
何やら学術論文みたいですが。でもこういうタイトルの付け方は好きなんです。
土曜日はハウスの屋根ビニール掛けと培土入れの合間に、『編むハンドルカバー』の調整もしておりました。写真の通り、ステアリングの径が細いためこのまま編み込むと革が余ります。特に糸をキツキツに締め付けていかなければならないので余計革が余りそうなんです。
そこでいろいろプランを考えておりまして、まだ施工には至っておりません。

1)プランA
縁を折り返して全幅を狭める。
ただ針穴が消えるので縫いにくくなるし、何よりステッチがバラバラになって不均等になりそう。縫製の技術がある人向けですね。

2)プランB
縁を重ね合わせる。
野球のボールの縫い目のように交互に縫うのではなく、片面だけ縫っていく。これも縫製の技術がないとダメそう。

3)プランC
ステアリングに何かを巻き付けて、『径そのものを太くする』。
厚みが増えることでカバーを巻き付けて縁同士に隙間ができれば締め付け的にはベスト。ただテープ類は糊が残るので不可、剥がれやすく跡が残らなくて巻き付けやすいものを探すこと。←あるのか?そんな都合のいいもの!!。

ありましたよ。それが包帯です。
しかも包帯の繊維自体が互いにくっつくやつ、留めのテープなどは不要です。意外に厚いので一巻きで「編むハンドルカバー」の縁同士の隙間がなくなりました。二巻きもすればきつく糸を引っ張らねならなくなりそうで、イイ感じです。

ちなみにマスキングテープだと1箇所三重巻きにしないと厚みとしては不足でした。

編み込み方はこうです。
手前の外側から針を刺して縁から外へ出します。向こう側も同じように外側から刺して縁から表に抜く。次へ・・・を繰り返します。これは練習の写真です。

ステアリングの裏には写真のように中心線があります。ここからずれないようにカバーを引っ張って調整していく必要があります。

これでも裁縫男子です、針仕事は嫌いじゃないです。サラリーマンの時はボタンやほつれなどは自分で縢っていました。
写真はビンテージもののジーンズです。ケツの破れをバンダナを縫い込むことで隠しています。コレも自分でやりました。
Posted at 2014/04/23 20:48:10 | |
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