
構想3ヶ月、半日作業2日のDIYが無事終了しました。DIY作業そのものは整備手帳に書きますが、今回のブログはそれに連なるちょっとした調べものです。DIYはスペイドに「リバース連動ミラー下降装置」の取付でして、メーカーは信頼の『パーソナルCARパーツ』さん、今までもサウンドアンサーバックやキーレス連動ミラー格納を購入、取付してきました。
さてと今回の製品は「運転中に(AT車なら)リバースにシフトチェンジすると助手席ミラーが若干下向きに、リバースから抜けると復帰する」というもので、「バックランプ電源の確保がキモ」となってます。ということでこいつを探すのですが、もう一つ条件としては”電源を取りやすいこと”が挙げられます。勿論本製品の取説には推奨の電源ジャックポイントも記されてますので、そこに準拠したら比較的楽でしょうな。しかし私はひねくれものなので、推奨ポイント以外でDIYしやすいところを探したい、というのが今回のブログの趣旨。

では探索開始。
バックランプ電源というと一番わかりやすいのがバックランプの電球直下。
うちのスペイドはバックカメラ取付の際に左バックランプ(赤黒線)からプラス配線を引きまわしてるので、

これから取ればいい。問題は今回の製品がミラーコントロール近くに設置しなければならないことから、車内をほぼ対角線上に配線することになるので、3mくらいカーペットやパネルの隙間に隠さないといけない。

この配線図ではジャンクションボックスから紫線がバックランプ付近まで行っているようにみえるが、

運転席スカッフプレート下にあるコルゲートチューブにぶっとい紫線があるがこれではなかった。ここだったら作業にはすごく具合が良いが、実際の配線はたぶん違うところを這っているのだろう。

再掲
この図ではバックランプ線がECUから赤線1本でジャンクションボックス(以下”JB"3Cの33番ピンに入って、JBの3Dの28番、29番に分岐して左右のバックランプにそれぞれ繋がっていくように見える(ちなみに右側バックランプまでは紫で配線されてるようにも見えたのでスカッフプレート下を探した次第)。

じゃあ、JBの3C、3Dにアクセス出来たらよくね?助手席足元にあるようだし。

これが技術CDのJB図。3Cの33ピンに赤線でバックランプ電源が来ているはずなので、ATシフトをリバースにして、ここのピンに12Vが来てたら備後。

テスターのリードに細線を繋いで確認、ちゃんとリバース時に12V通電してました。

分岐方法はみんなお嫌い分岐タップで。対象線がかなり細いので0.2sq対応を使用。

ウチのスペイドは以前のDIYで助手席側から運転席側へ配線を数本通しており、それをコルゲートチューブで覆っています。今回のバックランプ線はこのコルゲートチューブに同梱させます。
やり方は運転席側から0.2sqのダブルケーブル(これしかなかった!)をぐいぐいと押し込んでいきます。コツはなるべくコルゲートチューブを平行にすること。

貫通。
今回の結論としてはバックランプ電源は、メーカー推奨ではない、JBから取って運転席に渡す、という方法を取りました。テストでは通電ほかOKでしたので、これで製品取付と進みます。以下は整備手帳に記載していきます。アップはいつになるかなぁ~(笑)。
Posted at 2023/09/06 23:03:33 | |
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DIY | 日記