
稲刈りの気配がないため(親戚で共同作業してますので、招集が来なければ自由)、本日はビニールハウスの秋耕起・修繕・屋根ビニール剥ぎ作業です。
予定では、1)私が防鳥ネット撤去、2)家人がトラクターでハウス4棟分耕起、3)共同で屋根ビニール剥ぎ、4)時間があれば私が修繕作業、となってます。
ビニールハウスの秋終いについては、マルチ撤去→防鳥ネット撤去→耕起→屋根ビニール剥ぎ→褄(つま)ビニール撤去→扉撤去、の順にいきます。

防鳥ネットを外します。
防鳥ネットは縦約1.5m、長さ約30mの超横長で、上下にガイド用の紐を通しています。そのガイド紐に即して回収すればいいんですが・・・、文章で表現するのと実作業ではえらく異なる。

この通り、マルチは先週撤去してました。トルコキキョウが咲いており、このまま耕起するのはもったいないので、数本収穫。

品種によっては夏に取った跡に二番花が花芽を付けてきているのもありまして、もっともったいない。

そういうのには灌水します。

この花はあとで部屋に飾りました。

ところでヤンマートラクターのエアコン、壊れたままです。今は暖房のまま固定になっており、ファンを切っていても暖気が流入し非常に暑い!

1棟目終了。続けて、あと3棟分実施。

耕起が終わったので屋根ビニールを剥ぎます。
屋根や側面を押さえているテープ(マイカ線)を片付けます。

その際、必要になるのが腰に付ける工具箱、小物を収納するためです。ウチでは方言で”ツボケ”というのを用います。まぁ大工さんが使う工具袋でもいいんでしょうが、家人がこういうのを作るのが好きなんです。ちなみに赤いのはエーモンの内張り剥がしです。
さて、ツボケですが。
津軽弁ではネガティブな意味合いがあるようですが(ネットで初めて知った^^;)、ツボケのうち”ツボ”はたぶん”壺”から来てるんだろうけど、でも”ケ”はなんだろう?しっとるけ?岩手の方言では小さくて可愛いものの呼び名の最後に”こ”を付けます。「猫の子供」なら『ネゴノコッコ(猫の子っこ)』、「牛の子供」なら『ベゴノコッコ(牛の子っこ)』。それの派生でしょうか?いや、つぼけは特に可愛くもないが(笑)。

側面の∧∨∧∨∧∨∧∨・・・のテープを外し、

狭い間隔で屋根を押さえていたテープも外し、

引っ張って、

降ろしました。

天気は悪いが、幸い無風。作業は順調です。

肩幅サイズにハリセン形状に畳んでいきます。

屋根は終了。家人がテープの収納をしている間、私は側面くるくるの歪みを直します。ビニールハウスを建てた時は一直線になっていたはずの側面パイプ。側面ビニールを貼り替えたり、パイプの腐食が発生したりすると、ビニールの巻き具合が均一にならず、山盛りが出来てしまいます。
before

御覧の通りビニールの巻きが一様ではなく、左側がよりキツく強制的に巻かれているように見えます。こういう時はジョイント部が腐食してジョイントとパイプの結合が壊れ、パイプが空回りしている場合がほとんどです。

空回りするんだけどビニールが裂けずに追従していき、しわの部分だけ厚みが増して厚くなって山様に盛り上がる・・・、という感じでしょうか?

ビニールを外してジョイント部を確認します。結局は左右どちらも空回りしており、ジョイントそのものの交換が必要でした。この錆び具合だと10年位は経っているでしょうか?

在庫品に交換です。

本来はジョイント内で左右からのパイプを突き合わせて、この穴で突き合わせを目視確認すべき。

今回は少し長さが足りず、ネジ留め可能位置まで外側にズラして空隙を設けた。

完成。after
本日は写真は撮っていないが、もう1箇所別なハウスの山盛り箇所も修繕、こっちは単純にネジが緩んでいただけだった。

鳥が南下していきます。鳴き声的には白鳥ではないだろうが、渡り鳥が来ると冬が近いってか。

これに似てる?
Posted at 2019/09/28 21:34:24 | |
トラックバック(0) |
農作業 | 日記