
土曜はいい天気で春到来を思わせる気候でした
雨の中長距離走ったデミオは凍結防止剤と泥と花粉でヒドイことにw
映画館の駐車場に停めてるのを見て思わずため息w
今週公開
運び屋
ユリ園を経営するアール・ストーンは品評会でも優勝するほどの名士だったが、時代の流れに対応できずやむなく農園を閉鎖、自宅も差し押さえられてしまう。仕事第一で家庭を顧みなかったことで妻や娘からも疎遠になり孫の結婚式にも追い出されてしまう。
金に困ったアールに簡単な仕事の誘いが入る。指定された場所に荷物を運ぶだけだが、その報酬の大きさに驚くアール。その荷物とは大量のコカインだった。
出演/クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、マイケル・ペーニャ、アリソン・イーストウッド
監督/クリント・イーストウッド
福井コロナワールド 字幕 115分
今年には御年88歳(!)のイーストウッド監督最新作は10年ぶりとなる兼主演。
監督主演としては史上最高齢ではないのかな?と思う(そういうふれこみが無いので違うのかな?)
今回も実話を基にしている。
大量のコカインの動きを察知したDEA(麻薬取締局)がタタと呼ばれる凄腕の運び屋を逮捕したらなんと90歳の老人だったというお話。
久しぶり見るイーストウッドはやはり歳とってましたね・・・
かつてのダーティーハリーの面影も無く
背中は曲がりとぼとぼと歩いてて・・
年齢を考えれば当然なんですけど
(B・クーパー曰く、それは演技だそうでw)
家族関係が崩壊してまい、それを補うべく金を稼ごうとヤバイ仕事に手を出すという流れも説明をキッチリ描いているのでむしろ共感してしまい、
彼を探し出そうとするDEAとの駆け引きはハラハラして中々面白い
それにところどころに笑いがちりばめられてて(エロじじいめw
面白かったです
まさかこんな老人が運び屋だとは思われないので大きなヤマも成功させ、麻薬カルテルのボスからも一目置かれたりw
オンボロトラックに乗ってたのに、いきなりピカピカの新車に乗り換えてたり
その人柄の良さからカルテルのチンピラとも妙に仲良くなったり、体よく職質してきた警官を追っ払ったりとwww
カルテルの命令通りには動かず、あっちこっち寄り道したり、人助けしたりしてカルテルの監視役をやきもきさせたりw
でも結果的に捜査当局をも翻弄させてシッポを掴ませない。
意外にも飄々とした演技でした
でも家族との関係を何よりも思い(崩壊させた自分への戒め
疎遠になっていた娘との絆を復活させようとするドラマもきっちり描かれてます
出演陣は豪華です
上記以外にもローレンス・フィッシュバーンや、アンディ・ガルシアも出ています
中でも娘のアイリスを演じたのは

実の娘であるアリソン・イーストウッド
ラストは涙を流すほどでは無いですがジーンと心に染み入る感じで感動的です
8.8点/10点満点
原題の”The Mule"とはラバ(ロバと馬の混血)のことなんだけど、隠語で「運び屋」という意味らしい
ミュールと言えばサンダルのことも意味するけどどういう関連があるんだろうかw
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Posted at
2019/03/10 11:56:17