
えぇ、まぁ自分的にはミニキャブ3台にキーレスエントリのインストールを施工したので、知識と経験はあるつもり。
他人の車は、お気に入りのキャバ嬢の車を除いては、アドバイスする程度ならやってあげてもいい。
でも必ず不具合は出る。
まず施工ミス、素人なんだからしょうがない。だから他人の車には手を出してはいけないんですね。
次に製品自体の品質不良、安いのには訳がある。事前テストは必須だし、販売店に苦情を言っても「自己責任で」とか「ウチは売っているだけなんで」とスルーされるのがオチだ。
最後に経年劣化、1年も使えば配線が切れたり、接続が緩んだりとトラブルは出る。

というわけで前置きが長くなったが、自分が出入りする引違戸の鍵が折れた。この鍵、おそらく昭和の時代のサッシに付いていたものだと思うが、長年の使用で反っていたところをペンチで矯正しようとしたら、そのまま逝ってしまった。
悲しいことにスペアキーも見つからない。
仕方ないので家への出入りは車庫の電動シャッターを開け閉めして(いつも引違戸の休憩室からガレージに入って、階段を登って、さらに渡り廊下を通って家に入っている)いたのだが、

この際だからキーシリンダーごと交換してみることにした。
通販をみたら汎用キットがあるではないか!しかもディンプルキーが5本セットだ。サイトでのサイズの説明が今ひとつ分からないが、早速オーダー(←オイオイ)。

本日納品。

早速交換、サイズが合う保証はないが挑戦あるのみ。
製品は屋外戸と屋内戸をそれぞれ挟む形で「ケース」と「化粧座」に分かれる。人目につく方が化粧座で、見えにくいところで、かつメカニカルな機構が付いているのがケースだ。
まずは古いケースを外します。上下ネジ2本で留まっているだけ。

こちらは屋外戸のケースから見た方。

上下左右の位置ズレは余りないのでサイズは合っていた。が、このあと微調整に手間取った。
新しいケースを装着。

次に屋内戸の化粧座とケースを外します。ここで気が付いたんですが、スペーサーが2枚はまってました。スペーサーも微調整に必要です。

こちらは屋内戸のケースから見た方。

スペーサーを2枚入れ、ネジを締めた。では施錠開錠の試験。
『閉』はキツイ・・・。

『開』もキツイ。
戸をロックする機構(写真には出せない)が、互いに噛み合わない。微妙に扉同士の位置が近すぎるようだ。

ネジが若干浮いてますね。そう、鍵のパーツだからしっかり扉にくっついていないと困ると思い、きつく締めたらキツ過ぎだった。
施錠開錠の回転がスムーズになるよう微妙な加減を調整して緩めて、ロック機構が離れるようにしてみた。
そういえばキーレスエントリーのアクチュエーターが動かすロッドの曲げ加工みたいな感じだ。ここでキーレスエントリ3台施工の経験が発揮されたわけ。

そうそう、ここにですね、まるで注油してくれとばかりに穴が開いてまして、せっかくですからグリースをさしておきました。
初めてやったキーエントリのインストール無事終了です。
あっ、物理キーあっての開閉なのでキーエントリです。
Posted at 2019/11/28 21:51:41 | |
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