
履くだけでどんどん背が高くなる!
ネットショッピングを眺めていたら、シークレットブーツってけっこうマジメつーか、普通のアイテムじゃん?商品広告もそこそこ洒落ていて、笑うところはほぼ無い。
さて、そんな中、足の短い自分に御褒美です。

脚が腐れて折れた脚立(写真再掲)。

とにかく腐食が酷いので、外科手術です。

腐食のあった2本を切断し、

当初の長さに戻すために、パイプを繋ぎます。とはいえ溶接はできないので差し込んだ上で重なったところをボルト締めします。たぶん脚立の脚の直径は25mm、手持ちのパイプは22mm、なので足先が細くなる延長を行います。ウチではパイプハウスで一番多いサイズが22mmでしたので、ゴロゴロと端材があるのです。
パイプを差し込んで、

ポンチを打ちます。

2本重ねて穿孔、真上から垂直にビッドが立つように気を付けます。

貫通後はステッピングドリルでM6サイズに穴を拡げました。

これは手持ちのM6の30mm、

先っちょがわずかしか出ず、結局35mmのボルトを買うハメに。
穿孔が完了しましたので、では塗装の下準備です。
今回は手持ちのサビサビパイプで応急処置するので色違いが目立ち、このまま繋ぐと足元がシークレットになりません。それと脚立自体も錆と塗装剥げが著しいので防錆の意味も含んでの塗装を行います。

紙ヤスリで脚立全体と継ぎ足しパイプを擦ります。その後で脱脂、プラサフ、ラッカー塗装と進めます。

正直言いましてプラサフには一般的な知識しか無く、どういう効果があるのか、どのくらい塗布すればよいのかが分かりません。今回は練習的な意味合いでもあります。

まずは継ぎ足しパイプに塗布してみました。

塗装ブースに運んで、裏側に廃棄予定ビニールを拡げます。

では開始です。
脚立のトップ(天板?)は後方が養生できていませんので、改めて姿勢を変えてやります。
下から2段目を飛ばしているのは前後を入れ替える際の持ち手とするため、です。
前回脚立の塗装をやったときは全部一気に塗ったので、ハンドリングできなくなって困ったよ。

天板付近と持ち手のあたりをもう少し攻めてみた。

1日おいた後、脚立を横にしたり前後を反転したりして天板付近を塗った。そして持ち手付近も全部塗った(写真では塗り不足ですが、このあと再度塗っております)。
以前の塗装失敗では、「錆取り・脱脂もせず」「錆取り・脱脂はしたが、プラサフせず」で2度ほど大きな失敗をした。今回はその失敗の轍を踏まぬよう、脚立ではあるが慎重な塗装をやっており、これで成果を出したいものだ。
ラッカー塗装に関してはいずれアップします。本日はここまで。
Posted at 2020/10/28 21:22:07 | |
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DIY | 日記