
ユリの収穫が終わりましたので、これからトルコキキョウを収穫していきます(なおユリの産直出荷は未了で、8/14頃まで続く見込み)。
トップ写真はピンクの品種なのに、白だらけとボヤいた”ピーチネオ”という品種、全身ピンクは数本存在した。

”ピーチネオ”を1列収穫するのに90分くらいかかった。

明日はここのイエローとグリーンを採る予定。

さてと毎回圃場でのトルコキキョウの概況を撮しただけでは面白みもないので、ちょっと変わりダネを。やろうと思っていてなかなか実施できなかった、簡易水上げ槽製作です。って、大工仕事は好きだけど本当にヘタです。
見ての通り、200リッターのタンク(液肥や殺虫剤の散布で使用)に収穫してきたトルコキキョウを水上げできるよう、手製の仕切りをかませます。仕切りの位置は花の背丈の2/3くらいのところになるように。花のまとめ単位が15本毎なので、ざーっとで300本くらいは収められる(と思う)。

この仕切りは数年前に製作したがサイズが全く合わなくてお蔵入りに。今回、タンクの中央部に沈めて仕切りの端が壁面にひっかかるようにしたいので、既存の仕切りを切ったり、

足したり。
落ち着いてタンクの内径を測定して、切断位置を木材に罫書いてから切断すれば正確にできるものを、目分量でやったので、切り過ぎた(笑)。

さぁ、今度は円形タンクの仕切り作成です。
タンクは卓球台の上に載ってます。
課題としては、円形の内部にどういう仕切りを作ればいいのか?材料は?複数の素材をどう結合する?が考えられ、材料になりそうな部材を揃えにビニールハウスに赴き、ミニキャブを運転しながら悩んだ。

結局は材料で全てが決まりました。
仕切りの材料は腐れて折れた園芸用支柱、網を張るヤツですね。折れてしまって所定の使い方ができなくなり、ビニールハウスに捨てられていたものを拾ってきた。地面と平行にタンクの中程に沈めて、引っかかるところの長さ目分量(またしても!)で切断。

これを4本製作。

仕切りはこんなイメージです。

結束方法は交点をタイラップでクロスに結わえましたが、もちろん緩い。
腕があるなら直行箇所2箇所をドリルで開けてボルト締めだろうなぁ。

切断箇所はケバっているので

コイツで面取りします。
しかし、電動砥石機といい、電動カッターといい、電動回転鋸といい、今回使ったのは家人が揃えてくれている機械。ありがたいです。

コイツは腐食箇所を落としたところ、偶然斜めとなった。ギザギザ箇所は電動砥石機で面取りします。

別な切断面もできるだけ斜めにして、面取りしておいた。

この円形タンクは壁面がテーパー形状となっていて、仕切りのバーエンドはそのテーパー角度に沿った切り口が望ましい、まぁできませんが。
バーエンドが少し斜めにはなったので、ズリ下がり防止にはなるでしょう。

これが今年のトルコキキョウ産直出荷の花姿です(ダブルクォーティションは品種名)。
中央に”ピッコローサグリーン”、(時計回りに)7時から9時”ピーチネオ”、2時”クラリスピンク”、3時”カルメンバイオレット”、6時”ピッコローサスノー”、裏側に隠れてしまってますが”ボヤージュイエロー”。
見た感じ紫が少ないので淋しいね。紫がもう2本入れば強いアクセントになって彩りの濃い花束になるのだが。
あっ、仕切りはパーティションでいいんだね。
Posted at 2020/08/09 22:58:13 | |
トラックバック(0) |
農作業 | 日記