シフトブーツ本革化で結構苦労しまして、整備手帳では”その11”で何とか完了まで終えたことを報告しました。今回はボツネタあるいは試行錯誤して失敗したところなんかをアップします。
「なんで整備手帳を使わないのか?」というところですが、1)写真が結構あるので、枚数制限のないブログが書きやすい、2)長文になりそうなのでブレイクが必要=下書き機能がある、という理由からです。
シフトブーツの本革化はネットで商品を見つけたことが施工動機になります。

この商品そのものとしては良かったと思いますね。縫製も丁寧、しかしミニキャブのセンターコンソールに押し込める際には十分に検討するべきでした。

さて、これがbeforeですな、ゴム製の蛇腹。
これを撤去し、

既存シフトレバーの全高などを確認もせず、とにかく裾をぴったりにしたくてシフトブーツをコンソールの裏側に留めた。

一応、after。う~ん、いいんじゃね?と自画自賛はしたのだが。

使っているうちにシフトブーツ内部で留めているクリップとかホットボンドとかの接着力が弱まり、こんな感じに。それとブーツの四角錐の斜辺をピンとする構造ではなく、クシュッとさせていたことから弛みが生じ、収まりが悪くなった。

シフトブーツの裾をカットして高さや裾の広さを調整してみたが、改善されず。

ひどい時はこんな感じになった。
さぁ、これからボツネタです。

なんとかシフトブーツの裾をセンターコンソールに固定したくて、それもコンソールを加工せずに(加工は嫌なんです)、ワッシャとボルトで締め付け(挟み込み)できないか?
できなかった(笑)。

センターコンソールとブーツの空隙ができたら化粧パネル(シフトパネル)を貼れば隙間が消えるんじゃないか?おぉ!ネットではメルセデスのシフトパネルが安く売ってるし!

センターコンソールのシフト周りに載せてみた。が、全然合わないじゃん!ここで採寸の大事さを痛感したのであった(←今頃遅いって)。

裾も切っちゃったし、もうコンソールを覆うやり方にする?一応、成形のためテープ留めしてみるか。
でもそうすると切り口が雑なので表に見えると格好悪さMAX。目隠しか化粧何とかが必要だ。

メッキモールでシフトブーツの接着面を全周囲ってみるか?センターコンソールの角っこにL型に曲げて覆えばカッコイイかも?でも曲げ加工すると盛り上がってダサクなるんじゃね~か。

偶然、HCでこんなものも見つけた。本来はスマホ置き。

おぉ!偶然にもサイズはほぼ一緒。
中身をくり抜き、縁だけを残せば接着面隠しになるのではないか?

いいねぇ、ただコンソールの形状がバックギアの辺りでテーパーになっているので、そこはどうしようもない。

最後の聖戦。本革を両面テープでコンソールに接着してみる。まずは脱脂、

これを、

こう貼って、この上にシフトブーツを載せる。縁のダサイところはモールかスマホ置きで隠そう。

しかし、裏の布生地には両面テープは接着できず役立たないのであった。

じゃあ、ボンドはどうよ。これもくっつかず、中途半端でした。
転機というかインスピレーションはみん友さんからのカキコミ、ダイレクトのアドバイスではなかったんですが、コメントを読んでいたら閃いた!
『シフトブーツの内側から外側へテンション掛けてみれば?』
『張り出しが可能なステンレス材とかを使おう』

センターコンソールの切り欠けサイズより若干大きめに番線を曲げ加工し、センターコンソールと同じ位置になるようシフトブーツの内側に番線を縫い込みました。確実に取り付けられるよう、採寸も実施。

これでセンターコンソールの切り欠けピッタリに収まった。

スマホ置きの切り欠けも不要なくらい密着できた。

afterその2です。
Posted at 2018/06/26 07:48:52 | |
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