
『そんなじたんのからばこ~♪』って歌われたのはいつの頃だったろうか・・・。当時はそもそも「じたんって何?」という話や、「いやJINTANだろ!」とのツッコミもあったらしい。
その歌のタイトルにはアジアと欧州のはざまの都市名が入っていた。
”じたん”とはタバコの銘柄とのことだが、タバコは吸わないのでピンと来ない。

ちょっと前なら、彼か?って言われたかもしれないし。

今日はそのものずばり、”時短”です(前フリがしつこいかな?スマン)。

以前のブログで「全ての圃場耕起と内張りかけで2日半かかる」と書いた。田んぼの耕起は天候を見ながら、かつ圃場をできるだけ乾燥させてから、と考えており、予定では今週水曜日であったのだが、家人が”どうしても本日午後から”と言い出したので急遽実施することとした。

家人が耕起している間、自分はやることがないので(圃場から圃場へ公道を使って移動する場合は道路に落ちた泥をすくって投げる仕事があるのだが、今日は圃場を渡り歩いたので、なし)、ハウス2棟の内張りをかけます。

”内張り”かけとはウチのビニールハウス作業のなかでも苦行に属するもので、1年に1回だけながらけっこう辛い作業だ。

ビニールハウスの中2階に上り、パイプ2本を足場として不安定な姿勢で中腰となり、股下にビニールを這わしていくのだ。その姿勢で18mくらい歩く。

内張りビニールは屋根ビニールとほぼ同じ大きさで、約10m*20m。こんな感じで引っ張っていき、端っこで地面に垂れ下げる。

何が大変って、重いし、ビニールハウスの各種パイプに引っかかるのだ。
地面から立ち上げれば地面と平行にさせるところで引っかかりが出るし、

道中でも股下で横断している梁にも引っかかる。

ということで、最初に内張りを長手方向に展開(つまり引っ張っていく方向に)して、

それをミニキャブの荷台に葛折りさせて載せていきますが、ビニールには表裏がありますので、引っ張り上げた時に上には表が来るように葛折りとします。このときキャロル・キングの「So far away」が頭を流れていきますが、97年頃のスバルのTVCMで男性ボーカルが歌っていた「So far away」は超素敵です。
荷台に載せるのは少しでも立ち上げ距離を稼ぐため、そして葛折りにするのは立ち上がりから平行化させるときの抵抗を軽減させるため。

ということでハウス2棟に内張りを渡し終えた。本来なら中央に渡したビニールを左右に拡げて展開するのだが、今日は時間なくこの姿で終了。まぁ、降雪対策なので作業としては1ヶ月も早いのだが、雨降りなどで地面が濡れると厄介なので天気のいい日に済ませておいた。

16時半頃耕起も終了し、終了タイミングとしてはちょうど良かった。これで農作業時間としては少しは短縮となったわけだ(ここでブログタイトルに戻る)。
Posted at 2020/10/19 22:36:39 | |
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農作業 | 日記