
オリビア・ニュートン=ジョンに反応する方は、けっこうアレな世代かと思います。原題だと『Have You Never Been Mellow/ハブ・ユー・ネバー・ビーン・メロー』なわけですが、それがなんで『そよ風の誘惑』になるのか・・・?タイトルを日本語的にやさしい・可愛い・ソフト・爽やか的なイメージに勝手に改変するのは昔はよくあったことです、『愛と青春の旅立ち』とか。
しかし『聖子ちゃんカット』って、今の時代でもいいよね。

現在、ビニールハウスの屋根ビニールをかける作業真っ最中ですが、これも天気次第、風雪や強風中は施工厳禁です。
この日は前日雨が降ったことから湿気が抜けず、翌朝は御覧の通り強霧。

地面には水溜まりは見えないものの、

ビニールが載っかる肝心のパイプには、

水滴がびっちり。ご想像の通り、屋根ビニールに水滴がつくとパイプを滑走する際に摩擦になってしまうので、作業厳禁(ちなみに霜はツルツル滑るので逆に好都合)。濡れた際は当日10時頃(遅くともこの時点から開始しないと日暮れまでに終えられないため)までに乾くのを待つか、翌日に仕切り直しとなります。
朝8時過ぎに天気は回復し、晴れてきた。し・か・し、風がやや強い。
イメージですが、風が”さ~っ”って吹く程度なら”Go!"、今回は”ぶわ~っ”て感じ、いつもなら作業を諦める程の強さだ。

こんなだ。しかし今回は秘策を考えてきた(写真は施工終盤で、秘策を実施済み)。

その秘策とは、『パイプに持ち上げたビニールの上に数ヶ所ハウステープを緩すぎず、きつすぎぬよう掛けておく(終端をきっちり結束して)』だ。通常なら屋根ビニールを掛けた後に固定のためにきつく掛けるハウステープをやや緩めにかけておく。これで風で煽られてもハウステープに数ヶ所引っかかって、飛んでいかないようになる・・・はず。

これは屋根の中盤までビニールを引き上げたところの写真。写真を撮るほど状況は安定していて、自分に余裕があるという事だ。

上手くいった!

外周のビニペットにスプリングを掛け、取り敢えず安心。
これからハウステープを掛けていきます。ただ風が強く、テープの先頭に重しとして付けている団子が流されて、なぜか1箇所(笑)に溜まってしまった。こうなるとどれからテープを解いていったらいいのか分からなくなる。重なってしまったテープ類について間違って下のテープを触ってしまうと、絡まってしまうし。これは困った、

対策としては、
まず投げるハウステープを3,4本程度にしておく。
私は右利きなので、ハウスに面してハウステープを投げながら右端から左へ移動していく。
一気に解かない(複数作業員で同時に解かない)。
ということは『より左側のテープが重なりの上に来る』ことになるので、ハウスの反対側に移動したら右側から3,4本ずつテープを矯正していけばいい訳だ。
この日は遅れながらも無事終了、これからはちょっとした風なら作業できるようになった。今までは「風が吹けば作業は中止、本日は休息日」であったが、これからはそよ風程度なら作業をしろということだな、まさに『そよ風の(作業)誘惑』だ。
Posted at 2022/04/07 23:33:57 | |
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農作業 | 日記