ここ数年、花卉の育成に失敗していて、昨年県の農業普及改良センターの職員さんに訊いたところ『畝が低く、水負けしてそうだ』との診断で、対策としては畝立て機などを使ってもっと畝を高くしてみては?とのことであった。
昨年はこんな感じで反省してた。
うちの畝立ては鍬を使っての人力なので、ほとんど畝の高さが出ない。今までず~っと人力でやってきて『なんで今頃水負けするようになるの?』との疑問はあるが、まずは畝の高さを確保するために管理機(昔は耕運機と言ったものだが)にロータリー一体整形機を付けたものを購入して、それで今シーズンは営農してみることにした。

注文は今年の正月明け、納品は先週となった。
左からハンドル、真ん中らへんにエンジン(ちなみにガソリン車。残念ながらスターターロープを引っ張るヤツ)、カバーの下にロータリー(耕うん爪)、最右に整形機。

整形機は見ての通り。
左右に斜めってる板と天板の中に耕起した土を詰めて、左右と上から固め押して畝を作る。これで畝を作るのはいいが、でもそれじゃタイヤ痕と足跡がつくじゃないか?

そう!これはバックで耕うんするのです。じゃあどうやって真っすぐを確保するのか?メーカーさんが言うには、次の通りとのこと。
この写真では管理機の右側に一本の足跡ラインがありますが、1)まず畝立てしたいところに真っすぐテープを張る、2)そのテープを踏んで歩き、わかりやすく足跡を付ける(それがこの写真)、3)管理機を非耕うんモード(ロータリー掛けしないように)にして、足跡をガイドにしながら前進していく、4)ハウスの端まで来たら、耕うんモードして、タイヤ痕を踏みながらそのまま後退で畝を立てていく…、ということです。
う~む、後退で畝立てをするのは難しいなぁと思ったが、一度前進してというのは、まったくアイディアになかったなー。
ちなみに畝は立てましたが、これは練習。再度耕起しなおして更地にしたら、本番です。5月上旬くらいかな。
Posted at 2022/04/27 22:44:26 | |
トラックバック(0) |
農作業 | 日記