業。

土曜日出荷分を先行調製中です。

調整した分は冷蔵庫で10度前後に冷却してみます。生育が少しでも遅れてくれることを祈りつつ。

とか言って冷蔵庫も万能ではない。開く時は開くのだ。
Posted at 2018/08/01 22:07:44 | |
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農作業 | 日記