2013年06月21日
F-1の新エンジンとホンダの復帰
ホンダが2015年からF-1に復帰しますよね
しかもかつて16戦中15勝で最強の名をほしいままにしたマクラーレンとタッグを
先日の鈴鹿パレードランオフに行った時にポスターか何かあるかと思いましたがなんにも無かった(笑
まぁ、まだ1年以上ありますからね
さて、ホンダがF-1に復帰したきっかけの一つがエンジン規定の大幅変更があると思います
それがどれほどの大変化なのかここでまとめてみましょう
新しいエンジンの基幹となるのはV8、2.4ℓからV6、1.6ℓターボへ
コレは主に欧州で見られるダウンサイジングと見てもいいのかな
しかも直噴化されるのもトレンド
現行の2.4ℓがおおよそ750PSに対して排気量が2/3になったら500PS程度にしかならない
コレをターボで補い、600PS程度を目指すそうです
ん?
600PSしかないの?
もっと出せるでしょ??
と思ったアナタは正しい
かつては1.5ℓで1500PSという時代も有りました
今回の規定では最高回転数が15000rpm(現行は18000rpm)
しかも新規定では燃料消費量が厳しく制限される
最大搭載量は100kg
最大流量も100kg/h
現行は規定なしだが、おおよそで言えば搭載量が160kg、流量は170kg/h
今までどおりの設計では完走もできない計算である
これが600PSしかない理由である
もう一つ
現行ではKERS・運動エネルギー回生システム(Kinetic Energy-Recovery system)を搭載しています
制動時のエネルギーを回収・蓄積して加速時に電動アシストする仕組み
これがERS・エネルギー回生システム(Energy-Recovery System)となる
制動時(ERS-K)だけでなく熱エネルギーも回収(ERS-H)される
ERS-Hはターボと同軸上に置いたモーター/ジェネレーター(MGU)で回収される
これはターボで発電するってことと考えていいんですかね?
これまで以上にF-1マシンがハイブリッド化するのが間違いないですね
ここまで書いたら、ホンダが復帰する理由がわかるような・・・
つまりこれまで以上にエンジンを高効率化させる必要があり、ターボやERSでダウンサイジングやハイブリッド化。そして捨てていた排気エネルギーや制動時のエネルギーを回収させる
世界の自動車が今向かっている方向に近いと思います
正直、今のF-1が技術が特化しすぎて市販車とはかけ離れたものになったものになっていましたが
コレは宣伝で「F-1の技術を取り入れました」と堂々と言えるって事w
まさに走る実験室ですね
ホンダは新規定から一年遅れての参戦ですが、恐らくエンジン開発は凍結されるでしょうからそれほど大きなハンデにはならないかも
あとは
日本人を乗せてくれ!
マクラーレンでは難しいかもしれませんが、他チームへの供給も噂されますから(ロータス?、ザウバー?)
小林可夢偉とか
佐藤琢磨とか
特に琢磨はインディのチャンピオンも十分射程圏内ですからインディチャンピオンの称号を引っさげてマクラーレンでF-1復活ってのはどうでしょうか
あ、ルノーが新エンジンのエンジン音を公開しました
思ったほど悪くはないですかね?
でもやっぱり迫力ないかな?
ちょっと懐かしい気もしますw
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Posted at
2013/06/21 22:14:06
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