
日本ではテレビシリーズがヒットすると劇場公開するパターンが多いですね
しかし、今年は今のところ「信長協奏曲」と「あぶない刑事」しかその予定がないというある意味異常な事態(?)
で、今日見てきたのもテレビシリーズですが特別篇として製作された1本が劇場公開されました。
大好きなシリーズでしたので公開決定から楽しみに待ってました!
こんなことも書いてますw ○
SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁
19世紀、ビクトリア朝時代の英国ロンドン。
バルコニーから銃を乱射したのちに自殺したリコレッティ夫人。しかしその後、リコレッティ夫人は夫の前に現れ夫を射殺するという不可解な事件が発生
ホームズとワトソンはレストレード警部からこの事件の解決を依頼される。
出演/ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン
監督/ダグラス・マッキノン
英国BBCの人気テレビシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」
このシリーズはコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を現代に置き換えて製作されたシリーズ。
スマホを片手にロンドンタクシーでロンドンを駆け巡るホームズとワトソンという設定の面白さももちろん、1話90分という長さもあり、正に映画並の出来。
しかし、今作は原作通りの19世紀を舞台とした特別篇。イギリスでは1月1日に放送されて驚異的な視聴率を獲得。
日本では劇場公開されました!
当然、ミステリーですのでストーリーは一切書きません!
内容は超満足!!
このシリーズは3シーズン全9話ありますがハズレは一本も無いと思うほどクオリティが超高いですが、スピンオフ的な本作でも正にシリーズの一本として同等以上の出来
その独特な世界観は健在。
特別篇ということでシリーズには直接関係無いかな?
と思ってシリーズ見ていない方が「見てみようかな?」と思っている方には
おススメしません!
何故なら、キャラクターの説明が一切なされてないのでまず誰が誰だか分からなくて混乱しかねないのと・・・・
以下省略(ぇ?
しかし、カンバーバッチは見事にホームズでしたね

シリーズ最初は「イメージ違うけど現代版だからOK」と思ってたのに、今となってみるともうホームズ以外の何物でもないし
フリーマンのワトソンも

口ひげを蓄えて(シリーズでは散々な評判だったがw)ツイードのスーツとソフト帽で見事ワトソンそのもの
シリーズおなじみのレギュラーもそのまま(でない方もいますが)続々登場
小ネタも満載でシリーズファン、原作ファンはクスクスすること請け合い
今回、ストーリーは原作を元にはしてませんが、”リコレッティの忌まわしき花嫁”は「マスグレーヴ家の儀式書」に語られざる事件として存在しますし、
有名なあのシーンやあのシーンも見事に再現
9.3点/10点満点
シリーズ大ファンの自分の得点ですが、お初の方は遥かに低い点になる可能性大
一見さんお断りな作りですので
あと、薄暗いゴシックホラー調のミステリーかと思いきや後半で・・・・という展開もどうだか(え!?!とう展開w
ま、もともとこのシリーズはそういう意外な展開は珍しくないので許容範囲?
元々は2時間ドラマなので本篇の長さは90分と短め
冒頭と最後に特典映像が付いているのでそれもファンには面白い(けど、メイキングを映画館で見てるのはちょっと違和感w)
これに先立って先週末にはレンタルで
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」という映画を見ました
主演はカンバーバッチ

第二次世界大戦中、ナチスの解読不可能な暗号器・エニグマの解読に挑んだ天才数学者、アラン・チューリングを描いた実話をベースとした作品
現在のコンピューターの基を作り上げながらも社会的に抹殺(?)されたチューリングという人物のことも初めて知りました
天才的な頭脳を持つ反面、人付き合いが苦手というある意味シャーロックにも似た役柄だけど全く受ける印象は違う
ひたすら内向的で、当時は公にできない特異なこともあり、シャーロックのような高飛車な態度ではない
カンバーバッチ以下、英国キャストの演技が見事な傑作でした
公開館が少なくて見逃してましたが、映画館でこそ見るべき一本だったと後悔w
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Posted at
2016/02/20 22:47:58