
仕事中に家人から、「ビニールハウスのクルクルが空回りする」というような趣旨の電話があった。”趣旨”というのは、伝えられる電話の内容だけでは何が何だかよく分からず、こちらから質問して要領を得たからだ。ビジネス文書では5W1Hを記載して、なるべく簡潔に、を心掛けているが、電話でも(いや電話だからこそ、というべきか)実践したいものだ。

仕事が終わった後でビニールハウスに向かったが、症状としては側面換気のハンドルを回転させても、それに巻き上げが追随しない、というところ。
見たところ写真のハンドルに取り付くパイプが腐食して、回転力が伝わらない、というものであった。

応急措置をいろいろ考えたのだが、急な話だったので資材が足りなくてハンドルの交換での応急措置しかできなかった。しかも慌てていたせいか、既存のハンドルを抜くのを忘れ、上から重ねてしまうという失態(巻き上げ・降ろしに支障はないはないのだが)。

本日、道具を持参し再施工。雨が降る前に終わらせないと。
作戦としては、2個重なっているのを外す、応急措置としたハンドル取り付けを本格施工でボルト締めする、というところ。

外すのは簡単。締め付けたボルトを緩めて交換ハンドルを抜くだけ。その後、地面に置いてあった交換前ハンドルを撤去します。角張ったのが交換前、ラウンディッシュなのが交換後ハンドル。
くるくるのパイプの径は19mm、パイプがハンドルに刺さるところの径は22mm。スペーサーが必要なのですが、交換前のハンドルに装着されていたスペーサーが固着して抜けない。そこでハンドルごと交換したわけですけど、やっぱりスペーサーが必要のため、22mmのパイプをカットしてスペーサー替わりにしました。

19mmパイプ→22mmパイプ→ハンドルと三重構造になってしまうので、19mmと22mmパイプは貫通穴を開けてボルトで一体化させます(22mmパイプとハンドルは締め付けが可能)。

パイプを被せて二重に穴開けしました。

無事完了。ところでここでの作業に必要であった10mmのレンチが車載工具箱に入ってなかった・・・。

それからデゥモサの出荷です。

お得意様にご来場頂き、出荷しました。

15時頃から出掛け、まずはAPさんに寄って買い物です。

10mmのコンビネーションレンチ、ロールキャビネットには当然持っているのだが、車載していなかった。つまりはもう1セット必要だと言うことだな。
それとOリングのセットもの。水仕事が多いだけに、Oリングは各種持っていたい。

最後にビニールテープ・赤。
APさんで買い物を終えて路上を走行中ハタと閃いたんです。
「ミニキャブのセレクトレバーのバックライトLEDが青白っぽい件、LEDを暖白に交換するのではなく、アクリルに赤っぽいテープを貼ればいんじゃね?」
おぉ、これならセロハン各種を揃えても安いだろうし、色合いに失敗しても再挑戦は簡単だ。『琥珀色の想い出』はなかなかの名曲ですが、”暖白色”もDIYのやりがいになるような想い出になって欲しいものです。
Posted at 2019/07/01 07:25:48 | |
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農作業 | 日記