
ソーシャルディスタンスにピッタリの行動、『ひとりガレージ整理』。今回の行動はスピーカーボックスの作成です。ガレージの整理そのものは、棚・キャビネット類の移動と物の収納はほぼ完了、あとは気兼ねなくガレージに籠もれるよう快適環境を作り上げたい。
ガレージオーディオ構築はそのラストステップです。
電源とデッキは用意したのであとはスピーカーとラジオアンテナを設置するだけなんですが、買うのはもったいない。ジャンク備品などを利用して安価に仕上げたい。

まずスピーカー。友人のホンダライフJB6のフロントスピーカー交換で摘出された純正16cmスピーカーがまだ手元にあったので、これを流用(写真は4年半前)。
その時の様子はこちら。

端子は在庫の250型メスを使用予定。

軽自動車なのに16cmだったのだが、コーンがチープさを感じさせるし、マグネットも弱い。取り付けブラケットはライフ専用で、これを他車に流用は無理だ。しかも取り付けビス穴などもない。

肝心のスピーカーボックスだが、木材の材質としてはより密で重くて硬いものがよいが、何よりこのライフスピーカーが納まるサイズでないと困るし、カットなどを自分でする気はない(後述)。
ホームセンターに行ったらこんなのがあった、2個で2千円。木材としては軽い材質で小物入れに使うもののよう、よく言えばジュエリーボックスだ。

中央にクロスの仕切り板があり、これを外すと、

なんという偶然、ピッタリ収まる。四辺のうち、上と横1箇所で1cmくらい広い感じだ。これは隙間を埋めれば使いものにはなるだろう。

背面にスピーカーコード用の穴を開け、

軽くペーパーをかけて、脱脂して、

艶消しブラックで缶塗装。二日間で2回塗った。

思ってたより黒くならず、江戸時代の長屋の板戸って感じだ。いや、知らないけど。

これから内面にレアルシルトを貼ります。いうまでもなくスピーカーボックスには防振・制震の能力が求められるし、若干でも重くなればスピーカーの振動に耐えることができる。

これでレアルシルトも全部使い切った。ekスポーツのデッドニングの時に買ったものだから6年間でようやく消費しきった。

スピーカー配線出口にはゴムグロメットを挿入(これも在庫)。

一応完成、動作確認OK。あとは前面を覆います。

海女損でスピーカーメッシュを購入、1600円くらい。

メッシュと縁のリングが2式。

理想は『このボックスに四角の蓋を付けて中央を16cmの円周状に切り抜き、スピーカーカバーをスピーカーにビス留めする』のだが、そんなに精度の高い大工仕事は無理。

そこで木っ端を空きスペースに詰め込んで、スピーカーを動かないようにした。今までの説明で触れてはいないが「スピーカー自体はこの木製ボックスにビス留めされていない」ので、下に向けると落ちてくる。

メッシュをかけて、

リングをビス留めした。

あとは四隅に化粧用の銀テープを貼った(これはエンジン静音処理時の防音材を留めるテープで、ekスポーツで施工した時の余りもの)。
完成1

完成2

完成3
さてと肝心の音質ですが、直接経費4千円程度って感じ。指向性が強くて耳の向きに入ってくれば4千円程度に聴こえるが、外れるとポータブルラジオって感じになる(音がこもって抜けがない)。デッドニング材などを入れ込んだので重量はそこそこ重くはなったが、スピーカーボックス内部で音を反響させるということには程遠い。
ソーシャルディスタンス(つーか、ひきこもり)のネタとしては楽しいDIYであったけど(笑)。
Posted at 2020/04/26 21:21:39 | |
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DIY | 日記